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過渡期終焉装備サバゲ「DISASTERZ(デザスターズ)」


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2007年03月03日

PMC誕生に関して

今回はマルノス氏が病欠のため代わりに書きます。
PMCの成り立ちについて、私の知ってること、思うことを書きます。
PMC誕生に関して
(画像:海外ニュースサイト アフリカの白人傭兵と思われます)

PMC、プライベートミリタリーカンパニー、民間軍事会社。
軍事関連業務を請け負う状況が少し違うだけで、傭兵との差異はわずかなものです。
今のサバゲ業界では米特殊部隊に近いのがPMC、民兵に近いものが傭兵という風潮です。

別項にも書きましたが、PMCの定義は一応「公的機関との契約による武装警備員の派遣」と
いう事だと思います。公的な「会社」としては違法行為は許されない事だからです。国連の傭兵
禁止法(だったと思います(^^;)では、報酬の見返りに戦闘に参加する兵士は認められて
いません。ですのでPMCは立場上「警備員」であり、積極的軍事行動には基本的に従事せず、
主な業務内容は要人警護や施設警備です。

このようなPMCと呼ばれるスタイルの企業はいつごろ誕生したのでしょうか?(ここより憶測多し!)

先駆けと言われるのはエグゼクティブアウトカムズと呼ばれる南アフリカ(旧ローデシア)の
企業です。ここの代表は元々南アフリカ軍の中佐であり、以前見たNHKの特集によると
南アの白人主動体制崩壊により結果的に軍を追われたと紹介されていました。

エグゼクティブアウトカムズはアンゴラやルワンダの内戦などに介入し、場合によっては
政府軍、反政府軍双方に同社の社員が派遣され、同じ企業の社員同士で戦火を交える
事もありました。
これらの内戦での主な業務は兵士の教育です。これらの地域の正規軍は非常に錬度が低く、
小銃をまともに扱った事が無い者はおろか、集団行動すら行えないものが多かったようです。
そういった兵士をとりあえず「装備を背負って行軍し、戦闘を行える」ようにするのが業務内容
でした。

このような訓練業務や直接戦闘を行わない軍事支援をするのがPMCなのかと言えばその限り
ではありません。何度も書きますがPMCの定義は「公的機関であるかどうか」です。
例えばソマリアやイラクで米軍のヘリが撃墜されたのは、ソ連のアフガン侵攻時に戦った
傭兵がそのノウハウを各地の民兵に教育したからだと言われており、内容だけで言えば
PMCのそれとなんら変わりません。


つづきまーす!




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Posted by 明日香太郎 at 23:11 │PMC他モダン装備