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過渡期終焉装備サバゲ「DISASTERZ(デザスターズ)」


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2012年01月19日

リビア武装トラック続


リビア武装トラック紹介の続きです。


ロケット装備トラック特集。

今回のリビア騒乱では、旧反政府軍によりかなり多く
使用されていたようです。




最も多く用いられているランチャーは、Mi24やSu25など
でもよく使われているUB-32-57 32連装57mmロケットランチャーです。

制御装置を車内もしくは数メートル伸ばした位置から
操作し、キャビンや荷台に固定したステーによって仰角
を付けて発射します。




そもそも基本仕様として地対地攻撃用の兵装では
ありませんし、威力的にも直接照準する距離での
使用も問題があります。

どうもそのあたりの諸元を出し、制御方法も含めて
反政府軍側に持ち込んだ勢力があるようです。

反カダフィ思想だったのか、内乱自体を求めていた
のか。


そういえば、カダフィ政権転覆後にアルカイダが
拠点をリビアに移したようです(^^;




反乱軍の三色旗カラーのUB-32(^^

王政時代の国旗は反カダフィの象徴として騒乱前
から使用されていたそうです。

日本のリビア大使館にも置いてあったか、職員が
持ち込んでいたんですね。




こちらは63式107mmロケットランチャー。

牽引タイプのユニットが一般的ですが、トラックの
荷台に固定してあります。

リード線により少し離れて制御(^^




107mmは元々地対地攻撃用の兵装ですが、ピックアップ
に直接搭載するあたりは民兵仕様の先頭車両と言えます(^^

機関砲やロケットランチャーまで行くと「テクニカル」と
言うには重武装すぎるような気もします(^^;




UB-32の装填。後ろから差し込んでいきます。

1発あたりの手間自体はRPGとさほど変わりません。機材重量
も50口径クラスの機関銃とさほど変わらないでしょう。それで、
連続32発の57mmロケットを発射出来るんですから、これは
軽車両に搭載しない手はありませんね(^^




というか、この使い方が今先進国に相対している民兵全体
に広がれば、かなりヤヤコシイ事になるのでは・・・、と。




こちらは同じ57mmロケットですが、装填数が少ない
UB-16-57ランチャー。

さらに小型の車両にも搭載可能ですね。




こちらは回転座付きなので横方向にも微調整しやすいです(^^

取り付け方法はさまざま。




アメ車のピックアップには小さく見えたUB-16-57も、
ハイラックスだと結構大きく見えます。小型になった
とは言っても16連装の57mmロケットランチャーですし
小型トラックの武装としてもかなり強力です(^^;


左奥にはKPV14.5mm機関銃を4連装にしたZPU-4を
牽引する車両も。この画像の部隊は小型トラックのみ
で編成されているみたいですね。



集めていた画像が結構多かったので、もう一回だけ続きます(^^;  


Posted by 明日香太郎 at 19:13中東・アフリカ