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2024年10月02日

カミースあれこれ(2)

20年くらい前に、ボタンタイプの上下セットに続き製作したのが「CIA」カミース。

カスタムタイプのカミースで、NAMの「CIAポーチ」に習ってネーミングしたものです。
※CIAポーチは現地製作の簡易弾納





仕様としては

ボタンの代わりに小さいベルクロオスメス、
首周りの密封用のベルクロ絞り、
袖密封用のベルクロ絞り、
胸に無線機コード用のベルクロストッパー
首の後ろあたりに反射パッチ用のミニパッチスペース
※腕のパッチスペース無し

といった感じです。

カスタムの代わりに下履きが付属せず、BDUやカーゴパンツなどを合わせる前提です。


当時カスタムシャツなども流行っていたせいか、割と「カスタムカミース」はすぐに
受け入れていただけました(^^


この「CIAカミース(無印)」は明日香縫製で使っている一般的な平織り生地とは違い、
やや厚手のツイル生地を使用しています。BDU生地くらいのボリュームのものです。

今は廃盤になっていますが、同生地を使用した「シャルワールカミース ツイル」という
ボタンタイプの厚手生地バージョンもございました。


その後に発売した「CIAカミース スタンダード」は、通常の厚さの生地になっています。


10年後くらいに「CIAカミースII」というのを作りまして、細部が微妙に変わっています。
コードストッパーが共生地トリム、腕のパッチスペース、生地が標準厚、などです。


さらにその後にCIAカミース(無印)が「CIAカミースI」になり、基本は無印と同じですが
腕にフラッグパッチサイズのパッチスペースが備わりました。
※無印は廃盤


ですので、現状
・CIAカミース スタンダード
・CIAカミース I
・CIAカミース II
が併売されており、それぞれサイズバリエーションやカラー(使用生地)が違うので
ややこしい事になっております(^^;


それぞれぼちぼち売れているのですが、CIAカミースIはそろそろ廃盤かもです、、、


チェストリグやプレートキャリアを合わせて潜入特殊部隊系装備!とすると、ゲーマー装備
からシフトするにも結構やりやすい感じでした。

20年前は、まだまだ民兵装備は「なぜ、ヤラれ役の格好をわざわざするのか、、?」
みたいな空気が強かったです。




カミースの下履き(シャルワール)は柔道着の下履きのようなもので、それほど洗練された
ズボンではありません。ですので、以前からBDUなどを併用される方は多かったです。

ですので、シャツのみのカスタムカミースは案外すんなり受け入れてもらえました(^^

もちろん「ボタンタイプの上下セットでトラディショナル民兵!」って方も多いです。



ちなみに一番最初にカミースを販売する時に、日本語(カタカナ)表記で一般的なのは
「サルワール カミーズ」みたいな感じだったのですが、同じようにすると従来の輸入雑貨
と検索ワード上混ざってしまうので「シャルワール カミース」と少しズラした商品名にしました。
※元はSharwar Kameez みたいな綴りです

20年前の検索エンジンは類似検索機能が無かったので「カミース」というある意味造語で
検索すると、輸入雑貨品が引っかからず明日香縫製のカミースのみがヒットするという事
になります。

雑誌などの広告には「シャルワール カミース」「カミース」で紹介しましたので、いい感じに
囲い込みは出来ていたと思います。※コスい(^^;

そのうちミリタリーホビー業界では「カミース」が定着して、皆がそう呼ぶようになりました。

輸入雑貨関係では今でも「カミーズ」表記のところもあります。



つづく