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過渡期終焉装備サバゲ「DISASTERZ(デザスターズ)」


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2008年09月24日

9x39mm弾(2)


(9x39mm弾つづき)


私は9x39mmライフルではVSKが一番好きです。
なんというか取って付けた感?というか(^^;


(バラしてひとつのバッグに入るみたいです)

VSS、VSK、AS-Valと、9A-91、SR-3などの主要的な9x39mm弾使用機種は
バレル長が200㎜前後しかありません。低速重量弾を発射するのでそれ
以上のバレル長は必要無いのかもしれませんね。

また、9x39mm狙撃銃の場合300~400mでの射撃に適していると紹介
されていますが、弾頭重量と初速、初活力の低さから実質的な最大有効射程
が300~400mのようです。最大射程ともなると着弾はかなり下がりそうです。


VSK-94の固定ストックとサイレンサーを除いたものが9A-91です。
というか実際は9A-91を狙撃銃化したのがVSK-94のようですね(^^;



上向きに回転させ、レシーバーに張り付くように収納出来ます。
ストック収納時には全長40㎝以下なので、ヘタなSMGより小さいです。
なのにこれは「ショートアサルトライフル」や「コンパクトアサルトライフル」
という分類なんですね(^^;

狙いはMC-51やHK-53あたりと同じでしょうけど、これらは通常の
ライフル弾を使用し、特にMC-51なんてまともに市街戦闘で運用
出来そうにありません。

その点、初活力自体が低い9x39mmは反動制御の面でも有利
でしょうし、小銃弾のようなAP特性もありますし口径によるマン
ストッピングパワーも期待出来、いいことづくめのような感じです(^^


9A-91は、MA-91という小型アサルトライフル規格の9x39mmバージョンです。
他に、7.62A-91、5.45A-91、5.56A-91などのバリエーションがあった
ようですが、正式採用に至ったのは9x39mmの9A-91だけです。




9x39mm以外のバリエーションはそれぞれ、7.62x39mm、5.45x39mm、
5.56x45㎜ですが、この画像のものは明らかにピストル弾用マガジン
なので、それ以外の拳銃弾使用のものがあるか、もしくは7.62A-91
が実は7.62x25㎜だったりするのかもしれません。




A-91シリーズ用にGP-95というグレネードランチャーがあります。
カートリッジは他のGPランチャーと同じVOG-25です。
サイズはGP-30よりさらにコンパクト。そもそも近接用の銃に
グレネードランチャーってのがロシアらしいですが、たぶん
ガス弾とかも使うんでしょう。
ロシアなら榴弾も平気で使いそうですけども(^^;




(VSKと、7倍率?とかのスコープ 弾はSP-6)

9x39㎜ではどうも9A-91とVSK-94は最後発のようです。

VSS、AS Val、SR-3と共用だったマガジンは、9A-91で専用となり
互換性は失われましたが、プレス成型のレシーバーなどで
随分安上がりとなり、今後は9A-91およびVSK-94が普及して
いきそうです(^^

その分、VSSやAS Valはなぜか独立派の手に… (^^;



この手のカートリッジって欧米は使わないんでしょうかね。


ロシアンカートリッジは、120年近く使われている7.62x54Rや
大口径コンパクトの普及弾7.62x39㎜、軟質目標用にエアスペース
を設けた5.45x39mm、亜音速高威力の9x39mmなど、なかなか
名作が多いですね(^^  


Posted by 明日香太郎 at 09:15Gun