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過渡期終焉装備サバゲ「DISASTERZ(デザスターズ)」
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2007年11月03日
HAKKO&SSG風
ハッコーのスコープ。
日本人なんだから舶来品にうつつをぬかさず国産使え!と私のスコープはハッコーです。
洋物全盛のミリタリー業界でハッコーのスコープはダサいと見られがちですが、
高性能スコープメーカー最大手のひとつでした。
一生懸命ハッコーを布教していたのに、数年前に先代社長が亡くなられたのを切欠に
廃業してしまいました。残念(-ω-
私のハッコー。B5Z-1582です。
マニアックな仕様だったので結局メーカーまでさかのぼってゲットしました。
1インチチューブ対物20mm、1.5-8倍ズームです。
(レチクルは普通のクロスヘアですがカッパーコートによって明所では黒、暗所では
ブラウンに映り、急な対象物変更でもレチクルを見失いにくくなっています)
このB5 VARI-5シリーズは、ズーム比率が5倍になるハッコーの技術の結晶です。
通常ズーム比率は3倍~4倍が多く、それ以上になるとレンズの精度からくるビジョンの
歪みが出てしまいます。そこはレンズ屋のハッコー、独自の技術で5倍を超えるズーム比を
実現しました。
なので私は「ハッコーといえばVARI-5でしょ!」になります。
(1.5倍)
(8倍)
対物20mmなのは私の趣味です(^^; 正直視野が狭いですが、見た目のチープさが好みなので。
VARI-5には対物レンズ径が20、40、56mmとあり、スタンダードはやっぱり40mmです。
40mmの2-10ズームのなんて、サバゲ用にもピッタリだと思います。
VARI-5シリーズ以外でも、ターゲットスコープなどで5倍比ズームの機種はいくつかあります。
3TS-126056 AEは、12ー60倍ズームです。高精度ターゲットスコープなのに価格も
1000ドル前後とリーズナブル。
また、リューポルドのターゲットスコープや、エイムポイントのマッチ用ダットサイトのレンズを供給
していたのがハッコーだったり、コルトやスプリングフィールドの純正スコープもハッコーでした。
他にも、携帯電話用カメラのレンズの小型化にもハッコーの技術が用いられています
現在は旧ハッコーのパテントも技術者も分散してしまっていますが、日本が世界に誇る
ブランドである事には変わりありません。
このハッコーが載ってる私のライフルは、マルゼンAPS-2のステアーSSG風。
OR/SVのストックにスポーター(Mk2)のアウターバレルです。
ロータリーマガジンの底板が無いのが痛いです。
本当はもっと細いスポーターMk1のテーパーアウターバレルを使いたかったんですが、
チャンバーが選べなくなってしまうのでやや太いMk2のものになりました。
シルエット的にはSSG69 PⅠぽいです。
VSRが出る前もAPS-2をレミントン風にする改造が流行ってましたが、主流と逆に行きたがる
私が目を付けた(実現しやすい)他のライフルはSSG-69風でした。
アサヒファイアアームズのSSG-69フルレプリカはかなり期待していたんですが、結局
発売されませんでした(T-T
以前はサバゲレギュレーションでも初速で1.2倍、パワーで1.5倍ほど電動ガンと差をつけて
いたところが多いですが、今はほぼ同一ルールです。
好きな人はそれでもボルトアクションを使っていますが、やっぱり全体では数が減っちゃいました。
今からボルトアクション始める人がいれば、無難にVSR-10を勧めます(^^;
次点で少し重いですがAPS-2 Type96です。それぞれノーマルで使って下さい。