

※2014年3月までの案内は税率5%、2019年9月までの案内は税率8%表示になります。
2019年10月以降は10%表示になり過去の記事の表示価格とのズレが生じます。予めご了承下さい。

twitterとミリブロ記事が連携してます
(http://twitter.com/@AsukaSewingKA)
2013年08月10日
シリア民兵
シリア民兵装備。軽火器を中心に(^^

SOPMOD AKが?!な市街民兵装備(^^;
左手前は56-1式、右側はルーマニア製のAKS-47で
AKMに近い構造ですけど曲銃床のもの。

どうもこのSOPMOD AKは、キット状態で納入?されて
いるようで、ベースとなるAK本体はまちまちです。
こちらはAMD-65ベース。
キット自体は固定ストックレシーバー用のM4タイプ
SOPMODストックのようで、こちらは取り付け出来ない
ようでAMDのまま。

こちらは56式のショートバレルタイプ56Sベースの
SOPMOD AK。
少年兵ですが、たぶん撮影だけだとは思います・・・。
このシリアタイプのSOPMODを再現してみても
面白いかもしれません(^^

1.5倍固定スコープのステアーAUG。
ストライプスリーブのジャージに、コヨーテブラウンの
プレートキャリアと、ほとんどゲーマー装備です(^^;

こちらも同じグリーンのAUG。

ユーゴスラビア製M72軽機関銃。ツァスタバのRPKです。

こちらもユーゴM72。
ベストが何か怪しい迷彩柄です。A-TACSに見えなくも
ないですが、まあ違うでしょう(^^;

ユーゴM70AB。もしくはタブクですね。

グレネードランチャー付きのFAL。
M203が付いているFALを見たことがありますが、
これがそうなんでしょうか・・・(^^;

黒いカミース部隊。
スカーフからブーツまで真っ黒の衣装に、迷彩のベストが
中々良いコントラストを出しています。
ライフルは各国AKMや56式、FALなど。
この井出達は中々カッコイイですね!

スナイパーコンビ。
上がSVDで下がFPKになります。

なぜか司祭の格好でポーズを決めている民兵。
イスラム主流の国で、このニュアンスはどうなるでしょう・・・(^^;

M1919(Cal.30)。
ローカルメイドのマウントが取り付けてあります。

ねこを撫でる民兵(^^

キャブオーバートラックにZPU-2。
トラックはヒュンダイ?でしょうか。
2013年05月16日
シリア武装車両
シリア武装トラックなど。

キャブオーバートラック(車種不明)にZPU-2積載。
ZPU-2をピックアップトラックに載せようとした場合、
日本車標準サイズベッドだとギリギリ荷台が足りない
感じになります(^^;
日本車ロングサイズベッド、もしくはアメ車フルサイズの
標準サイズベッドなどが必要になります。
ところが、キャブオーバートラックですと、4ナンバーサイズ
でも余裕を持って積載できます。
シリアではキャブオーバートラックの武装車両が少なくない
数運用されていますので、世界的にも今後はキャブオーバー
テクニカルに転換していくのかもしれません(^^

クルド人勢力の女性民兵。
トルコのクルド人独立派勢力の主張する領域が、シリアにも
またがっているため、そちらに展開しているようです。
現在はFSA(自由シリア軍)とは同盟状態ですが、FSAが
有利な情勢になれば反故にされるかもしれないとの事です。
クルド人勢力は民兵の3~4割が女性兵士と、世界的に見ても
女性比率の高い民兵組織です。
ダブルキャブのピックアップの場合、二台はやっぱり小さめに
なるため、30口径もしくは50口径の単銃身あたりの武装になります。

こちらはマツダB2000?あたりでしょうか。
車載用のワイヤースイッチ式KPV14.5mm機関銃を
自作防弾版付きマウントに搭載しています。
小型の日本車でも、シングルキャブ+ロングベッド(いわゆる工務店など
で使われているピックアップ 2WDのものが多い)の場合こういった
銃座が積載しやすくなります。

