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過渡期終焉装備サバゲ「DISASTERZ(デザスターズ)」
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2011年08月15日
米パ、新型ヘリにより緊張
ビンラディン邸強襲作戦時に破壊され放棄された新型
ヘリコプターに関連して、米パ両国の緊張が高まっています。
同ヘリコプターに関して。
5月のビンラディン氏を殺害した特殊作戦において、SEALsが
使用したヘリコプターはUH-60の改良型でステルス機能を持つ
通称「サイレントホーク」と呼ばれる機種と言われています。
UH-60の輸送能力・安定性はそのままに、対レーダー探知および
赤外線探知に対する対策、各ローターの騒音軽減などを進めた
ステルスヘリ、との事です。
ビンラディン邸強襲時に離陸不能に陥り、SEALs隊員によって
爆破され、撤収時には放棄され現場には残骸が残されました。
(回収作業中)
残骸部分はパキスタン政府によって回収され、5月中に
米国に引き渡されています。
ところが最近になって、パキスタン政府が中国研究員に
現場の調査を許可した事が分かったそうです。
中国軍関係者はパキスタン政府の許可の下、新型ヘリ破壊
現場を調査し、ヘリコプターの破片の一部を持ち帰った
といいます。
ステルスヘリと言われる同機の破片には、ステルス性能に
関わる塗料や素材などが使用されていると見られています。
中国のステルス航空機開発にとってまたとないチャンスでしょう。
また、回収時に撮影した残骸の画像資料なども、パキスタン
政府から中国軍関係者に渡っていると米国機関は指摘して
います。
パキスタンと中国は軍事的な繋がりが強く、パキスタン
各軍の装備の多くは中国製または中国との共同開発兵器
になります。
(パキスタンMBT-2000/中国90-2式主力戦車)
歩兵用の軽火器から先頭車両、戦闘機にいたるまで
主力兵器として配備されています。
(パキスタンF-7P/MP/中国J-7派生型)
また、先日中国のロケットによって、パキスタンの人工衛星
の打ち上げが行われました。
こういった軍事・工業に関わる結びつきに加え、カシミール
地方の領土主張に関する「パキスタン⇔インド⇔中国」の関係や、
新疆ウイグル自治区の独立派組織(一応アルカイダ認定)に
関する「パキスタン⇔アルカイダ⇔中国」などの「敵の敵は
味方」のような間柄のためか、近年中パは仲が良くなってきています。
そこに今回のように米国とパキスタンとの緊張が高まれば、
中国にとっては望ましい状況と言えるでしょう。
人権問題、中国バブルと言いながら進む貧富の格差など、
海外から政策的に指摘される事も多く、高速鉄道の事故
という大失敗などもありますが、対外的な影響力の増大は
近年留まるところを知りません。
アフガニスタンからの米国軍および多国籍軍の撤退や、アフガン
の次の戦場と言われたパキスタンでの同政府との摩擦など、
中南東地域でもアメリカは最近あまり良い事無しが続きますね。
しかし、ユーゴスラビア紛争のF-177といい、今回のステルス
ヘリといい、中国政府エージェントの鼻の効き具合と行動力・
影響力は中々侮れないです。さすが最新技術には目が無いです。
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Posted by 明日香太郎 at 21:55
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