※2014年3月までの案内は税率5%、2019年9月までの案内は税率8%表示になります。
2019年10月以降は10%表示になり過去の記事の表示価格とのズレが生じます。予めご了承下さい。
過渡期終焉装備サバゲ「DISASTERZ(デザスターズ)」
twitterとミリブロ記事が連携してます
(http://twitter.com/@AsukaSewingKA)
2010年03月05日
PPShメカボックス調整
ARESのPPSh-41のメカノイズが気になったので調整するために
バラしてみました。
分解は目に付くネジを外していけばおのずとバラバラになります。
簡単です。
分解してまず最初に目を引いたのがコレ。
セクターギアの片方のシャフトが折れてました(^^;
これでよく回ってたものです。
片持ち式なんてNSRみたいです(^^;;
(ホンダのバイク プロアームという片持ち式スイングアームが付いてます)
とりあえず、軸間距離はVer2などと一緒だったので、適当なギアを
組み込む事に。
セクターギアはSYSTEMAのものです。そこらに転がっていたので。
トルクアップ用を使ったので、スパーギア側の歯が1枚多く微妙に
径も大きいです。
スパーはARESに最初から入っていたノーマルタイプなので、少し
噛み合わせがキツいですが、軸受けがガタガタだったので多少は
大丈夫かなと(^^;
軸受けは8㎜だったので手持ちがなくそのまま使用。
ARESパーツのみではちょっと調整しきらなかったので、ベベルギアと
モーターはマルイ製に変えてみました。ベベル・ピニオン間のノイズは
主観的ですが問題ないレベルになりました(^^
初期状態ではベベルギアの軸受けのみボールベアリングのもの
だったのですが、軸径が3mmよりわずかに太いマルイのギアが
入らなかったので、内径にガタが出ていたスパーギアの軸受けと
入れ替えておきました。
メカボックスケースなどのひずみもありましたし、個体差も多そうです。
最初からソコソコ調子の良いものや、どうしても調整しきらないもの
もありそうです。
メカボックスの仕組みは、とてもよく出来ていると思います。
スイッチがメカボックス前方にあり、トリガーからバーを介して
作動させます。その間にセレクターレバーとカットオフレバーが
干渉して作動します。ボルトハンドルと連動したセーフティや、
逆転防止ラッチのリリース機構もメカボックス外側にコンパクトに
配置されています。給弾ルートもチャンバーと別体でメカボックス
にアセンブリとして組み込まれています。
もうひとつ、写真を撮り忘れていましたが、ピストンヘッドに
後方吸気用の穴が空いてませんでした。マルイ製品以外の社外品
で穴無しのピストンヘッドは初めてみました。給弾性能が良いのは
これのせいかもしれません(^^ 私的には穴無しのが好きです。
インナーバレルの固定はイモネジ式。すでにバレルにネジ跡が付いて
いましたし、組み込む際に力加減を間違えるとインナーバレルを
変形させてしまう危険を伴います(^^;
チャンバーの構造は若干チープ。
あまり良くは無さそうですが、屋外射撃はまだやってませんので
分かりません。
バレル先端には溝が切られていましたが、なにも入ってませんでした。
インナーバレルには少しガタが出ていました。
そこに細い線径のOリングをはめてガタツキ防止をしてみました(^^
たぶん元々こういう用途のための溝なんだと思いますけども(^^;
とりあえず発射機構に関する部分は、パーツの強度や精度はともかく
よく考えられている面白い作りでした(^^
ただ、RSやINOKATSUなどのガンを普段使っていると、外装の強度の
低さがちょっと気になりました。一応鉄製ではありますが、フロントサイト
のポストガードやバットストックのドアパーツなどは室内で少しぶつけた
だけですぐに曲がってしまいます(^^; おもちゃなんですから
もうちょっと丁重に扱えばいいとは思いますけども(^^;;
製品としてはちょっとクセのある海外製電動ガンですが、単純な
コピー品ではなく新しい機構を盛り込んでの製作も多くなってきました。
今回PPSh用にエンルートさんのエンリポバッテリーを使ってみました。
高放電特性が魅力のリチウムポリマーバッテリーシリーズです。
これは25Cのもの。電圧は低くてもレスポンスは中々です(^^
サイクルが上がりすぎないように7.4V2200mAhのものです。一応PPShの
ストックには11.1V2200mAhのものまで入ります。これらのものはラジコン
用なので、電動ガンに使用する場合はコネクターの付け替えが必要です。