いすづエルフキャブオーバー。ZU23-2搭載。
エルフの2~3トンなので、装備重量1トン前後のZU23-2は
余裕です(^^
ほとんどのピックアップが積載500kg前後なので、20mmクラス
を積載する場合もキャブオーバー有利です。

こちらもキャブオーバーにZU23-2。
ただ、キャブオーバートラックのほとんどは2WDですし、もし
4WDだとしても路外走行性能でピックアップトラックに劣ります。
市街戦闘の多いシリア内戦ならではとも言えます。

こちらは車種が分かりませんがDshKM搭載。
女性兵士です。


こちらは自作ロケットランチャー搭載のシングルキャブピックアップ。

制御はスマートホンです(^^;

MAZDAタイタンの4トンでしょうか。中型キャブオーバーですが、
兵隊はいっぱい乗せれます(^^
実は以前タイタンのダブルキャブは欲しくて調べていました。
4ナンバーサイズで6人乗り積載1.25~1.5t、3000ccディーゼルターボ、
荷台も2メートルとピックアップ(日本のボンネットトラック登録)に比べて
スペックで圧倒しています(^^

日本製キャブオーバートラックのテクニカルのメディア露出が
増えてきたこともあって、ミリタリーホビー業界での武装トラック
製作の敷居も下がってきたかもしれませんね(^^
日本ではピックアップトラックはほぼ趣味の車ですので(>_<
2013年05月13日
シリアスナイパー
シリア自由軍のスナイパー、というかスコープ付きライフルを
装備した民兵画像です。

FALのスコープ付き。
SVDと並んで露出が多いように思います(^^

こちらはSVD。ですが、スコープがPSO-1タイプでは
なく、マウントベースに1インチスコープの組み合わせです。
PSO-1にくらべてややハイマウント。

ステアーSSG-69。
こちらも他の戦場では見ませんが、なぜかシリアでは
複数丁出回っているようです。

これは珍しい、OSV-96。
ロシア製の折りたたみ式50口径ライフルです。
ロシア軍でもそんなに露出が無いものですが、なぜかシリアに(^^;


他の民兵もOSV-96を運用しています。こちらも複数流入しているようです。

こちらはオーソドックスにスコープ付きAKM。

こちらもFALスナイパー。
昨今の北アフリカ・アラブの騒乱では、今まで民兵であまり
使用されていなかった軽火器が使われています。
2013年05月07日
シリア・ローカルメイドウェポン
シリア国政府・アサド政権側についたヒズボラと、
独立派自由シリア軍に加担する他のイスラム武装勢力
との戦いも始まりました。
ヒズボラに対してのイスラエルの空爆も始まり、シリア情勢は
紛争状態1年を経ても激しさを増します。
民兵や、他国からや正規軍から抜けた義勇兵などにより
構成される自由シリア軍のDIYウェポンです。


鉄管より作った迫撃砲。
ちゃんと反動を吸収するアブソーバー付きです。
砲弾もなにやら怪しい手作り感です(^^; 発射時の衝撃
で爆発したりしないんでしょうか。

こちらはさらにチープにした感じの迫撃砲。
塩ビパイプとモスカート仕様で再現できそうです(^^;

導火線に火をつけ空砲で発射する、ローテクな
グレネードランチャー。
かなりアバウトな射撃になりそうです・・・。

必死の形相ですが、実際問題こんな手作り兵器の
運用は怖いですね(^^;

こちらはもう手で投げてます。

完全手作りのストライカー式ライフル。
銃身の長さがやる気をうかがわせます(^^;

小型ロケット。発射時の事故がとても多いようです。
電気着火式の小型ロケットモーターに、あまり強い
導火線(導爆線)で点火すると、その場で爆発するそうです(>_<

こちらも同じようなロケットです。
こういったローカルメイドウェポンが活躍する民兵同士の
戦いこそ、泥沼化が予想されます。

少し大きめのロケット。
安定翼の溶接跡から見てかなり重そうですが、
ちゃんと飛ぶのでしょうか(^^;

