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過渡期終焉装備サバゲ「DISASTERZ(デザスターズ)」


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2009年03月15日

マケドニア軍


イラク・アフガンなどの国連軍画像を見ていると時折紛れ込んでいるマケドニア軍。
だいたいが3Colorデザートにウッドランド系の装具をしています。



赤地に黄色の章日旗に、帽子には菊の御紋風の同太陽マークが妙に親近感あります(^^;




マケドニア兵がだいたい持ってるM70AB。現在のイラク・アフガニスタン展開部隊
のものはハンドガードが黒だったのでプラスチック製かと思ってましたが、木製の
ものを塗装していたんですね。




ISAF(国際治安支援部隊)に百数十名が参加し、イラク・アフガニスタンなどで治安維持
活動をしています。
100名ソコソコの割には治安維持活動中のマケドニア兵の画像って結構ヒットします。



そもそもマケドニアといえばアレクサンダー大王ってイメージでしたが、古代~中世
で有名な「マケドニア」とは民族的には連続していないそうです。

20世紀の多くの時期はユーゴスラビアに属し、1991年に独立。
現在のマケドニア共和国になり、米国・日本・他の主要先進国には
「マケドニア旧ユーゴスラビア共和国」として承認されています。


90年代紛争地として非常にヤヤコシイ ユーゴスラビアの一員でしたが、
独立の際や21世紀初頭のマケドニア紛争でも大きな被害は出していません。

マケドニア紛争では、アルバニア人の権利拡大のためにコソボ紛争を
戦った民兵(多くがアルバニア人)が参加していますが、NATO仲裁の
もとにうまくまとまっています。アルバニア語の高等教育開始など。

世界中も民族問題が大モメのなか、中々建設的です(^^


(マケドニア紛争後の小競り合いでのマケドニア警察)

2008年のコソボ独立の際もいち早く国家承認しています。


国連活動も積極的にし、ゆくゆくはEUとNATO入りを目指しています。

なんというか、非常に世渡り上手な感じですね(^^




マシンガンはストックのホールが無いPKM。ツァスタバ製のM84機関銃です。

装備体系はユーゴスラビア時代のなごりか基本的にセルビア製ですね。




(カブールの市場?にて)

欧米ナイズドされた旧ソ連・東欧諸国は色々ありますが、銃器・装備的にも
あんまり頑張り過ぎてないところが良いです(^^  


Posted by 明日香太郎 at 23:33その他雑記