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過渡期終焉装備サバゲ「DISASTERZ(デザスターズ)」


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2009年10月05日

砂ぼうず連載再開!


以前にもブログで紹介した、私の大好きな漫画の一つである「砂ぼうず(うすね
正俊:エンターブレイン)」の連載が4年ぶりに再会されました(^^

コミックビームWebSite(http://www.enterbrain.co.jp/comic/index.html

現在発売中のコミックビーム10月号より連載再開です。




連載される月刊誌コミックビームの表紙です。

書店にもよりますが入荷数が少ないようで、結局見つけられず
最終的に通販で買いました(^^;

書店によっては入荷すらしていません…。ちょっとマイナーです。


アニメ化もされたので、ミリタリーホビーユーザーでも知っている
人は多いと思います。

原作コミック版は、アニメよりもさらにハードでシビアな内容です。

アニメは地上波だったと思うので、放送コードなどの兼ね合いも
あってか、ちょっとヌルい濁した表現が多かったです(^^;


現在刊行されているのは1~13巻までです。

13巻までで4年前の連載休止までの話が収録されていますので、
現在発売中の10月号からが続きになります。


1~8巻あたりまでは、シビアな話も挟みつつ進みますが
ドタバタ系ガンアクションのノリです。

既存刊後半では策略や裏切り、13巻からの主人公交代を経て
現在に至ります。




文明が滅んで1000年後という世界のお話で、砂漠を舞台とし銃器類は新旧
入り乱れ(比較的クラシックなものが多い)ていますが、ヘルメット
に暗視・通信以外の様々な機能が集約されていたりと近未来の
様相も併せ持っており、装備や戦闘描写も独特なものがあります。


ストーリーは13巻より始まった政府間の紛争を舞台とする
戦争編に突入しました。

砂漠を舞台とする作中には「オアシス政府」という統治機構があり、
東西南北の4つの政府が登場します。

13巻からの主人公は砂ぼうずの弟子である小泉太湖ですが、現在
反政府勢力に所属しており戦局操作のために、別勢力に偽名で
潜入したりしています。





”砂ぼうず”が所属する西オアシス政府軍、
西オアシス政府に支援を受けた民兵組織、
現在の主人公小泉太湖が所属する反西オアシス組織、
西オアシスと対立する南オアシス政府軍と、南オアシス
に支援を受ける反西組織など中々ヤヤコシイ政治状態です(^^;


リアルともSFとも微妙に違った作風ですが、銃器描写も
細かくかなり良い雰囲気を出しています(^^


普通ガンアクションやミリタリーモノの場合「プロフェッショナル
っぽい描写」を売りにする事が多いですが、こと「砂ぼうず」に
関しては主人公が冒頭から姑息で卑怯な戦い方に徹し、民間は
荒廃し民度も低く、後半の戦争編では一般兵の錬度もさらに低く
略奪や処刑をし、正義感に溢れる描写はほとんどありません(^^;

一部登場するプロフェッショナルたる特殊部隊も、任務遂行
のために民間人を虐殺したり、暗殺・爆破テロを起こすなど
極端なプロっぽさを発揮します。しかもそれが主人公サイドの
所業だったりします(^^;

スタイリッシュなダークヒロイズムともかけ離れた内容ですが、
独特の画風とギャグ(?)描写で、それほど暗い雰囲気の漫画
ではありません。


亜流装備ファンには是非オススメの作品です(^^  
タグ :砂ぼうず


Posted by 明日香太郎 at 13:31その他雑記