なんだかよく分からないランチャー。発射炎がすごいです。
こういうので、まともな銃撃戦が出来るのかは謎です(^^;

塗装がハゲたのではなく、結構キレイにメッキされたと
思われるAK。手作り火器の中では、まだマシに見えます(^^
比較的近年の軽火器が民兵レベルで運用されている反面、
あまりにもローテクなDIYウェポンも使われているシリア情勢です・・・。
2013年04月25日
シリア内戦
シリア内戦・自由シリア軍民兵、軽火器など。

オーソドックスなAKM。
新ブランドの電動AKMの話をいくつか聞いていますので、そのあたり
が次は欲しいところです(^^ 中々カタチにならないようですが(^^;

自由シリア軍武器集積所。
AKM各種クローンに56式、RPK、RPD、あとは他の民兵の画像でも
そうですがFALが相当数使用されているようです。

SVD(79式?)に、まるでトイパーツで組んだようなSOPMOD AK(^^;
スコープマウントレールや、レールハンドガードなどもこのあたりでは
よく出回っているようです。
そろそろシチュエーションゲームでも地域設定によっては「民兵装備での
レイルシステム禁止」は通らなくなってきそうです(^^;;

SIG542フォールディングストックバージョン。
メディア露出の少ないライフルですが、モダンライフルからは
外れてますし民兵装備でも中々似合います(^^

ルーマニアFPK/PSL狙撃銃。
他のライフルもそうですが、スコープが純正でないものが多いです。

ステアーSSG69ボルトアクションライフル。
これはMARUZEN APS2で再現できます(^^
旧式の閉鎖機構のようですが、信頼性の高いライフルのようです。
小口径版をプーチン大統領がハンティングで使っていたり、ロシア軍
でも一部輸入品を使用しているようです。

AR15 コマンドカービン。
いわゆるM733です。マルイのものとは形状が違います。
スコープマウントはホビー用でも売っている2段式で、レーザー
サイトも着いてます。が、撃つのにスコープ使ってないですね(^^;

こちらもちょっとモダンなマウントシステムのついたAK-47。
銃だけみるととてもトイガン然としていますね。

RPD軽機関銃。
イラク・アフガニスタンではあまり見かけなかったRPDも、そこそこ
の数が使用されているように見えます。
つづきます。
2012年09月21日
アフガン一般車両
アフガニスタンの民間一般車両です。

カローラのライトバン。
やっぱりTOYOTAブランドのせいか、日本車はトヨタが
圧倒的に多いです(^^

実用性の高いバンかハッチバックタイプが多いですが、
地域柄マニュアルトランスミッションのものが好まれるため、
輸出中古車でもMTの多い90年代前半までのモデルがほとんど
のようです。
現行のトヨタライトバンであるプロボックスにはMTはほとんど
無い上、バンもメーカーによってはMTの設定がありません。
カローラは中々人気のようです。

壊れてますが比較的高年式タイプ。

タウンエース。
こちらも高年式モデルはMTが少ないせいか、あまり見かけません。
ただ、アフガニスタンでも官庁向けの車両は今はほとんどがAT
なので、そろそろ一般にもAT車両が増えてくると思います(^^

こちらのワンボックスはトヨタっぽく無いような気がしますが、
後ろからだともう分からなくなってきます(^^; バネット?
趣味性の高い車はある程度覚えてるので調べもつきそうですが、
実用者はヒントが少ないと結構難しいです(>_<
軽トラはCARRYっぽいですね。右はスプリンターでしょうか。

こちらもカローラバンとタウンエースぽいです。
一般車両としてはやはりトヨタが圧倒的です(^^

そして軽トラも案外見かけます。こちらはアクティでしょうか。
98年以前の旧規格の軽トラックは東南アジアを中心に頻繁
に輸出されていまして、その中の一部はアフガニスタン
まで行ってるんですね(^^

