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過渡期終焉装備サバゲ「DISASTERZ(デザスターズ)」


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2011年03月12日

東北地方太平洋沖地震


11日15時前に発生した「東北地方太平洋沖地震」による
被害は広がる一方です。


地震の揺れによる被害、津波による被害、そして今は火災
が多くの地域で発生しています。




救助などには陸海空自衛隊に、各公共部署などが担当しています
ので、興味本位で被災地域に近づくなどは絶対にしないで下さい

使命感に駆られても、手ぶらで被災地に行っても役に立ちません

通信インフラも制限が掛かっていますが、トラフィックの圧迫で
必要な通信が阻害される事があるので、被災地域への必要のない
電話などは控えるようにお願いします。


どうしても連絡が取れない方はこちらのサービスなどを
ご利用いただけます。

NTT西日本(http://www.ntt-west.co.jp/dengon/
 :伝言ダイアル

NTT東日本(http://www.ntt-east.co.jp/saigai/voice171/index.html
 :伝言ダイアル

Google(http://www.google.co.jp/intl/ja/crisisresponse/japanquake2011.html
 :人探し情報検索エンジン(サイトトップ右側)




震災直後、まだ津波が来る前のコンビナート施設でも火災が
発生し、津波が来たあとでも燃え続けているようです。




津波の被害が甚大で、どの規模なのか想像も付かないようです。

津波後も水が引かない地域もあるとか。



大きな被害を出した宮城県では、被災直後に宮城県知事が
陸上自衛隊に災害出動要請を出しています。こういう時こそ
自衛隊に活躍してもらおう!という風潮が出来ていたことも
あり、それに至る決断や実際の出動もスムーズにいったの
かもしれません。

また、現宮城県知事は元陸上自衛隊のヘリコプターパイロット
なので、災害時の自衛隊運用機材の有用性とそれに求められる
迅速性などをよく理解していたのでしょう。



米国も支援を惜しまないと声明を出し、先日より米韓合同演習
「フォール・イーグル」に参加するために第7艦隊(米海軍太平洋担当)
に合流した原子力空母「ロナルド・レーガン(ミニッツ級・10万トン)」
を含む5隻をすでに向かわせています。



地震や津波で被害を受けた地域では、交通インフラが破壊されて
おり救助車両はもとより、ヘリコプターなどの発着地も確保する
事が難しくなります。そういった場合、航空機運用力に優れた
航空母艦はとても有用です。

また、原子力空母というのもこの場合有利に働き、普段戦闘用
の大量の電子機器などを運用するための電力を外部に出力する
事によって、接岸させた状態で陸上に電力を供給する事も可能
です。送電線などが破壊された地域では小型の発電機程度の
電力しか確保出来ません。

まさに、街と空港と発電所が一度に来る!といった感じです。


同艦隊には強襲揚陸艦エセックス(ワスプ級・4万トン)も
参加しており、ロナルド・レーガンとともに被災地に向かって
います。



強襲揚陸艦と言うと仰々しいですが、飛行甲板のある輸送艦です。

当然ヘリコプター運用能力もありますし、大型ホバークラフト
LCACによる接岸収容・輸送能力もあります。



(ひゅうが型・ひゅうが)

海上自衛隊でも、ひゅうが型、おおすみ型の派遣を進めており、
それらも大きなヘリコプター運用能力を有しますので、災害救助には
とても役に立ちます。各護衛艦は進水当初から、飛行甲板の災害時
使用訓練などを重ねていましたので、活躍が期待されます。



阪神の地震の教訓を踏まえて、打てる手はすべて打つような
迅速な対応が求められますね。  


Posted by 明日香太郎 at 07:50その他雑記