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過渡期終焉装備サバゲ「DISASTERZ(デザスターズ)」


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2012年12月04日

ペガサス調整中


先日ゲームでM1917を使ったのですが、寒すぎたせいか
ヒョロ球しか出ませんでした(>_<

ですがずっと使っているM10はまだマシだったので、M10と
同じ対策をしようと思います(^^





十余年前、TANAKAペガサスシステムのリボルバーが出てすぐ、
チャンバーすぐ後ろの放出バルブがタンク内圧で張り付いて
リリース出来ない症状が頻発していました。当時「ペガサス病」と
呼ばれていたと思います。

ペガサス病はKフレーム以下のシリンダーボリュームのものに多く、
パイソンやNフレーム以上のものには比較的症状は少なかったです。

対策内容としては、バルブスプリングのテンション調整や、チャンバー
の抜弾抵抗調整などです。


当時このペガサス病には大変な思いをしました(^^;

2mほどの距離の相手の視線の外から引き金を引いたのに、
カチンと音がするだけだったのです(>_<


 ※問題の無い個体では、これらの改造はしないほうがいいです。




今回やったのはバルブスプリングのテンションダウン。

これは切りすぎるとバルブ閉鎖に問題が起きますので慎重に
しなければなりません。

当時あれこれ試しか結果、バルブシャフトのスプリングと、センター
シャフトのスプリング(前側のもの)を片側だけひと巻きカットするのが
無難という事になりました。


コイルスプリングの端は平坦になっているので、ひと巻きだけ
というと平坦になっている部分のみカットするという事になります。

バネの自由長自体はほぼ変わりません。ただセットテンションが
少し下がります。

ここで色気を出してふた巻き切ると、バルブが閉鎖しなくなって
しまう事が多いです(^^;

これらもあくまで経験則です。バルブ張り付きが多発する個体の
場合のみの対策としてください。



(これはM10のシリンダー)

次にチャンバーパッキン。ペガサスの場合、チャンバー(弾を
咥えるパッキン)と、ホップパッキンが別にありまして、チャンバー
パッキンのテンションも個体差というかロット誤差が多いように
思います。

ロットによっては抜弾抵抗が低すぎて、インナーマガジンのテンション
に負けて内側分の弾が前部飛び出してしまうものもありました。

今回のものは逆に抵抗が強すぎて、寒い屋外などの場合にまとも
に発射されませんでした(^^;




これも10年ほど前に一部で流行った「チャンバーパッキンを煮る」と
いう工程です(^^; 内径が狭すぎるものの場合、少し太い棒を通して
加熱する事によって、締め付けをゆるくするという事です。

煮るのは大変なので、今回は6mmのドリルシャフトを通して、熱湯に
浸しておきました。

眉唾的な方法ですが、一応は目標は達成出来ました(^^


派生として「煮てから氷水でシメる」などもありました(^^;
(径を少しキツくする場合の工程)




こちらはM1917用の45口径シリンダー。他のNフレームリボルバー
を今持ってないので比較できませんが、チャンバーパッキンセット
位置内側にKフレームにはない溝があります。

パッキンを広げすぎると、この溝に逃げてしまい抜弾抵抗が低く
なりすぎてしまうので注意です。



これらの工程の結果、一応5℃程度の外気温でも20mくらいは
飛ぶようになりました(^^

寒さで初速もずいぶん低いですが、一応は5~10mくらいで
撃ち合いが出来そうです(^^;


他には、ペガサスリボルバーは使い込む事によって馴染んで
くるような感じがします。長く使っているものが一番調子が良いのです。

作りとしてはかなり頑丈で、シリンダーをバチンと装填するなど
してもほとんど問題ありません。良いエアソフトガンだと思います(^^


スプリングカットですが、私の場合はセンター後端のシリンダーノッチ
のスプリングもひと巻きカットしてあります。こうする事によってシリンダー
を入れやすくなります。少しテンションを弱くしても、シリンダーが脱落
する事はありませんでした(^^  


Posted by 明日香太郎 at 14:48その他雑記