現行型に近いカローラセダンも。
現用ミリタリーイベントに持ち込めそうな車両としては、
80年代のトヨタなどが入手製も含めて良さそうです(^^
個人的には友人が持っているハッチバックのスプリンターが
中々イカすんですが、丸ライトのものはそろそろ旧車として
ややビンテージ扱いになり高くなってきています。
今回取り上げたカローラのライトバンあたりが狙い目かも
しれません(^^
2012年09月19日
GPランチャーinアフガン
GPグレネードランチャーのアフガニスタンでの
使用風景です(^^

オーソドックスなAKM+GP-25。
トイガンでセットアップするにも、このあたりが無難
かもしれません(^^

摘発されたAKM+GP-25。
ストック無しのAKMですが、そこそこの反動があるGPランチャー
で大丈夫なんでしょうか(^^;
取り付け方法も革ベルトなどを使用していて、ちょっと怪しいです。

AMD-65にステンバンドか何かでGP-25を取り付けています(^^;
一応ステー後部がハンドガードリテーナーに掛かっています
ので、射撃自体は大丈夫なのかもしれませんが・・・。

またAMDにバンドで付けてますが、これは珍しいGP-30です(゚ロ゚
もしかしてと思い、もう少し探してみたところ・・・、

こちらも右側サイトにバレルに2本リブのGP-30です。
どうも、ANA/ANPにGP-30が納入されているようです。
どのような経緯かまだ分かりませんが、本家ロシアでも
GP-25が大部分なのに、アフガニスタンにGP-30があるのも
面白いです(^^

GPランチャーではありませんが、VOG弾頭を利用した手製
グレネードランチャーです。
後部のピンで直接雷管を突っつく構造なんでしょうか。
ロケットアシストの小型弾頭といえども、こんな発射器で
撃てばただですまないと思うのですが(^^;
GP-30がアフガン中心に出回ってくれれば、民兵用グレネード
ランチャーとしてトイガン市場の大半であるGP-30も息を
吹き返すかもしれません(^^
ロシア軍ももしかして、右側にサイトがあるのが使いにくくて
GP-25から更新してないだけかもしれませんが・・・。
一応Gp-30はボルトハンドルと同じ方向にサイトを配置する
事によって、左側面を下にした平置き時に照準器が接地
しないようにするための工夫されているらしいですけども(^^;
2012年09月11日
アフガニスタンLTV
アフガニスタン国軍などの武装ピックアップトラック。

(~2010年型のレンジャーANPカラー)
5年ほど前よりアフガニスタン政府が導入しているピックアップ
トラックであるフォード・レンジャーですが、ここ数年の納入分
では軍隊や武装警察での使用を前提としたLTV(Light Tactical
Vehicles)仕様のものを納入しているようです。

(2011年~型のレンジャー)
LTV仕様は、ダブルキャブ(4枚ドア)で、武装した乗員と荷台に
取り付けた重火器の重量に耐えうる強化サスペンション、衝突
での車両装備(前端ウインチなど)の破損を防ぐ拡大型バンパー、
寒冷地域でのエンジン始動性能、大容量の燃料タンクなどを
装備しています。
初期納入分にはシングルキャブやエクストラキャブ(2枚ドアの
二列座席)などもあるようですが、中期以降は基本的にLTV仕様
のトラックまたは救護車(救急車)となっているようです。

(ANAデザートカラー仕様 タイプ違いのレンジャー)
レンジャーLTVはオセアニア・東南アジア・欧州仕様のレンジャー
をベースにタイで製造されています。
フルサイズピックアップトラックよりもふた周りほど小さく、
米国ではミニトラックに分類されますが、日本車に比べると
やや大きく、ハイラックスの輸出仕様とほぼ同じサイズです。

