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過渡期終焉装備サバゲ「DISASTERZ(デザスターズ)」


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2008年04月01日

YZ-114SP実働


先日買ったYOKOMOの新製品「YZ-114SP」。名機YZ-114A/Dの後継機です。

シンプルなコンソールと堅実な充電で6年以上に渡り定番商品だった114A/Dの後釜だけ
あって、非常に良い充電器です。114A/Dで1個だったコンソールボタンが4個に増えたので
操作が面倒そうだなと思ってましたが、そんな事はありませんでした(^^;



114SPに4つあるボタンは一番左がバッテリータイプ切り替えボタン。
中央二つがセレクトボタン。一番右がENTERボタンです。非常に簡単。

バッテリータイプの切り替えは「ニッケル系」と「リチウム系」で分かれているので、通常
の使用ではニッケル系固定なのでほとんど使いません。

少し面倒なのはデルタピーク感知電圧を設定する事で、これはニッケル水素とニッカドで
大きく違いますので、それぞれのバッテリーを充電する場合は設定しなおさなければ
なりません。
私の場合は全てニッケル水素なのでほとんど設定変更しません。

充電メニューは「充電」「放電」「放電後充電」「繰り返し充電(活性化)」があり、
これは114A/Dと同じです。




液晶パネルには、充電時間、充電済み(放電済み)電量、充電電流、充電電圧、温度、
が表示されます。
私はそれほどシビアにバッテリー管理してないので温度センサー(付属してます)を
取り付けていません(^^;


充電時の旧114A/Dとの大きな違いは、充電電流が一定している事です。旧114A/Dでも
電圧は自動設定だったのですが、電流はアナログダイアルで任意設定で、ダイアル表示を
1.5Aなどに設定しても、実際の充電電流はバッテリーコンディションにより前後に1~2割は
振れていました。そのせいで、オートカットが早めに作動したりなどもあったと思います。

114SPの場合は、コンソールにて「1.5A」と設定すれば、回路抵抗をモニターしているのか
常に1.5Aで充電しています。そのせいか、かなりキッカリと充電出来ます。


あと、満充電時にあまり派手な音が鳴らないのも良いところです(^^



そんでもって、先月から試しに使っている新ブランドバッテリー。



FireFox。
ファイアーフォックスってネーミングが良いです。ロシア語で考えて飛ばす戦闘機ですね(^^;
中国製セルの中国ブランドのバッテリーです。
セルメーカーとパッケージングメーカーが同じ会社って珍しいような??



タイプはスティック型の8セルで9.6V。イノカツAKM用に使ってみました。
使用感は非常に良いです。Interect1400セルより出力は上です。

このFireFox1500セルですが、最初は1.5A(1C)で充電していましたが、そうすると
電動ガン作動時に速く回りすぎるので、今は0.5Aでマッタリと充電してます(^^;
それだとノーマル電動ガンでも大丈夫です。というかノーマルには8.4Vですね(^^;;
フルオートメインだと3000発以上は軽く撃てます。もうミニバッテリー機種が不利とは
言えません。


アトラスのForceMAX1500セルや、中国製HiEnergy1500セルもそうですが、この
1500容量のミニセルはどれもかなり高性能ですね。今までのNiMHセルを越える
どころか、ニッカドセルの高放電型よりも出力が上です。もうニッスイの時代ですね。

ニッカドラージセルでも1700や2400が名作と言われていますが、メーカーが違って
いても同じ容量のセルがどれも調子が良いのは、原材料となる鉱物の成分や構成比
が同じだからだそうです。もちろんセルメーカーによってセルクオリティに差は出ます
し、パッケージングメーカーによって組み上げ精度にも差が出ますが、元となる
スペックは基本的に同容量セルの場合同じになるようです。

なので前作1400セルも当たりですが、今回の1500セルは各社どれも大当たりみたい
ですね(^^ 同様にいわゆる「ハズレ」となる容量ロットのものもあります。


HiEnergyもFireFoxも中国製です。コピー技術ばかりだと思っていた中国製品が
最近どれも高品質になってきています。ビックリです。

数十年前アメリカでの日本の評価は「アジアの小国」でしたが、家電や自動車など
高品質の日本製品を見てアメリカ人もビックリしたでしょう。

トイガン業界では今まさにそれですね。日本ブランドも頑張りたいところです。  


Posted by 明日香太郎 at 11:13その他雑記