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2009年10月30日

ケミカル

ケミカル
最近はエアガンをバラす事も少なくなったので、使うオイル
やグリスもそれほど気を使わないようになりました。


ハイサイクル改造をしている時は、潤滑性能?が良いと
されるものや、高回転で飛び散らないものなど色々試して
いまして、実際それらの違いでギアの寿命が違ってきたり
もしていました。

その後、メカボックスの改造をあまりしなくなり、整備用
の潤滑材といえばマルイのシリコンオイルと、同シリンダー・
ギアグリスばかりでした。グリスは補修用のノーマルギアに
毎回付属していたので、大量にありましたし(^^;


マルイのシリコンオイルは油膜が薄いですが、販売されている
ものでは一番トイ用プラスチックを侵し難い増ちょう材を
使っているようで、どのエアガンにも安心して使えます。

工具用などの「プラスチックOK」のオイルは、いわゆる工業
プラスチックを侵さないだけで、トイガン用のプラスチックには
ちょっと厳しいものも多いので注意です。


前述どおり、マルイのオイルは油膜が薄くドライになりやす
かったので、その後キャロムショットさんのテフロン系潤滑材
ニューウェポンクイックをメインに使うようになりました。


ケミカル

マルイのシリコンオイルと合わせて、全国のトイガンショップで
見かける商品です。

CAWのモスカート用オイルも中身は一緒っぽいです。

増ちょう材が独特の甘い匂いがしまして、古くはMGCのテフロン
オイル「テフリック」も似たような匂いがしてましたし、MGCの
トイガンを買うとどれもテフリックでベタベタだったので、往年
のガンファンの人は匂いを嗅ぐとMGCを思い浮かべるかもしれません(^^;


このニューウェポンクイックはトイガン用としてはかなり油膜が
強く、中々ドライになりません。私は電動ガンのホップパッキン、
ガスガンのバルブ周りなど、ゴムパーツ全般に使っています。

他のスプレータイプオイルより少し値段が高いですが、内容量も
多くさらに少しつけるだけで伸びて潤滑するので結果長く使い続ける
事が出来ます(^^

ただ、作業の後の手洗いや、ドライで作動させる一部ガスガンの
ピストン周りなどについてしまうとやっかいです(^^;


電動ガンのピストン・シリンダー周りにグリスを使わずこの
オイルのみでもソコソコいけます。自己潤滑出来るコーティング
されたシリンダーと合わせれば、数ヶ月数万発程度は持ちそうです。



次にグリス。今までマルイのギアグリスを使っていまして、ノーマル
ガンでしたらさして問題無かったのですが手持ち分を数年かけて
使い切ってしまったので、違うものを買ってみました。
マルイグリスはあまり店頭売りしていませんし。


ケミカル

上と同じキャロムショットさんのテフロングリスです。

そこそこ柔らかくかつ油膜は強く、ギア用には良いという
話は以前から聞いていました。

使用用途的にはスプレーと同じ事が書いてありますので、ゴム
製品にも大丈夫だろうと思い、メカボックス内部のグリスを
すべてこれにしようと思いたちました(^^;


ケミカル

中身は半透明の乳液状?のような感じ。

指で触ってみても、マルイのシリンダーグリスと一緒かそれ以下の
粘度でしたので、成分的に許せばピストン・シリンダー周り
にも大丈夫だろうと考え使ってみました。


電動ガンの使用を重ねるとギアのグリスが飛んでシリンダーに
入ってしまうので、その際抵抗になってしまうんじゃないかと
よく言われています。

それなら、最初からシリンダーとギアに同じグリスを使って
しまえば混ざっても大丈夫だろうという事です(^^;

実際は電動ガン程度の機構でしたらそれほど
気にする事でもなく、むしろ銃口から入るゴミやホコリの方が
抵抗になっていると思いますけども(^^;


今一番自分で使っているRS SVDのメカボックス内部を前部この
グリスにしてしまいましたが、その後数ゲーム1万発以上撃って
ますがさして問題ありません。初速もそこそこ安定し、ギアの
駆動も元々低速ギアのせいか問題なしです。