ANPのパトカーは基本こちらのグリーンのレンジャーです(^^
オセアニア仕様には右ハンドル車も多いですが、アフガニスタン
は右側通行なので左ハンドルになります。
パキスタンやインドなどアフガニスタンより東側の中央アジア
の国は左側通行が多いです。

DshKM搭載。強化サスペンションのおかげで重火器搭載時の
走行性能も良好のようです(^^
民生の武装ピックアップトラック(テクニカル)などは、
ノーマルサスペンションなのに特に重武装化が激しく、
23mm砲x2などの銃座では低速走行しか出来なさそうです(^^;

現行型オセアニア仕様ベースのレンジャーLTV。
米国仕様のレンジャーは11年モデルより大型化しましたが、
オセアニア仕様は従来サイズのままになります。同じ車名
ですがほぼ違う車になっています。
車両としてはMAZDAの海外向けトラックのOEM版で、外装
のデザイン以外は同一です。

パトロール仕様はPKMなどの7.62mmマシンガンが多いです。
キャビンと荷台にそれぞれ4~5人づつと、1個分隊での
行動が可能です。

ALP(ローカルポリス)仕様は白(^^ 仕様は他と同じです。
現在までに、普通のレンジャーとLTV仕様のものを合わせて3万台以上、
2011~2012年にも1万台以上のLTV仕様の納入が決まっていますので、
かなりの数がアフガニスタン国内に存在します。

数が多いとなると、当然鹵獲されてしまう場合も少なくありません(^^;
とりあえずステッカーや回転灯を外して、そのまま使用しています。
アフガン=ハイラックスだったピックアップトラック事情ですが、
今後は敵味方ともにレンジャーが増えていきそうです。
パーツデリバリーの関係で、日本での運用は難しそうでした(>_<
2012年08月08日
中東民兵装備
アフガニスタン周辺の民兵画像紹介。

カミース、パコール、ストールと一般的なスタイルの民兵装備。
AKMSとAKS-74を携行。
AKS-74タイプのストックは展開時にリアスイベルが逆方向
に来るのが使いにくいという方は多いと思います。この画像の
ようにスケルトンストックの中を通せば、一応普通のスリング
っぽい取り回しになります(^^
ですが、ストックを畳んだ状態ではスマートな取り回しには
なりません(^^;

こちらもAKMSですが、マガジンがRPK用の75連になっています。
ランボー怒りのアフガン仕様ですね(^^

パキスタンのタリバン兵との事ですが、市民からの義勇兵
のようです。本格的な野戦装備は無く、ライフル1丁のみです。
実際はもう少し携行品が増えるようですが、反政府活動後に
武装解除して市民生活に戻るといったスタイルも少なく無い
みたいです。

アフガン山岳民兵。
濃い色の衣装で、ブーツやトレッキングシューズを履き、
補給も不安定なので野戦装備も多めになっています(^^
ちょっと凝った感じの民兵装備ですと、このあたりの
スタイルがやりやすそうです。

後光がまぶしい、さわやかな軽装備(^^
撮影用などにはRPGは欲しいところですが、シチュエーション
ゲーム以外での運用は結構難しそうです(^^;
90年代のアフガン民兵は編み上げサンダルや、便所サンダル的な
ツッカケも多かったのですが、最近は紐靴やブーツが多く見られます。

戦闘終了後の記念撮影?
カミース+迷彩ジャケットの着こなしとしては、この画像の
右側の人あたりがお手本です(^^
ウッドランドのBDUジャケットかM65があれば、かなり
色々使えます。普通に洗濯していると色が明るくなって
しまうので、ちょっと暗く染めてもいいかもしれません。

武装解除したタリバン兵。コーランを手に投降します。

M4を手にご満悦。反体制派と思いきや、国軍指揮下の
民兵(この場合は一応国軍兵士?)だそうです。
反体制派掃討任務に成功した時の様子。
多国籍軍兵士と別行動していたら、誤射の危険性がかなり
高そうです(^^;


