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過渡期終焉装備サバゲ「DISASTERZ(デザスターズ)」
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2012年10月24日
サバゲ用UAV(?)
先日行った通常ゲームで、友人(チームメイト)がラジコンを持ってきていました。
ラジコンといってもクアッドコプターという回転翼が4つある本格的な
エアプレーンラジコンです。
いよいよ私の所属チームにも航空隊が出来上がりつつあります(^^
最初は奥のてんとう虫型からスタートし、練習を重ねて中型に移り、
そして一番手前のものにたどり着いたようです(^^
元々は固定翼ラジコンで空撮をしようと考えていまして、グローバルホーク
やリーパーなどを購入したのですが、離着陸場所の確保が難しいのと
機速が速過ぎて撮影に適さないのでお蔵入りしてしまっていました(>_<
グローバルホークはウイングスパン2m以上の大きいものです(^^;
これは使える!となった、三機目のクアッドコプター。
モーターはブラシレスで、機体上の円盤はGPSアンテナです。
青いバッテリーパックの向こう側に付いているのがカメラです。
今回の小型機、中型機に無い機能で、この機体の特筆すべき部分は
GPSを利用した座標維持と記憶システムです。
さらに気圧高度計を搭載しているので、気候が安定していれば
低空でのホバリングでプロポから手を離す事も可能です。
地上高度20mを基準とし、GPSによって座標を記録する事が出来ます。
風で流されたとしても、自律的に風に逆らい座標を維持しようとします。
また、遠くに行き過ぎて機体の姿勢が目視しにくくなった場合でも、
記録したホームに戻る命令を出せば自律飛行で戻って来ます。
機体の前後が分かりにくいクアッドコプターでは便利です(^^
カメラは離陸前に作動させて撮影しっぱなしです。
マイクロSDカードに記録する小型カメラでして、飛行中は機体の姿勢
のみで撮影画角を推測するしかありません。
飛行中にだいたいどこが映っているかリアルタイムで確認する無線式の
カメラユニットと、詳細撮影用のものとを積めるかどうかが今後の課題です。
ペイロードは200~300gあるようですが、あまりギリギリまで積むと
機体安定性と飛行時間に大きく影響が出てしまいます(-ω-
これで高度40~50mくらい。
機体の色で前後を判断するのですが、ここまで遠いと静止状態では
分かりにくいです(^^;
こんなラジコンが出来上がってきたのも、ひとえにリチウムポリマー
充電池のおかげです。軽量で高容量!(^^
プロポは7チャンネル?とかなんとか。レバーやスイッチがいっぱいです。
「ちょっと操縦させて~」とは気軽に言い難い見た目ですね(^^;
ちなみにこの友人はタービン機も扱える航空整備士です。
実機の知識とホビーの見識など、おいそれと肩を並べられそうにありません(>_<
こちらは小型のてんとう虫タイプ。
プロポセットで10000円までくらいで買えるようです。
回転翼やフレームなどの補修部品も安価で販売されています。
さらに小型のカメラでしたら取り付けて飛行出来ているそうです(^^
そこそこ高度と速度は出せますが、屋外で風が吹いていると
コントロール性が極端に落ちます。
少し広めの屋内で遊ぶのに良いかもしれません。
こちらは中型のもの。
スキッド付きで離着陸が安定しそうに見えますが、逆に
着陸時に転倒しやすいそうです。
大型のもののように、各ローター下に足があって広く
支えれるほうが良いようです。考えれば当然ですが(^^;
ローターの音はなぜか中型のものが一番大きく、スズメバチの
羽音のような音がして近くに来ると結構怖いです(^^;
クアッドロータ機の機体制御はどうやっているか不思議だったんですが、
ローター箇所によって回転方向を変えて、それぞれの回転数をずらして
ローターに対する反トルクをコントロールして旋回するそうです。
テールローター機と二重反転ローターのものはだいたい理屈は分かり
やすいのですが、ピッチ変更の無いクアッドローターでどうやって
旋回するのか不思議に思っていました(^^
さらに大型の商用機の場合、ペイロードは3kg前後にもなり
一眼レフカメラを搭載して建築物の空撮などをするそうです。
今回の一番大きいものが商用機に近いもので、ホビーユースでは
いちばん大きいくらいになります。
もうしばらくすれば、このクラスの機体やユニット一式も値段が
こなれて来そうなんで、ホビーユースにもっと使いやすくなりそうです(^^