またひとつズボラに… ではなく効率よく整備が進められる
ようになりました(^^;



もうすぐ11月ですし、山地のゲームフィールドなどでは早朝の
気温もずいぶん下がってきました。チャンバーパッキンのオイル
切れや、シリンダーのグリス切れでのトラブルを避けるために
そろそろ自分のガンの冬支度もしておいたほうがいいかも
しれません(^^

そこで「オススメのオイルは?」と聞かれると…。
やっぱりマルイのシリコンオイルでしょうか(^^;;







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Posted by 明日香太郎 at 12:52 │その他雑記
この記事へのコメント
私の場合、ドライ潤滑にメタフラックス社製のテフロンスプレー。電動ガンのメカボにはシリコンオイル。電装系には防水を兼ねてシリコングリスを使ってます。ちなみに、私のAMD65の配線は全て航空機用の配線とコネクターピンに換装しています。導通なんか市販品とは比べ物になりませんよ。FETなんかいりません。
Posted by 壷屋 at 2009年10月30日 21:32
どうも。MR.Kです。
週末のOFF会(飲み会)行きたかったです!
私は、ここ4年ほどは、キャロムショットさんのテフロン系潤滑材
ニューウェポンクイックをメインに使ています。
マガジンのある程度のガス漏れシーリングにも有効でWA4用には手放せませんね。

壺屋さはAMD65バリバリですね。イイナー!航空機用配線なんか
は、一般のDIYでは手に入りませんよね・・・
Posted by MR.K at 2009年11月01日 14:50
こんばんは。


ドライ潤滑に、抵抗部分にはオイル、電装関係も合わせて
かなり高効率化されてそうですね!(^^

私は今は逆方向でいかに手間を掛けないか!です(^^;
最近はメカボックス内部はほとんどほったらかしです(^^;;

でも10年近く使っているメカボックスはそろそろリフレッシュ
したほうがいいのかもしれません。配線も一度スチールフレーム
でリークして暴走させてますし(^^;


ニューウェポンクイックはCAWのモスカート用オイルと
たぶん同じものですし、モスカート用がガス漏れ防止に効果が
高いと言うだけあってガスガンのマガジンには向きますね!
細かいテフロン粒子がスキマに入るとかでしょうか?理屈は
よく分かりませんが(^^;

良いにおいがするのと、中々無くならないのも利点です(^^
Posted by 明日香太郎明日香太郎 at 2009年11月01日 23:45
 先月の、「プレス技術」を読みましたが、日立金属の高性能冷間工具鋼、SLD-MAGICのトライボロジー特性は凄いですね。微量の油をぬったセミドライ状態で、摩擦させるとまるで先端技術のDLCのような自己潤滑性が出るなんて。コーティング費用分コストパフォーマンスが良く、耐荷重能も2500MPaぐらいに高強度でいろんな転動・摩擦・摺動部品にも使えそうだ。
Posted by 鉄鋼材料屋 at 2013年02月04日 17:24
こんにちは。


専門的すぎてチンプンカンプンです(>_<

ただコーティング技術の進歩が著しいのは聞き及んでおります(^^

私のミシンも一台はセミドライ(針板面より下だけ潤滑)のものがあります。
上半分はギアや座金にコーティングしたり、自己潤滑素材を使っているようです。
婦人服などを縫う場合に、油が垂れない優れものです(^^
Posted by 明日香太郎明日香太郎 at 2013年02月05日 20:04
 三菱重工さんの冷凍機の磁気軸受の技術は温暖化防止に対する取り組みとして大変感銘しました。しかし、磁気軸受って耐荷重能が低いんだよね。風力発電なんかの重要なエネルギー変換源に使われるにはまだ難点がありそうだ。しかしそういった困難を解決しているのが、日立金属のSLD-MAGIC(S-MAGIC)という工具鋼だ。この材料は表面でオイルをトライボケミカル反応させて形成されたボールベアリング状のナノ結晶体で分子物理学的に摩擦係数を下げるという。これなら応用範囲が広そうだ。
Posted by 地球温暖化ウォッチヤー at 2013年09月26日 18:40