※2014年3月までの案内は税率5%、2019年9月までの案内は税率8%表示になります。
2019年10月以降は10%表示になり過去の記事の表示価格とのズレが生じます。予めご了承下さい。

過渡期終焉装備サバゲ「DISASTERZ(デザスターズ)」


twitterとミリブロ記事が連携してます
(http://twitter.com/@AsukaSewingKA)

2008年06月24日

AKマガジンあれこれⅣ


マガジン考察つづき。


ここ数日で紹介したものはほとんど7.62x39mmのものですが、わざわざ選ったわけ
ではなく私はAKと言えば7.62mmという趣向なので無意識にそうなってました(^^;

ロシア"軍"マニアの方はもちろん5.45mmがメインですね。

PMCと民兵系の方々はやっぱり7.62mmだと思うのですが。

.223や.308好きな人はよほどのマニアでしょう(^^;

狙撃銃には7.62x54Rや7.92x57mmなどもありますけど、
今回は省いてます。





あれこれⅢのサムネールに使ったのですが、紹介するのを忘れてました(^^;
AK74用60連マガジン。ダブルカアラムがさらにルート合流する
クアッドカアラム(?)です。スペクターSMGのマガジンみたいな感じです。

ウェブでも画像はかなり少なく、マガジン単品画像か兵士がポージングしているもの
程度で、実戦の画像は見たことがありません。

ですが、高さが30連型とほぼ同じで、弾数がRPK用を上回りドラムマガジンに
迫るのに重量は軽い(と思うのですが)というすばらしいものに見えます。
が、あまり使われていないところを見るとジャミングを起こしやすいのかも。

マガジンポーチもダブルのものに1本入るので、携行弾数は同じですが
連続射撃出来ますし、機関銃用向きだと思うんですけども。


トイガン用のものも発売されています。1000連ですが手巻きは辛そう(^^;
内部スペースありそうなので、800連くらいで電動にならないものでしょうか。





ポーランド製5.45mmマガジン。Tantalライフル用です。

AK74のマガジンといえばベークライト製のイメージですが、ポーランドやルーマニア
などのAK74(相当のライフル)にはスチールプレス製マガジンも使われています。
中国などは樹脂マガジンはほとんど無いようです。


ベークライトというとフェノール樹脂の代名詞(最初は商品名)ですが、通常のプラスチックに
比べ耐熱・耐衝撃・耐薬品特性に優れているので、ライフルのマガジンには持って来いだったんですね。

かなり古い樹脂(合成樹脂としては一番古い)ですが、20世紀半ばには一定の
強度を出す事が出来るようになり、軍用にもかなり使われだしました。

現在は安価に強化プラスチックが製造出来るようになったので、ライフル用マガジンも
ベークライト製ではなく(ベークライト以外の)プラスチックに移行しています。
ベークライト製マガジンがダメなわけではなく、同様の使用が可能な他のプラスチックに
比べ高価になってしまっているという事です。





RPK74(5.45mm)用各国マガジン。
左からブルガリア製ベークライト、ロシア製ベークライト、ロシア製プラスチック、
ブルガリア製プラスチック、ルーマニア製スチールプレス、になるようです。

前回ブルガリア製プラスチックマガジンの(10)マークは何だろうと言っていましたが、
これはアーセナル製を意味するようです。他の製造メーカーの場合は数字が違ってくるとか。

樹脂製マガジンはすべて45連ですが、スチールプレス製のみ40連です。





SAIGA.223、AK101、AK102、共用の5.56mmスチールプレスマガジン。

.223用マガジンは一般的なAK74用5.45mmマガジンとほとんど同じ外観の
ものもありますが、混在してしまうとかなり危なそうです。
あまり同じ仕様でいろんな口径バリエーションを作るのも考え物ですね。



今回で最近収集したマガジン画像が尽きたので終わりです(^^;

基本的にここ1週間でウェブで検索して出てきたくらいの情報と画像なので、
これを取っ掛かりに皆さん調べてみましょう。

日本に居るかぎり、結局実銃に関しては"人聞き"でしかないところが辛いですね。
イズマッシュやアーセナルって見学とか出来るのかな?(^^; 撃ち合いしている
ところには見に行ったり出来ないですし(^^;;  


Posted by 明日香太郎 at 11:37その他雑記