イスラム女性が顔を隠すのを利用し、女性に扮して行動
していたタリバン兵を拘束。
小柄な男性ならまだしも、結構良いガタイのような気がします(^^;
北斗の拳でもこんなシーンありましたね!
日よけ効果の高いアフガン民兵装備は、これから秋にかけて
のシーズンにピッタリです。と言いたいところですが、
湿度のせいであまり厚着ですとベタベタになってしまいそうです(^^;
私は夏でも、カミース+バンダリア+迷彩ジャケットくらいは着込みます。
スカーフで首や頭に直射日光が当たるのを防げば、熱中症の心配も
少なくなりそうです(^^
2012年07月17日
シリア騒乱
反体制派(FSA Free Syrian Army)の総攻撃が開始された騒乱。
政府も完全に内戦状態であると認めており、反体制派も鹵獲した
車両や携行ロケットなどを使用し戦闘は激化しています。

反体制派の鎮圧は、政府軍(シリア陸軍)とは別に、親アサド大統領派
の民兵組織が加わっているとの事で、その民兵によって虐殺行為
が行われたという報道もあります。
それらの国民への弾圧行為の反動か、今回の総攻撃が開始されました。

FAL、G3や56式、M70(もしくはTabuk)など、ライフルは
中東一般のものです。武装組織出身ではない市民兵が多いFSA
ですが、使用する軽火器の流入ルートも気になるところです。

FSAは今年になってから武装化・組織化されていき、今は
統合本部を持つ組織になりました。
2011年初頭は小さなデモ運動でしたが、徐々に大きくなり
反政府運動から騒乱、内戦状態へと発展しました。

デモ隊が反政府軍になったのも国外からの武器支援によるもので、
シリア政府の転覆を目論むグループが加担していると言われています。
逆に、他国過激派グループには親アサド派も多く、それらの民兵も
シリア国内に入ってきています。民兵同士の戦闘も少なくないようです。


FSAの反抗になりふり構わずクラスター爆弾まで使用したといわれる
シリア軍の、それらの行動に対する非難・制裁決議の採択を進める
国連ですが、ロシアをはじめとする一部の国が反対を表明しています。

シリア情勢では他にも、先月下旬に公海上を飛行していたトルコ軍機を
地対空兵器によってシリア軍が撃墜した事件もあります。
当初は誤射との見方もあり、トルコ・シリア両軍が捜索をして
いるという報道もありましたが、トルコの捜索隊に対しても攻撃が
あったと後日トルコ政府より発表されています。
トルコ国内には反シリアグループの拠点も複数あり、トルコ軍機
撃墜事件も含めて両国の関係は悪化しています。
また、中東のもうひとつの火種であるイランも、今回のシリア内戦
にてアサド大統領を秘密裏に支援していると言われており、渦中の
二国の動向が気になるところです。
2012年04月06日
アフガン民兵装備
民兵装備参考。

中々雰囲気のある重ね着装備です(^^
右のRPK持った人の、カミース>セーター>バンダリア>ベスト
>マントという組み合わせは中々イケてます(^^
左の人もEAGLEの簡易タイプ(CP223とか)と同型っぽい
ナイロンバンダリアです。
靴はアディダスっぽいスニーカー(^^

タリバンの集会。
見るべきところはショッキングピンクのスリング(^^;
アフガン民兵は特に奇抜なカラーリングのストラップを
スリングにしているように思います。
100均で売っているカラフルなベルト(コットンやアクリルの)
を代用してみても良いかもしれません。

一番左のAKがルーマニアタイプのストック、その右が
東独タイプです。
バンダリアに差したナイフなどの小物類などが見所。

削り出しフレームのAK-47に、プレスフレームの56-1式。
AK-47も半世紀以上経っても現役です(^^
靴はこちらもアディダス(パチもの?(^^;)

