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過渡期終焉装備サバゲ「DISASTERZ(デザスターズ)」


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2010年02月22日

ハート・ロッカー


アメリカ公開前段階からすでに沢山の方が取り上げてますので
イマサラですが、イラクでのEOD(爆弾処理部隊)の任務を映画化
した作品「The Hurt Locker」です。

http://hurtlocker.jp/


舞台は主要戦闘終結後のバグダッド市内をメインとしています。




日本においても、イラク、アフガニスタン、他中東諸国での爆弾テロは
未だメディアを通して耳にします。

そういった爆発物に関する専門部隊を取り上げた映像作品です。


ミリタリーホビー観点から見ても、非常に再現度の高い軍装を
しています。主人公チームは米陸軍所属の部隊です。


映像中、ACUの戦闘服に一人だけウッドランドのヘルメットカバーと
ボディアーマーカバーをしているのが主人公です。

実際、主要戦闘が終わった後の年代では、こういった混成装備は
ほとんど見かけないものと思われますが、最近のフルに装具を身につけた
米兵は役者の区別が付きにくいので、表現上こういった措置が取られた
ものと思われます(^^


http://www.youtube.com/watch?v=8dtQqy1jDUo


日本では近日公開予定。

時事問題となっている爆弾テロを扱った作品ですが、あまり偏向的
なニュアンスになりすぎず、かつドキュメンタリー映画という風では
なくアクション映画としても楽しめる作りになっているようです。




PMC?というか賞金稼ぎ的な動きをする非軍属の戦闘員。

ラフなスタイルに、プレートキャリア+チェストリグ、SOPMOD AKと
一般的な「PMC/PSスタイル」そのまんまです(^^

AKの他にバレットの50口径ライフルを持っており、それを使い
民兵の狙撃手とスナイパー対決をします。

民兵スナイパーはルーマニアFPKを装備。


最初はシュマグを頭に巻いたスタイルで登場し、主人公チームに敵性
戦闘員だと勘違いされています(^^;

それより前と思われるシーンで、同じようにシュマグで顔を覆った
民兵が爆弾処理現場を襲撃していまして、ステロタイプな民兵表現
だなと思いましたがその後にシーンへの布石だったのかもしれません(^^




砂漠マント! というか、袖のあるローブ?的な。雰囲気あります(^^

このマントだとシンプルなつくりで作りやすそうです。


PMC隊員たちが持つSOPMOD AKは、トレーラーなどから見る
かぎり中国製56-1式にUTGのレイルシステムを装着しています。

56-1式はプレスフレームのもので、AKMタイプのスラッシュカットの
マズルガードが装着されています。RSのトイガンでは56-2式にしか
AKMタイプのハイダーは付いていませんが、実際は56式(固定ストック)
のバヨネット無しのものや56-1式にもAKMタイプハイダーが有ったり
無かったりします。ノリンコへのオーダー時に選択出来るようです(^^




UltiMAKかなとも思いましたが、たぶんこれ。もしかすると
混ざっているかも(^^;


オプティカルサイトはC-MORE! ハートロッカーは去年の時点で
すでに欧米公開されているので、もしかするといまさらレプリカの
C-MOREが発売されたのはこれの影響?と思わないでもないですが、
どうでしょう(^^;;


この作中のSOPMOD AKですが、56-1式のアンダーフォールディングストック
を畳んだ位置よりさらに前にフォアグリップを装着しています。

私もAKMSにレイル+フォアグリップを付ける際にどこにするか迷うところ
だったんですが、そんなに前に付けようとは思いもしませんでした。

私にはグリップが遠すぎる感じになりそうですが、映像中では自然な射撃
姿勢が取れています。身体が大きく手足も長い人には前寄りに付けても
問題ないんですね(^^



私がみると正規兵以外のところに目が行っちゃいますが、特殊部隊は
出てこないもののかなり立派な正規兵装備が見れますし、イラク兵や
イラク警察も登場します。ストーリーや全体の完成度自体もかなり
よく出来たものになっているようです。

日本放映時の「全米が〇〇!」という案内はあまりアテに出来ませんが、
ミリタリーファンならこれは観ておいて損はなさそうです(^^  


Posted by 明日香太郎 at 16:07Media