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2011年01月22日

アフガン・パキスタン拳銃事情


中東、南東地域のピストル事情。




以前から露出が多い機種はやっぱりトカレフ(^^

ですが、ソ連・ロシア製ではなく、中国製の54式拳銃が多いようです。

スライドのセレーションが細かいのが特徴のTT-33後期型や他の
ソ連製型に近いですが、中東周辺ではほとんどが中国製です。


エンフィールドのリボルバーも見えますね。50年以上経っている
ピストルなどは、すでに世界中のどこにあっても不思議では
ないです(^^;




以前も紹介したトカレフ消音銃。こちらも中国製。


ハドソンのトイガンベースで画策中(^^;




モーゼルのトップローディング10連発。

M712ではなく、これのトイガンが出ればなと思います。渋いです(^^




パキスタンの武器工場。

フライスまでありますが、位置決めは手動です(^^;

材料に絵を描いて手作業で削っていくみたいです。




いろんな軽火器を作っていきますよ(^^




M92のショートバレル、ブリガディアスライド(^^;

M92エリートやサムライエッジ(バイオハザード)などにも
使われている強化スライドですが、中南東で子供が持っている
というのがとてもシュールです(^^;;




こちらはたぶんアフガニスタン。

既製品のコピーではないのか、シルエットからは機種が分かりません。

何かを参考にしたオリジナルでしょうか?




ハーフシルバーのトカレフ。何となく垢抜けた感じで
結構かっこいいかも?(^^




私服警官が構えるP1(P-38)ピストル。

ドイツからアフガニスタンに1万丁供与されたそうで、
警察を中心に使用されています。

そのうち流出品として民兵も使い出すと踏んでいます(^^




こちらはS&W SIGMA。同じような米国からの供与品ですが、
P1よりも供与数が多いのか、メディア露出はこちらのほうが
圧倒的に多いです。近代的なシグマを優先的に支給しているのかも。



アフガンの平原での戦闘の場合、拳銃はほとんど意味が
無いようです。そもそも正規兵でも拳銃を皆が携行しだした
のは最近の事です。


アフガンやコーカサスの民兵を見ていると、案外拳銃を
携行している民兵が多いですが、それはサイドアームとして
の意味に加えて、見栄えを気にして持っているように見える
場合もありそうです。

目立つ位置に下げてみたり、ホルスターに派手な装飾を
してみたりなどです。実際の野戦では拳銃を一丁持つなら
ライフルの弾装を二つ持った方がほとんどの場合有効です。

ムジャヒディンのほとんどは自らを兵士ではなく戦士だと
考えていますので、やっぱり見栄えも大事なんだと思います。

そのあたりは、中世や日本の戦国時代の武装にも近いですし、
サバイバルゲーマーの装備趣向にも通じるかもしれません(^^  


Posted by 明日香太郎 at 23:28中東・アフリカ