珍しい、プラムカラー のプラスチックハンドガードAK-74。
AK-74Mではない固定ストックのもの。
ソ連時代の遺棄物や西部からの流入品に加え、北部では
コーカサス経由なのかロシアからの流出品もあるようです。

左右の二人ともに56-1式。
56-1式はローカル臭い民兵装備にはとてもマッチする1丁
なんですが、いかんせんアンダーフォールディングタイプの
曲銃床は射撃姿勢で安定性が低いような気がします。
ですが、そこが「贅沢言ってられない」感じで良いかも
しれません(^^

こちらは流通路を守る武装警備員。
ルーマニアタイプストックの大口径AKですが、AK-74
型のハイダーが付いてます。
ホビーの場合、ミスリードを誘う怪しい組み合わせのAKを
でっち上げるのも有りかもしれません(^^;

適当なストラップを手縫いで取り付け。
手近なストラップをスリング化するときに、取り付け金具
でいつも悩むのですが、直に縫い付けるという手が
あったんですね・・・。
AK用スリングのほとんどは金具が硬すぎて、取り外す事が
ほとんど無くそれで済んでるんですから、考えてみれば
縫い付けてしまっても問題ないですね(^^;

切れなさそうな手作りナイフ。
おおよそ戦闘用には見えない、撮影用?のような刃物を
結構見かけます。

自動車で通行中に臨検。身分証を提示。
ライフル携えて自動車に乗ってるのに、普通に臨検
するんですね。銃を突きつけて降車させる、とかじゃ
ないんですね(^^;
こういった中に反政府活動家が混じっていると考える
と、やはり恐ろしいです。

手回しのミシン。
これひとつでも、手間を掛ければたいがいのものは
出来ます(^^
2012年04月02日
アフガン武装市民
つい先日、アフガニスタンにて警察官が同僚複数人を
射殺し逃走するという事件が起きました。
犯人はタリバン勢力への参加意志を持っていたか、元々
潜入していたタリバンシンパと見られ、自動小銃で同僚
9人を射殺し警察装備の軽火器などをピックアップトラック
に積み逃走したようです。

(警察官の拳銃の多くはS&W SIGMA .40SWと一緒に米国より供与)
ANP(Afghanistan National Police)傘下の地方治安維持
組織であるALP(Afghanistan Local Police)は近年人員を
増やしていますが、隊員の身元照会などに不備があり、
反政府思想者が身分を偽って潜入出来てしまうとの
意見も多く上がっています。

(警察官にタリバンと無関係だとアピールする人)
新しいアフガニスタンでは基本的に一般人の武装は禁止
されています。警備員や護身用などに許可を受けた場合は
OKです。
ですが、国民一般としては家財のひとつとして、拳銃や
自動小銃があり、狩猟用に使う人は減っているものの
都市部から遠い村落などでは政府も多めに見ているようです。
文化、地域的なものもありますが、目が届かないという
実態もありきです。
戦闘目的に武器を携行しているわけではないので、ゲリラ・
民兵とも本質的には違います。
反政府勢力が一般人のフリをしているならば、実質的に
「便衣兵」的な立場と言えるかもしれませんが。

武装解除し、タリバンとの関係を絶ち、政府の治安維持の
庇護を受けるために集まった人たち。
自警団として自らのコミュニティを守るための武器を放棄
するのですから、当然治安は維持してほしいものです。
ただ、こういった中に武装していないからと言って、反政府
思想信奉者が居ないとは限りません。疑念は拭えませんし、
現状武力での治安維持以上の操作能力はアフガン現地政府には
乏しいようです。

回収された武器。
自衛用に持っていた人も、地域の皆が持たないと言うなら
必要無いものと結論になったのかもしれません。
政府としても、不特定多数の武器が流通している状況は
反政府グループへの武器の流れを調査・阻害する上でも
当然望ましくない状況でした。

