ポリスVSギャングのイベントです『LE祭』!!!

明日香太郎の個人ブログ(http://ggs.militaryblog.jp/
通常ゲームや他しょーもない事など(^^;

※2014年4月よりの消費税率改定により、商品価格の改定を行わせてもらいます。
過去の記事の表示価格とのズレが生じます。予めご了承下さい。

2008年09月13日

イノカツ・LCT分解


INOKATSU/LCTのAKシリーズの分解手順です。

イノカツAKの分解/組み立てを細かく紹介しているサイトが案外少ないようですので
私なりのポイントを踏まえて紹介させてもらいます。

前半が分解、後半は組み立てです。


「スチール外装キットって組み込みが大変そう…」という方も多いかも
しれませんが、イノカツキットはむしろ全電動ガンの中でも最も構成が簡単
かもしれないくらい単純です。ただ、クセやポイントみたいなところは
やっぱりあるので、そのあたりを今回説明させてもらいます。

そのあたりを押さえれば、今まで難しそうと思っていたスチールAKキットも
もっと身近になると思います(^^



作業の前に「イノカツAKって?」とお思いの方に説明です。


マルイのAK-47のVer-Ⅲメカボックス用のフルスチール外装キットの
先駆けとして発売されたシリーズです。

海外ではコピーメカボックス入りの完成品で販売されていますが、日本国内
ではメカボックスのみ必要な組み立てキットで販売されるのが一般的です。


一番最初に発売されたブランドは「GUARDER(ガーダー)」です。
INOKATSU(井勝/イノカツ)はガーダーの下請け・製造部でしたが、
後に独自にメーカー活動を開始します。
そしてイノカツからAKシリーズ部門のみ独立したのがLCTです。
LCTが半独立時代には「Dynamic Star(ダイナミックスター)」ブランドでAKキット
を販売していました。

「GUARDER」「INOKATSU」「LCT」「Dynamic Star」で紹介されている
ものは基本的にすべて互換する同じパーツ体系のものです。
時期によってネジ位置や表面処理、末端の加工などが若干違う
場合もあります。

この記事では通称・総称として「イノカツAK」と表記します。



商品説明が長くなりそうなので、分解に移ります(^^;
後半のあとがきで、商品背景の続きは書きます。




今回分解するのはイノカツAKMS。イノカツ時代最後のAKです。

ハンドガードは実銃用、グリップはUFCのベークライト風、リアサイトは
LandArmsの1000mロシア刻印、セレクター固定ネジはPDIのセレクター
アクシスを使用しており、他のパーツはキット同封のものです。




使うのは1.5㎜と2㎜の六角レンチと、グリップ用のマイナスドライバーに
セレクター軸用のプライヤー。

六角レンチは「6本100円」くらいのものではなく、「1本300円」くらいの
ものを使って下さい。イノカツキットは数本の3㎜、4㎜ネジによって各パーツ
が固定されており、構成もほぼ全てスチールという事もあって普通のトイガン
取り扱い時の締め付けトルクでは足りません。安価で強度の低い
工具を使用すると、必要トルクに達す前にナメてしまいます。




マガジンを抜き、デッキカバーを外します。
今回はバッテリーも入ったままでした。保管時は安全のために外してください(^^;




クリーニングロッドを外します。
そんなもん説明せんでも… ですが、一応私なりの手順でいきます(^^;

ロッドはマルイや実銃と同じように下方にしならせてフロントサイトの
突起から外します。




フロントサイトを外します。2㎜の六角レンチでM3のボタンビスを外します。

ここで「六角レンチはちゃんとしたものを使う」意味が出てきます。

中国・台湾製のキットは日本では出来ないコストパフォーマンスで
面白いものが沢山あるのですが、こと樹脂パーツ(プラスチック・ゴム等)と
「ネジ」に関しては絶望的なクオリティのものが多いです。

イノカツキットも例外ではなく、キットに含まれるイモネジやボタンビス
はハッキリ言ってゴミですので、出来ればキット購入時に全ての外装
ネジを交換する事をオススメします。私はあまり特定の商品の
ダメ出しはしないようにしているんですが、これは言わせてもらいます。

キット同封ネジと不適切な工具の組み合わせですと、新品組み立て時に
ネジがイカレる場合もあります。

必要なネジは「M3x3㎜イモネジ」「M4x4㎜イモネジ」「M3x6㎜ボタンビス」が
各10本づつもあれば足ります。ホームセンターなどでスチール黒染めの
ものが売っていると思うので、キット購入の際に揃えておいてもいいかもしれません(^^


余談ですがイモネジの正式名称は「すわり付き止めねじ」と言います。
本当に余談です(^^;




