※2014年3月までの案内は税率5%、2019年9月までの案内は税率8%表示になります。
2019年10月以降は10%表示になり過去の記事の表示価格とのズレが生じます。予めご了承下さい。

過渡期終焉装備サバゲ「DISASTERZ(デザスターズ)」


twitterとミリブロ記事が連携してます
(http://twitter.com/@AsukaSewingKA)

2009年06月03日

PSO-1(1)


SVD用スコープのPSO-1の比較や考察などなど。


PSO-1でもかなり多肢にわたるようなので、今手持ちのものをメインに
見ていきます(^^




上から、RealSword PSO-1M2レプリカ、ロシア(ソ連)製PSO-1、
ベラルーシPOSP、全て4x24の7.62x54R用です。


まず根本的なスコープ性能ですが、実弾での耐衝撃などを考慮しなければ
RSのPSO-1M2レプリカが一番レンズがクリアです(^^;

RSのスコープも、79式のものをベースにしているのなら実弾射撃も
大丈夫なのかもしれません。実際他のレプリカ品とは作りが随分違います。


PSO-1タイプのスコープを使っていて気づいた方も居られるというか、
使ったら普通気づくと思うのですが、レティクルノブの回転方向が欧米
一般のスコープと逆です。

ウィンテージ調整をする場合、通常着弾点を左に修正する時にノブを
右回転させます。
ですがPSO-1や他のロシア圏機器の場合は逆に左回転させます。

スコープの取り扱いをきちんと習ったわけではないですが、私の今までの
イメージでは「着弾点を修正する」という感じでしたが、ロシア製光学機器
の場合は「レティクルを動かす」という感じです。アイアンサイトの調整に
近い操作からの反映ですので、むしろこちらの方が使いやすい気もします。

あとは慣れです(^^;


RS PSO-1M2レプリカをサバイバルゲームに使用していていまして、
スコープを覗きながらレティクル調整ノブを触ると、レティクルの動きが見える
ほどにノブ→レティクルへの反映が激しいです。

レティクルがススッと動くのが分かります(^^; 欧米のスコープではありえません。

このあたりはレプリカだけあってさすが雑な作りしているなと思い、帰ってから
ロシア製のPSO-1で同じ操作をすると、実際のPSO-1でも全く同じ
操作反映がされました(^^;;

諸元を調べると、どうも1クリックで100m先で10㎝着弾点が動くようです。
1000m先なら1クリック1m。いくらなんでも大雑把すぎます。
さすがロシアクオリティ(^^;

ウィンテージノブの目盛り1に対してクリックは2あるので、
この調整幅が目盛り1に対してか実際のクリック1に対してかは
よく分かりません。

また、調整ノブのさらなる微調整機構もあるのですが、こちらも
よく分かりません。でも普通は工具が必要な調整箇所で大雑把に
調整して、手で回せる部分が最終的な微調整だと思うんですが
なんで逆なんでしょう(^^;





RSレプリカとロシア製の外観比較。

RSの方が凹凸が激しい気がしますが、よく出来ています。
というかベースが79式のものなら、PSO-1M2のそのままコピーの
はずなんでそりゃよく出来ていますけども(^^;


ゴム類は一応形は同じですが、キレイすぎます。
PSO-1も新品当時はこんなんだったんでしょうか??


イルミネートレティクルの電球は互換しませんでした。

私のベラルーシPOSPとロシアPSO-1は互換しています。





デジカメでレティクルの撮影が上手くいかなかったので、これはウェブ上から
拝借してきたものです。

レティクルのパターンは7.62x54R用のものでも製造国などにより
何種類かあり、あと微妙なフォントの違い?みたいなものもあります。

これが一番私の手持ちのものには近かったです。RSのレプリカもほぼ同じです。


山マーク(^)の一番上が100m、一番下が1300mです。中間2箇所は
たしか400mと1000mです。

100mでゼロイン(基準値調整)をするようです。


下の斜線と数字の組み合わせは距離測定儀です。

「1.7」は1.7m(兵士の平均的な身長)で、例えばゲージの一番
右に丁度立った状態の人が収まるなら、その上の数字x100mつまり
200mがその人が居る距離になります。

同様に一番左端で人が丁度納まるなら、1000m先という事になります。

アナログですが、スコープの付加機能としては簡単なのにかなり有用な
ものと思います(^^

RSのレプリカは同じ1.7基準ですが、POSPは1.8になっています。


レティクル中心左右のメモリは100m先で10㎝刻みになると思います。
400mなら40㎝単位。1000mなら1m単位。



つづきます。次はPSO-1以降のラインナップや赤外線探査機構など。  


Posted by 明日香太郎 at 11:58その他雑記