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過渡期終焉装備サバゲ「DISASTERZ(デザスターズ)」


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2008年12月29日

アフガン-イラクself made gun


何年か前から友人やパーツメーカーさんとトイガン用のパーツを作ったり
していますが、トイガンパーツであっても手間やコスト、出来る事と出来ない事
などがすごく大変です。

中東や東南アジアの第三国メイドの密造銃であっても、かなりの手間が
掛るはずですし、そういった国の場合設備的な問題も大きいと思います。


アフガンやイラクの場合は密造銃といっても、自動小銃などは
壊れたライフルなどのリビルト品がメインです。いわゆる寄せ集め。

ライフリングの無いスムースボアですと、単発式のものでしたら
現地設備でも出来そうです。

同様にスムースボアのオープンボルト式SMG程度でも、完全に
イチから作る事も可能でしょうし、フィリピンあたりでは実際に
作っているようです。




リビルトAK各種。どれもこれも変な組み合わせのものばかりです(^^;

右側のものは外観はAKMSなのに5.45㎜のマガジンです。
クリンコフもストック基部が右畳の東独タイプで、ストックも変。
左から二番目もMPi-KMSっぽいですが、リアサイトが1000mっぽいですし
ガスパイプにも穴があるAK-47タイプです。


クリンコフ+東独ストックは1/6フィギュアの小物で見たことあったの
ですが、実際にもやっぱり「有り得る」んですね(^^;


こういうリビルト製作の場合、ハンマーとヤスリくらいでいけそうですが、
それ以上となると工場設備が無いと大変です。

とはいっても、粘土で作った炉で鉄を溶かし砂型で鋳造、ハンマーと
アテ木でプレス成型してキリやヤスリで仕上げなど、いわゆる鍛冶屋さん
的な手作業でも出来なくはありません。




くず鉄もリサイクル資源として先進国以上に重要です。
こういうものが密造銃の材料になるのを防ぐためか、政府や公的機関が
買取もしているそうです。




カートリッジ。ここまで緑青吹いてても使えるんでしょうか?
AKでなら使えそうですね(^^;




ハンドガードも削り出し。
木製のハンドガードは破損しやすそうですし、鉄パーツよりは
造りやすそうなので、ローカルメイド品も多そうです。



もう実銃が「なんでもあり」になりつつありますが、トイガンを自分仕様にセットアップ
する場合もあるていどの「現地風味のパターン」と「カッコよさ」みたいなものを意識
すれば「カッコ良く それらしい」感じのものが出来そうですね(^^  


Posted by 明日香太郎 at 13:18Gun