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過渡期終焉装備サバゲ「DISASTERZ(デザスターズ)」
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2010年02月18日
クリンコフストック取り付け
AKS-74U用の実物ストックを手に入れたので、手持ちのクリンコフ
に組み込んでみることに(^^
左側から見比べてみる。ほとんど同じ。
本体はGARDERフレーム。イノカツ/LCTよりもガーダーのほうが
工程に手間が掛かっているような気がします。でも構造的に洗練
されているのはINOKATSU以降。
場所は例のごとくうの吉隊長(所属チームの隊長)の工場です。
左が実物。右がトイガン。
レシーバー内のメカボックスを避けるために、トイガン用はロックパーツ
の上半分が無くなっています。
ストックパーツでの大きな違いはここのみで、実物AKSストックを取り付け
る際はここをトイガンと同様にカットすれば比較的簡単に組み込み可能です。
あと、シャフトが通る部分の長さがGARDERの場合少し短く、レシーバー
側も短くなっています。ここも要加工。
実物パーツ側を切削するのが、この手のパーツ組み込みのセオリーの
ようですが、やはりヒネクレモノの私なので・・・、
レシーバー側から加工(^^;
テーマは「ストック側は一切無加工で組み込み」。
イノカツ系フレームはどれも焼きが入っているようで、切削は
結構硬いようです。
ストック基部シャフトの通る部分の上側を4㎜ほどカット。
入りました。ぴったり。
結果から言うと、加工した部分以外はほぼ完全にマッチングしました。
実物ストックがロシア製として、GARDER時代に採寸したのはたぶん
ブルガリア製(もしくはUSアーセナル)のものじゃないかと思いますので、
それぞれの差異だけという事になるんでしょうか?たぶん??(^^;
ロックもカッチリ。イノカツ系パーツは頑丈で安心感があります(^^
写真を撮るのを忘れていますが、GARDERフレームのシャフトの径が
実物より若干(コンマ数ミリ)太かったので組み込みの差異にシャフト
をダウンサイズしています。無理矢理打ち込むにはちょっと無茶な太さでした。
加工がギリギリだったようで可動がかなり渋かったですが、CRCを
吹いたところ解決。一般的なトイガンにはNGのCRCもイノカツ系には
中々使えます(^^;
レシーバーに取り付けは完了しましたが、一番大きな問題の
「メカボックスに干渉する部分」をどうするのか。ある程度
事前に考えてはいたものを実行。
メカボックスをカットする!
ストックを加工しない以上、それしかありません(^^;
ストック基部が入り込む時に干渉する後ろから8㎜ほどをカット。
メカボックスを分解整備する人なら分かると思いますが、このままカット
部分にストック基部が入り込んだ状態での作動はとても出来ません。
スプリングガイドやスプリング自体は元より、ピストン行程にも干渉
してしまいます。
そこで・・・、
スプリングガイドを製作! 材料は工場に転がっていたナイロンシャフト。
スプリング後端が前方向に移動しています。スプリングガイド基部は
ストックを避けるようにカット(^^;
組み込み状態だとこんな感じ。ううむ(-ω-
スプリングガイド基部がかさ上げされて、メカボックス内部までストック
基部が入り込んでくるので、ピストン後端がストックに届かないように
セクターギアのピストン側の歯を3枚ほどカットしてピストン行程を調整。
中国製の安いけど硬い(けどノイズ多め)のギアです(^^;
ちゃんと組めばまあ普通に回ります。
ささっと組み立て! 完成です。
メカボックス入った状態でストックが畳めて作動可能です(^^
たてつけも上々(^^ 見た目は・・・、あまり変わらないかも(^^;
質感とスイベルがちょっと違うので、見る人が見れば分かります。
反対側。
AKSでよく言われていた「基部の溶接跡の再現」では、INOKATSUストックも
良いセンいってます。ということで実物でもあまり差異はありません(^^;
ストックを畳むとメカボックス内部が見えちゃいます。
作動させると、ピストンがドコドコ動き、ギアがぐるぐる回ります(^^;
何かでフタをしようかと考えてますが、まあメンテナンスハッチと思えば・・・。
ちょっと今のままでは野戦向きとは言いがたい感じになってしまいました(^^;
結果、かなり手間がかかりました。3時間くらいやってました(^^;
ストック加工なら実作業時間5分とかで終わってたかもしれませんが、
折角だから何か面白い方法でやろうと思い立ち、チームメイトを
巻き込み(というか色々頼りきり)なんとか完成です(>_<
「面白いものになった」ということで(^^;