ガスチャンバー/バイパスパーツを取り外します。
下方よりM4イモネジを2㎜レンチで緩めます。

ガスチャンバーを外すと、上部ハンドガードとピストンパイプ部分が外れます。

このパーツはイノカツ最後期からLCTのAKキットの場合、リアサイトブロックの
レバーの操作で実銃のように取り外しが出来ますが、逆に取り付けるのは
至難の技なので、通常通りガスチャンバーを外した方が無難です。




ハンドガードリテーナーを外します。
上方よりM4イモネジを2㎜レンチで緩めて取り外します。

実銃ではリテーナーにレバーがあり、それを半回転させバレル
のキリカキとの結合を解除して取り外します。
イノカツキットの場合はレバーはモールドのみとなっています。

これはリアリティ的に見るとマイナスですが、イモネジでどこにでも
固定出来る事によって、実銃の微妙に寸法の違う各国AKのハンドガード
や、レイルシステムを取り付ける際に最小の加工で済むという
プラス要素もあります。この「すべてのパーツがネジの締め付け固定」
というのがイノカツパーツ体系の真骨頂です。


このハンドガード、ロシア製かと思ってたんですが、ラミネート加工
されていませんし、下の穴も無いですし、なんとなく特徴的に
ポーランド製のような気がします。雨や泥水に浸かるとガビガビに
なります。クリアニスなどで表面処理したほうが良いかもしれません。
電動ガンも雨や泥に浸けない方がいいかもしれません。




リアサイトブロックを取り外します。
このキットの場合、下方よりM3イモネジ2本で止まっていました。
ガーダーからイノカツ中期までは1本止めのようです。他にもロット違いがあるかも。

そういえばこのパーツって「リアサイトブロック」で通じるとは思うのですが
正式名称はあまり気にしてませんでした。他のパーツもある程度
通じるだろうという前提で普段私が使っている名称で書いてます。
あしからず(^^;




ボルトキャリアーとロッドやスプリングを外します。
最初に外しておいたほうがよかったかもしれません(^^;

外し方はデッキロックに引っかかっているロッド先端を外し、
後方に引き抜くだけです。ロッドにスプリングテンションが掛かっている
ので、飛ばしてしまわないように注意。





アウターバレルとインナーバレルを外します。

インナーバレルとチャンバーはアウターバレル基部にM3ボタンビス2本で
固定されており、アウターバレルはレシーバーにリベット止めされたチャンバー
ブロック(分解出来ません)にM4イモネジ2本で固定されています。

構造上バレルアセンブリ一式を同時には取り外し出来ません。
両方同時にネジを外し(緩め)て、チャンバーとインナーバレルがレシーバー側に
残った状態でアウターバレルを引き抜きます。その後、後方斜め上に
ひねらせてチャンバーとインナーバレルを取り外します。

チャンバー後端がメカボックスと噛み合っているので、バレル周りを取り外す
か緩めないとメカボックスの取り外しは困難です。




グリップを外します。

マルイ純正やPDIのマイナスネジを使っている場合は、横着せずに大きい
マイナスドライバーを使ってください。5番か6番くらいのがいいです。

そういえばイノカツキットにはグリップスクリューが入ってなかったような…?
もしくはすぐに捨ててしまったかです(^^;




セレクターを外します。セレクター軸と一体化した特殊ネジです。
この画像の場合はPDIのセレクターアクシス(軸)になってます。

イノカツキットの場合、セレクターを固定するネジは「レシーバー側に固定」されて
おり、セレクターを操作しても一緒には動きません。
マルイの場合はセレクターと一緒に動きますね。

ですので、イノカツキットの場合は手で強く締める程度でもそれほど脱落
する事はありません。が、やっぱり少し心配なのでプライヤーなどで少しだけ
増し締めしてやると良さそうです。

今回は普通のプライヤーですが、噛み付き面がプラだったり相手方に
傷が付きにくくなっているものもあるので、そのあたりは好みで。


これでメカボックスがフリーの状態になりました。




これでメカボックスが上にスポっと…、という訳はなく、やっぱりスチール
キットですのでガキガキと引き出します。
この際にコードなどを噛み込まないように注意してください。


メカボックスは「チャンバー」「セレクター軸」「グリップ」の3点で
レシーバーに「浮いている」状態です。レシーバー内にはメカボックスを
定位置に保持するステーなどはありません。

このあたりの構成を踏まえたうえでの組み立て手順は後半にて(^^




バラバラになりました。ね?簡単でしょ?(ボブ風に)

ネットオークションや販売店の画像で、やたらと簡素なキットに
見えるかもしれませんが、実際ごく単純な構成です。

というか、レシーバー内部以外は実銃のAKMとほぼ同一の構成で、
リベットやピン止めのものがネジに変わっているくらいです。

大量生産すればものすごく単価が下がりそうではあります(^^;


