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2011年05月02日

ビン・ラディン殺害を発表(米国)


各国ニュースにて大きく取り上げられているように、米軍との
銃撃戦によりビン・ラディン容疑者が死亡したと報道されました。


米国特殊部隊を含む戦闘部隊は、パキスタン領内での戦闘により
ビン・ラディン容疑者を殺害、遺体を回収したと発表されています。




パキスタン国営放送では、ビン・ラディン氏の遺体の映像が
放映されるなど、今までの「ビン・ラディン殺害か!?」という
報道よりも信憑性が高いもののようです。

そもそも、米国が「ビン・ラディンを殺害した」と発表した以上、
実際にかなり前に死亡していたとしても、生きていたとしても、
今後は死亡しているものとして世論は動く事になります。


各国対テロ機関には、報復テロに対する備えを十分にするように
通達されました。




以前から死亡説があったビン・ラディン氏が生存していると
いう(証拠の)動画がネット上にたびたびアップされて
いましたが、そもそもその動画だけでは確証は得られません。

「実際は死亡しているのをアルカイダが隠している」、
「実際は以前に殺害しているのを米国が隠していた」、
などの可能性もありますし、また今回に関しても、「実際
は生きているか殺害を確認出来ていないが、殺害したと
報道した」という可能性もあります。


ただ、米国および主要国としては、「テロの首謀者を殺害し、
対テロ紛争は収束に向かうだろう」という筋書きを用意した
だけかもしれません。




放映された遺体の映像なども、ハンディカムによる低画質
のものですし、今ならいくらでも作り出す事が出来るでしょう。

どちらにせよ、10年前より始まった21世紀の対テロ紛争は
これを機に次のステージに進む事になると思われます。


米国では、9.11テロの首謀者の殺害は今世紀始まって以来
最大のニュースとして取り上げられているようで、街は
お祭り騒ぎとなっています。

敵対するものを「敵」として認識して一致する国民性が、
アメリカの強みです。




アルカイダが本当に米軍と10年戦える強力な組織だとすれば、
トップの指導者が居なくなったところで、次点としての候補は
複数人準備しているでしょうし、今回のような小規模の戦闘
の正否により全体が大きく揺らぐという事は無いでしょう。


米国および主要国の今までの戦闘や諜報活動などにより、敵組織
の弱体や壊滅の目星が付き、それの仕上げとしての指導者殺害の
報道なのだとすれば、実際どの程度アルカイダが弱体化している
のか、ビン・ラディン氏がどの段階で死亡していたのか、または
生存しているのかなどといった事とはあまり関係なく世の中は
動いていくことになります。


米国および主要国が「吉報」として今回の報道をしている以上、
主要国側である日本としてもこれは歓迎されるニュースなのでしょう。  


Posted by 明日香太郎 at 21:16その他雑記