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過渡期終焉装備サバゲ「DISASTERZ(デザスターズ)」
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2008年10月09日
M2HMG製作記(1)
最近なにやらM2重機関銃(Cal.50)のスクラッチがかなり流行っている感じです。
そこで、私の所属チームで以前作ったものの製作記を再編集して記事にしてみます(^^
今から丁度7年前に製作したものです。
製作メインはチームの"うの吉隊長"。
あとサブの人が居ますがハンドルネームを持ってないので
"電気・電子の人" メカボックス制御電気電子製作
"樹脂・給弾の人" 樹脂パーツ・給弾ユニット製作
"M2使ってた人" M2実際撃ってた人 色々監修
とします(^^;
私はチームのウェブ担当でして、当時の記事を見たことがある人も居るかも
しれませんが、一応同じ経緯を再編集しています。
1)
まず最初はレシーバーの箱からです。
当時思い付いた色々な方法を使い、ソコソコ正確な寸法を割り出してサイズを決めています。
たぶん寸法誤差的には5%以下だと思いますので、シルエットはほぼ同じになっているはずです。
たぶんこれが最初のチーム活動としての共同制作です。
なんでM2にしたか忘れましたが、たぶんでっかくて派手で比較的作りやすそう
だったからとかだと思います(^^;;
そしてメイン素材は鉄。安くて頑丈。
2)
チャージングレバーまわりの製作。
レバーレールはスチール削り出し。すんごい重いです。
最初は重量を考えてアルミで製作予定でしたが、てごろな材料が無く
結局鉄です。
3)
バレルジャケットと、フロントサイト、エジェクションポート周りなどを製作。
バレルジャケットは丁度の鉄パイプが無かったため、別サイズのもの
から削り出しだそうで、特に手間が掛かったとの事です。
溶接箇所なども今見ると反省点は多いそうです(^^;
グリップ類も付きました。だいぶ機関銃っぽくなってきました。
4)
メカボックスが乗りました。
なんで並列2機!?(^^;
重機関銃製作決定時から「せっかく大きい鉄砲なのに、出る弾が同じだとショボくね?」
って事で、とりあえずサバゲ使用のためにパワーアップではなく弾がいっぱい出て
重機としての射撃効果(投射量)を稼ぐ事になったためです(^^;;
メカボックスはP90用のVer6です。当時出て間もない頃で、ジャンクなどもあまり
無く実働品からメカボックスを抜いて使ってます。
バレル基部は6㎜と12㎜の鉄板から製作で、これもかなりの重量です。
三脚の固定部も同じ箇所に来るので、ここはかなり強化されています。
当時はウェブでの資料集めも中々はかどらず、想像力を働かして
雰囲気重視での製作です(^^;
M2撃ってた人が「うん!こんなんやった!かな?」とか言ってたのでOKってことで(-ω-;
この状態だとインナーバレルがバレル軸からハミ出るんでるんじゃないかと
お思いの方も居られるでしょうけど、やっぱりはみ出ます。この2機のバレルは
バレル(アウターバレル)とバレルジャケットのスキマに収まるのです。
当初2機予定だったのですが、もう一機入りそうなのでこの後3機掛けになりました。
3機目は実際のバレルより発射されます。
この「バレルとバレルジャケットのスキマから発射される」というのが非常に危険で、
ゲーム大会などでチーム員以外の人が「もっとこっちのほう撃てますか」と射撃中の
アウターバレルを掴むと並列2機の方の発射弾がごく近距離で当たるという事が
多々ありました(^^;
3機掛けは邪道だとお思いの方も居るかもしれませんが、当時の私の所属チームは
非常にハラスメンタルスな迷惑上等、ルールの抜け穴をあえて追求するようなチーム
でしたので、とりあえずいっぱい弾が出るようになりました(^^;
※ その迷惑行為の数々はその後私がイベントやフィールド管理をする際に
非常に役に立ちました。自分がそうだっただけに、そういう輩の行動が読めます(^^;;
今はハイサイクル改造熱もひとだんらく付き、ヒストリカル・シチュエーション系ゲーム
への参加もあって電動ガンの中身はノーマル然としたものです。
このCal.50はなぜかどこのNAMイベントでもお許しを得ています。
本当は1回にまとめる予定でしたが、なんか長くなってきたので次回に続きます。