構造自体では「VFC」のAKキットの方がリアリティがあり出来も良いと
思いますし、表面処理自体も実銃に近いのはVFCです。

ですが、イノカツキットはなんとも言えない質感と、すべてネジ止めという
事によって「色々遊べるキット」になっています。



今回は分解手順を追って、簡単に構成の紹介としました。

次回は組み立てながら、各部分の注意点などを書こうと思います。
これからキットを購入しようと思う人には次回のがオススメです(^^


書いてて思ったのですが、イノカツキットの分解組み立て紹介サイトが
少ないのは、所有者が皆「こんなもん誰でも出来るだろ…」と考えるからじゃ
ないかと思うわけです。
でも、案外持ってない人にはよく「組み込み大変でしょう」的な事を言われ
まして、そのあたりで足踏みしている人も多いのでは?という次第です。

最近はイノカツ/LCTキットも随分お安くなってきたので、前から
気になってたけど難しそうって人は是非トライしてみてください(^^


(つづく)








明日香縫製雑貨店

To foreign customer,please access to KABUTO online shop.
They will reply your order soon in English.
(http://kabutojapan.com/)



シャルワールカミース、シュマーグ、その他民兵装備、縫製装具製作販売。

同じカテゴリー(Gun)の記事画像
電動ガン用スプリング入荷
電動ガンピストンヘッド入荷
EL AKMフロント分解
AKマガジン各種
MP5A2
Taurus PT92
同じカテゴリー(Gun)の記事
 電動ガン用スプリング入荷 (2017-01-22 19:31)
 電動ガンピストンヘッド入荷 (2016-10-18 18:22)
 EL AKMフロント分解 (2013-12-20 13:38)
 AKマガジン各種 (2012-03-01 15:01)
 MP5A2 (2011-09-30 12:47)
 Taurus PT92 (2011-03-07 21:02)

Posted by 明日香太郎 at 22:37│Comments(5)Gun
この記事へのコメント
いつも楽しく拝見しております!

こういうの探してたんですよ。

イノカツ/LCTキットAKは若干慣れが必要なのかなぁ と

AKは奥が深い!

ちょっと加工が必要だったりしますが
イノカツ/LCTキットはいいですね。
Posted by ロジャー at 2010年04月29日 00:12
こんばんは。


イノカツ・LCTキットのコツさえつかめば、他社パーツも組み込みやすい
ですしアレンジ幅のある良い製品ですよね(^^


記事内容参考になりましたら幸いです(^^
Posted by 明日香太郎明日香太郎 at 2010年04月30日 20:05
ストックの交換を試みているのですが、どうしても右側基部の分解方法が判らず
途方に暮れてこちらへたどり着きました。

リベット風のネジを取り外した後、どうすれば良いのか判らない状態です。
前所有者が接着剤かネジロックを塗ったような跡もあり何か細工がしてあるのか
もしれません。

固定ストックやサイドフォールディングの情報は多いですが、この部分について
紹介されているところが見つかりませんでしたので、もしブログネタにでもなるよ
うでしたらと期待してコメントしてみました。

よろしくお願いします。
Posted by ぽーーん at 2016年07月09日 10:58
こんにちは。

私の個体がINOKATSU時代の両側ロックのものなので、もしかすると 最近のものと構造が違うかもしれませんが・・・。

ロックパーツ中央のリベット風ネジ(セレクターネジと同じもの)を外して、 外周方向からのイモネジを緩め、ストックパーツをレシーバーに押し付けて いるカラーを反時計回りに回して外します。

INOKATSU・LCTはメーカー組み立ての際に緩み止めを多用しますので、 この部分がかなり硬い場合があると思います。どうしても外れない場合は 破損しない程度に叩いて振動を与えたり、熱を加えてみてもいいかもしれません。

参考になればと思います。
Posted by 明日香太郎明日香太郎 at 2016年07月09日 16:08
イモネジが見当たりませんでしたので思い切ってピンポンチをあてハンマーで
叩いてみましたらポロッと外れました。
この部分はカラーのカバーで先のリベット風ネジで締められているだけの構造
でした。

プライヤーを当てた跡がついていましたのでてっきりねじ込んで取り付けてある
物だとばかり思っていましたのでちょっと拍子抜けです。

カバーの中にはイモネジとエポキシのような樹脂で厳重に回り止めされたカラー
が鎮座しており、これを外してストックとレシーバーを分離することが出来ました。
(この樹脂のせいでカバーも固着していたのだと思います)

さらに、カラーのベースになっている部分も樹脂で固められてレシーバーから
取り外すことは困難なようでした。
とはいえ初期の目的は達成できましたのでそのままとしました。

このたびは大変参考になる情報ありがとうございました。
Posted by ぽーーん at 2016年07月10日 00:28
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。