アラブログ！(arablog!)

シカゴ訪問つづき。
いつもネタ切れに苦しんでるんで、今回は2日に分けさせてもらってます（＾＾；

シカゴレジメンタルスはたまに新型銃器（比較的）が入荷してますが、面白いのでは
G36Cを去年見ました。こんなんなんで民間に出回ってるんだ？と思ったら
なんと映画００７のプロップとして使用されたものだそうです。どんなコネクション持ってるのかと。


それでは、レポートつづきです。

AKS-74Uクリンコフです。オリジナルのロシア製だと思います。
クリンコフというと一般的にAKS-74Uの事を指しますが、「クリンコフ」というロシア語自体は
「短小銃」もしくは「短いもの」という意味で「ショーティ」や「カービン」と同義語のようです。
なので、短小カラシニコフは海外サイトではAKS-74U以外でもクリンコフと紹介されている
場合もあります。



端っこの小部屋に入ると、Vz58キタコレ。個人的にタイムリーなライフルが目白押しでした。
固定ストックのVｚ５８PとフォールディングストックのVz58Vです。
見た目はカラシニコフですが、構えてみるとやっぱり違います。コレジャナイAKって感じです。
フォールディングストックの方にはバイポッドが付いてましたが、銃身長はそのままなので
LMGバージョンって訳ではなさそうです。



サイガ１２ゲージのフォールディングストックモデルです。AK74Mと同じっぽいストックでした。
これは現地ではたぶんスポーターの部類なんでしょうが、日本ではストックとグリップで登録出来なさそうですね。
マガジンも8連発（だったかと）が付いてました。

おなじみのRPD軽機関銃。デグチャレフのマシンガンです。
アモはSKSやAK４７と同じ7.62x39mmで、本家ロシアではもうほとんど使われていないようですが
第三国民兵・傭兵では主力のマシンガンです。MINIMIよりコンパクトで、SAWとしての資質は高そうです。

こちらは以前シカゴさんで特価時に5万円代でありました。お得感がありますね。
無稼動実銃はガンのボリュームじゃなくプレミアム性が値段に反映されやすいようですね。



上からトカレフのオートマチックライフルSVT、モシンナガンM1891カービン、シモノフSKSカービンです。

トカレフはM1938と１９４０があって、後者がセミ・フルオートマチックだったと思います。
第二次大戦当時に後のアサルトライフル（バトルライフル）と言えるスペックを有していたんですね。
スコープサイトを備えた狙撃銃バージョンもあります。

ナガンカービンはそのまんま、モシンナガンの短小モデルです。横畳み式のスパイクバヨネット付き。

SKSはAK47とほぼ同時に開発されたカービン銃で、主に砲兵や警備兵の護身用に使われたようですが、
AK47の方が小さい上に30連発マガジンやフルオートマチック機構など多機能なのですぐに
使われなくなっちゃいました。その後中国軍へのライセンス→ロシア製・中国製共に北ベトナム軍
へ供与→ゲリラ・民兵の銃って感じに成り下がっていきました。
折りたたみ式の銃剣を省いたスポーターモデルが米国では安価で販売されてるようです。150ドルくらいとか。



上記カービンのフルサイズ版、モシンナガンM1891です。ざっと120年前のライフル。古すぎですね。
使用する7.62x54Rもそれ以前に採用されたという事はロシア最古の軍用ライフル用メタルカートリッジ？
同じカートリッジがSVDやPKMで今でも使用されているのが驚きです。物持ち良すぎ。

先日KTWからエアガンが発売されました。狙撃銃バージョンは気になる所です。


（つづく）