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過渡期終焉装備サバゲ「DISASTERZ(デザスターズ)」


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2012年03月09日

シリア情勢


騒乱のつづくシリア情勢。


シリア西部にあった反体制派拠点へのシリア政府軍の砲撃に
って市街地にまで甚大な被害が及び、国民や政府関係者にも
政府に対する不安が広がってます。

自国民への攻撃に疑問を持つ政治家の一部も、政府を離れ
反体制派へ合流しはじめました。

米国では人道的な問題を解決するために、シリア軍事施設に
対する国連決議無しでの空爆が可能ではないかという議論を
進めています。


一方、シリア政府を支持しているのは同盟国であるイラン。

武器や訓練、資金面での支援を行っています。





シリア反体制派には、リビア紛争に参加した義勇兵や
イラクで戦ったアルカイダ系武装グループも加わって
いるようです。


アメリカ政府は、シリア軍に対する空爆の議論に加えて
反体制派に対する支援も軍事力の伴わないものなら
検討していると表明しています。


敵の敵は味方とは言いますが・・・(^^;




トレーニングをするシリア反体制派民兵。


シリア反体制派はリビア紛争ほど軍部からの離反者が
多くないため、兵力的にはもっぱら有志による民兵組織
のようなものになります。


他国から渡った武装グループ構成員は、反体制派の訓練
を名目にシリア内での勢力拡大を狙っているという話もあります。




シリア反体制派グループの装備はおもに軽火器。

火砲や先頭車両などは少数のようです。


リビア紛争を経てシリア国内に持ち込まれたものと、
イラク経由で持ち込まれたアフガニスタンなど中央
アジアのものなどが入り乱れています。


上の画像では、56式にAKMなどの大口径AK、小口径の
クリンコフ、UZIなどの9mm短機関銃など。




こちらはレバノン経由で来たと見られる軽火器で
武装した民兵。

AMD-65はこちらの方でもよく見かけるようになりました。




FALにG3、M16A1にショットガンなど、さまざま
な火器を使用しています。




CAAタイプのレイルハンドガードに、サイドマウント
のピカティニーレールにスコープを載せています。

シリア軍部の装備を鹵獲したか、リビアから渡ってきた
ライフルなのか・・・。


シチュエーションイベントの民兵装備でこれは
アリなのか?という基準がまた難しくなってきます(^^;





いま国際世論の目の敵にされている感のあるイランに、
反体制派に他国が肩入れするシリアは、今後どうなって
いくのでしょう。  


Posted by 明日香太郎 at 17:33中東・アフリカ