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過渡期終焉装備サバゲ「DISASTERZ(デザスターズ)」
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2010年11月02日
アフガン一般人
民兵装備を考えるのに、ある意味近道なのは現地の風土を見ることです。
ベトナム(当時)やチェチェンの解放軍もそうですし、一般生活の延長上
にある民兵活動なので、装備や身なりに「生活感」があるんですね(^^
極端な話、現地風ファッション+ライフル+装具で民兵完成です(`ω´
金物屋さん。
継ぎ足した金属片からナイフを削り出しています。
同じような設備でライフルなどの武器まで作ってしまう所も少なくない
ようですが、ここは生活用品をメインにやってる普通の工房みたいです。
動力は自動車やバイクなどのエンジンを改造した発電機をよく使用
しているようです(^^
素材としては普通の鉄でしょうし、仕上げのコーティングなども
無いと思うのですが、湿気が少ない場所だとそれほど錆びないの
かもしれませんね。
雑貨屋さん。
カンズメや果物、ちょっとした小物などなど。すごく店内も整ってますし、
買い物に行ってみたいですね!(^^
イベントなどでこういう店構えに出来たらいいんですが、棚やテント
まで現地風ってのはかなり難しいです。でもやってみたいですね(^^
ラクダを連れたおじいさん。
野菜?なのか家畜用の飼料なのかを運んでいます。ラクダやロバも
貴重な輸送手段なんですね。
エリの付いたベストが変わってます(^^ というか、スーツの
袖を取って改造したものなこかも?? たぶんここらでは「あの
おじいちゃんいつもシャレてるな!」と言われている事でしょう(^^
反物屋さん。
中東の特産物として有名な織物は日本で買おうと思うととても高価です。
作るのにすごく手間が掛かるものなので、現地でも高級品になります。
この写真の生地は、街で作られたと思われる機械織っぽいので、手作りの
ものよりは現地でも安価なのかもしれません。
手作りの絨毯などと街で交換し、地元に安価な生地を持ってきている
のでしょう。このあたりは昔ながらの「商人」ですね(^^
武装していますが兵士ではないです。
少数部族や遊牧民なども、外的から身を守るために昔から剣や槍で
武装していました。今はそれがライフルになっています。
狩猟用としてもそのまま使います。
ミリタリータイプのライフルはどこでも規制対象のようですが、
こういった地域生活に根付いた使用の場合、だいたいが大目に
見てもらえるみたいですね。
国軍の査察の受け入れやメディアの取材など、普通に生活している
ので拒む理由もありません。街から人が来れば経済効果もありそう
ですし(^^
ソ連タイプのAKMですが、とてもキレイです。ライフル一丁といっても、
ただの「道具」以上の価値があり、家族を守る男の象徴でもあります(^^
ソ連のアフガン侵攻時代のものと考えると軽く30年以上経っている
はずですが、大事にしてきたんでしょう。親父さんから受け継いで
いたりするのかも?
AP通信(に寄稿している?)記者だそうです。
外国人記者がウロチョロするよりも、現地人に取材を委任した
ほうが取材対象地域のアタリも違ってくるみたいです(^^
カメラも良さそうなの持ってます。CANONかな?(^^
国軍兵士となると、出来るだけ新しい高効率化された装備で
見た目にもカッコイイ(国の代表として重要です)ふうにするの
ですが、その分「大衆的なお国柄」といのは出にくくなります。
民兵の場合、風土に根付いた装備が見て取れるので、一人一人
からその地域の背景まで見えてきます(^^
そのあたりはホビーとして取り組むのにも、単純に「チープな装備」
とは言えないように思いますね。