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過渡期終焉装備サバゲ「DISASTERZ(デザスターズ)」


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2008年06月22日

AKマガジンあれこれⅢ


(前回の補足)

前回紹介した中国製AK用マガジンですが、63式騎銃用のマガジンはボルトストップ機構
が付いているようですが、56式小銃用のマガジンには基本的には無いようです。

ですので米国でチャイニーズマガジンと言われているものはだいたいは63式用の
ものみたいです。

調べていて気づきましたが、63式はライフルストックで着脱式マガジン、7.62x39mmの
ミドルクラスカートリッジでのかなり低速のフルオートマチック(5発/秒前後に見えます)と、
訓練の行き届いていない民兵などには持って来いのライフルぽいです。



(63式フルオートマチック射撃)


微妙に時代に取り残された感のあるSKSの完成形とも言えるつくりです(^^
まあ、中国製なのでクオリティ的にはどうなんだか分かりませんが(^^;



今回はブルガリア製他のプラスチックマガジンです。

ブルガリアというとアーセナルですが、マガジンなども全て同社が作っているんでしょうか。
ともあれアーセナルはUS法人があるので、米国での販路もあり販売チャンネルなどを
見ていても実用品としてはロシア製や中国製よりシェアは上のように見えます。




ブルガリア製マガジンは色も豊富で色々あります。残弾確認が容易なクリアータイプも。




このタイプの40連型もあります。
側面に30連型には無い「《10》」というマークがあります。意味は+10発とか?(^^;

トイガン用もプラスチック製なら切り貼りしやすいので、40連型作ってみても面白いかも。




側面にブレットマークの入った40連マガジンもありました。あまり見かけないタイプです。



米国で一般的に販売されているAK用プラスチックマガジンはブルガリア製のようですが、
よく似たワッフル型(英語圏実銃用でも「Waffle Type」というようです)マガジンで
フィンランド製のものがあります。




バルメ(Valmet)RK-62-76系ライフル用のマガジンで、それ以前にフィンランド軍が
使用していたAK-47と互換性を持たせているため、バルメ用7.62mmマガジンも
各国AK/AKMクローンに互換しているようです。

形状としてはブルガリア製が縦線が3本で、フィンランド製が2本。
脱落防止用?のループは有ったり無かったりするようです。



(ループ無しのもの)

トイガン用ではブルガリアタイプよりも、このフィンランドタイプの方が多くモデル化
されているようです。実銃米国シェアとは逆ですね。
シルエット的にはループのあるフィンランドタイプの方が見栄えが良いですし(^^


フィンランドタイプマガジンといえば、「M90タイプマガジン」がトイガン用として発売されて
いたと思います。ワッフル型の5.56mmタイプマガジンです。
M90はRK-62-76のここ最近の改修型です。

RK-62には早くから7.62x39mmと5.56x45mmの2バリエーションがあり、モデル90にも
両方のバージョンがあります。



(RKm-62-76と5.56mm型スチールマガジン)

RK62はイスラエルのガリルライフルのレシーバーのベースとなっていますので、RK用の
5.56mmマガジンはガリルに互換するんじゃないかなと思うのです。
なので、トイガン用ガリルマガジンが無い人にはM90タイプでも実銃的にオカシク無いんじゃ
ないかなと(^^; ちゃんとしたガリル用マガジン中々発売されませんしね。



(またつづきます)  


Posted by 明日香太郎 at 18:44その他雑記