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過渡期終焉装備サバゲ「DISASTERZ(デザスターズ)」


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2008年12月02日

AK-47


ミリタリーホビーでは一番馴染み深い普通のAK-47。


AK-47といえば日本のミリタリー業界では「ソ連製 AK47 Ⅲ型」で、
世界一般でも「どれか」と言えば「AK47 Ⅲ型」ですが、多くはAKMや他国
クローンを含めたものを含めた総称として「AK-47」と表記する場合が多いです。


銃器や機器その他の工業製品でも最初期型の名称がそのまま総称として
残る事は多いです。

例えばガバメントなども、ミリタリーモデル以外もガバメントまたはGMと表記します
し、M1911A1以降のものもただの「M1911」または「1911」と表します。

M16シリーズも総称としてはアーマライトの「AR-15」を使い、その後は「M-16」も
世界的に通じる総称です。カービンモデルは「CAR-15」と表す事が多かったですが、
M4登場以降のカービンモデルは総称としても「M4」という言い方をする場合もあるようです。


英語圏サイトなどを見てAKMや他国クローンAKを「AK-47」と表記している所は
多いですが、別に誤りではなく総称としての表記というニュアンスが多いです。

海外製のミリタリー動画でも総称としてAK-47と紹介される場合も多いです。
例えば「ノリンコの56式」や「ユーゴスラビアのM70」などと紹介しても知らない人には
分からないので、そう紹介するようです。




(56式??)

呼び方の事はさておき、ミリタリーホビーでも東京マルイさんがモデルアップする
「AK-47Ⅲ型」がユーザー全体を見ると一番馴染み深いものではあります。

実際にAK47Ⅲ型は多く作られたモデルのひとつですし世界中に広まっては
居ますが、案外実際の戦場でAK-47オンリーというのは少ないです。

NAMでも北ベトナム軍、ベトナム解放戦線などは56式小銃や56式騎銃(中国製SKS)
などの比率の方が大きいですし、ソ連のアフガニスタン侵攻でもソ連軍はAK-74です。

近年の各国独立紛争でも一番目立つのはプレスフレーム56式もしくはAKMクローンです。

AK-47Ⅲ型は一番オーソドックスなAKなのに、こと軍装をするとなると案外
使いにくいものだったりします。


ですが古いモデルという事もあり、ピンポイントのシェア・メディア露出が少ないと
いっても「どの戦場にも存在する」という事は確かなので、その点では「東京マルイ
のAK-47を持っていれば50年代以降のヒストリカルはほぼOK」となります(^^




中央寄りの2人はユーゴM70ABとAKM(たぶんルーマニア製AIM)ですが、左右端の
2人はAK-47に見えます。AK-47にもストックが合板のものと単材のものと色々あり、
ソ連時代などでは連邦影響下の国のライセンス品などで微妙な違いがあります。

56式ではフロントサイトポストガード部分がリング状になっているのが一番の特徴
ですが、稀にオリジナルのようなオープンU字型のものもあるようです。その場合、
ウェブにアップされているくらいの画像では判別が付きません(^^;




AKM登場以降60年代中ごろからの56式はプレスフレーム化されていますが、その他
の部分はAK-47のものとほぼ同仕様です。ガスピストン部分のガス抜き穴が、パイプ
部分(アッパーハンドガードの前)にあり、レートスタビライザー(サイクル抑制装置)を
備えて居ません。機械的には「どちらかと言えばAKMではなくAK-47」となります。

ですが、外観的に特徴的なプレスフレームから一部「56式AKM」と言われる事も
あるようですが、世界的には「56式の些細な仕様の違いなどどうでもいい」という
のが一般的なようです(^^;

「NAMで使うにはミル(切削)フレームのが良い!」などと、たぶん日本のユーザーが
一番56式にはうるさいんじゃないでしょうか(^^;;




パレスチナ解放軍の兵士。たぶんもう亡くなってます。

AKは56-2式。今まで見なかった56-2式が最近よくウェブでヒットするようになりました。

56式にはスパイクバヨネットが無いモデルもあり、その場合は遠目にはAK-47と
区別が付かない場合が多いです。56-2式はストックの特徴から判別しやすいですね。





カンボジアの民兵です。ライフルは北朝鮮製の58式。

この画像の場合、セレクター部分のハングルが見て取れるので判別しやすい
ですが、そうで無かったらAK-47や56式と区別するのは難しいです(^^;






ブルガリア アーセナル製のARとAR-F。

プラスチックストック・ハンドガード以外はほぼオリジナルのAK-47と同じです。
というかソ連時代のライセンス設備や冶具をそのまま使っているのかもしれません(^^;


削り出しのフレームは重いですがプレスフレームよりも強度があり、個人で装備を
選べる場合はあえてこちらを選ぶ特殊部隊員やPS職員も居るそうです。

その場合、新品をオーダー出来る安価な切削フレームAKは今はアーセナルくらいです。
小さなビルダーやカスタマーも取り扱っているようですが、少数製造の場合はAKと
言えども随分高価なものになるようです。



ミリタリーホビー・トイガンではここ数年でやっと標準がAKM/AK-74となってきました。

実際のシェアでのAK-47とAKM以降の機種とのバランスに近づいてきたかもしれません(^^  


Posted by 明日香太郎 at 12:53Gun

2008年12月01日

56/81式チェストリグ


中国軍のいつものチェストリグ。



ショットショウジャパン大阪にて知人のブースでひとつだけ売ってた
ので買ってみました(^^ マガジンポケットが4つのものです。

以前から気になってたんですが、中々買うタイミングが無かったので
丁度よかったです。


80年代以降から現行に掛けてはこの4マガジン2グレネードのものが
人民解放軍では一般的なようです。




裏側を見ると、糸を外したあとが!?




手榴弾ポケットもズラしたあとがあります。
元々は2グレネード+オイラー+何かでしたが、これはグレネードのみです。




向かって左側のマガジンポケットも継ぎ足してあります。

ベースの大きさは3マガジンのものと同じです。

つまりこの4マガジンのチェストリグって、3マガジンのもの3~4個を潰して2~3個
に仕立てなおしているんですね。全てのものがそうなのか?は分かりませんが。

マガジンポケットの継ぎ目の関係で、多分3個を潰して2個を作ってます。

小さいポケットがいっぱい余るはずですが、どうしているんでしょう?
他のハギレと合わせてそれもミニポーチにしているかもしれませんね(^^;  


Posted by 明日香太郎 at 14:42その他雑記