逮捕されたタリバン内通容疑者。
井出達と武装は普通の武装した一般人といったところ
ですが、提出案内が出た地域で武器を隠し持っていたり、
集会所(提出場所)に来なかったりしたものを調査し
検挙しています。

多くの弾薬、自動小銃、重機関銃、無線機などの民兵
装備を隠匿していた容疑で逮捕された容疑者。
ここまで武器を集積していれば、言い逃れも難しくなります。
ただ、単純に武装は個人の権利と考える人も多く、
反政府思想とは別に武器の提出を拒む場合もある
ようです。

ALP指揮下で治安維持業務に就く武装した一般人。
パートタイムポリスではありますが、見た目と装備
が中々アヤシイです(^^;
職業斡旋のために治安維持業務にパートタイムの職員
を雇用する機会が増えているようですが、反政府思想
信奉者の流入を防ぐ手立ては少ないです。
2012年03月19日
中東スナイパー
中東民兵狙撃手。
AKやSVDなどでの狙撃手参考(^^
単に狙撃銃を持っただけの民兵ですけども(^^;

イラク民兵。一応過激派(反体制派)のようです。
民兵装備の場合、ライフルもウェザリング加工などするのが
大変有効なのですが、SVDなどの狙撃銃は大事に扱っている
方も多いので、「自ら小汚くする」のは抵抗があるかも
しれません(>_<
あと、例えばRSのSVDは焼付塗装なので、滑らかな
ウェザリングが結構難しいです(^^;

こちらはイラクの体制派民兵の狙撃手。
立場的には警備員的な感じです。見た目は怪しいですが(^^;
こちらのドラグノフも良い感じのヤレ具合です。ストックや
ハンドガードもパサっとした感じが中東らしさを感じさせます。
(対するチェチェンなどはシットリした感じ?(^^;)
スリングは両側ナスカンですし、たぶんカバンのストラップ
とかでしょうね。このあたりも中々良い感じです。
アイピースにテープを巻いているのも実用的。PSO-1タイプを
使っている人ならよくアイピースがズレたり脱落したりを経験
しているはずです。私もテープを巻いてます(^^;

こちらは結構警備員や傭兵っぽい見た目になってます。
ライフルはイラク製タブクスナイパー。ユーゴスラビアM70
ライフル(AKMクローン)のライセンス生産品で狙撃銃と
して発展させたものです。
トイガンとしても比較的再現しやすいためか、スクラッチ品を
何度かフィールドでも見たことがあります(^^
現在のツァスタバアームズでは7.62x39mmタイプの狙撃銃は
ありません。

こちらもタブクスナイパーですが、サイトがRPG用になって
います(^^; 横にRPGが転がってますし、試しに取り付けて
みただけだとは思いますが・・・。
このまま撃ったらサイトが目に直撃しそうですし(^^;

こちらはアフガニスタン。狙撃銃っぽいですが、AKMに
内側をくり抜いたRPKストックが付いているだけでした(^^;
ストック根元あたりは加工していませんし、レシーバーから突起が
あるLCTフレームあたりでもこれは再現出来そうな気がします。
あんまり弾を撃たないヒストリカルゲームなどですと、スナイパー
装備も中々イケるかもしれません。
敵方(米軍とか)にも、どこかに狙撃手潜んで居るってほうが
盛り上がりそうです(^^
2012年03月09日
シリア情勢
騒乱のつづくシリア情勢。
シリア西部にあった反体制派拠点へのシリア政府軍の砲撃に
って市街地にまで甚大な被害が及び、国民や政府関係者にも
政府に対する不安が広がってます。
自国民への攻撃に疑問を持つ政治家の一部も、政府を離れ
反体制派へ合流しはじめました。
米国では人道的な問題を解決するために、シリア軍事施設に
対する国連決議無しでの空爆が可能ではないかという議論を
進めています。
一方、シリア政府を支持しているのは同盟国であるイラン。
武器や訓練、資金面での支援を行っています。

シリア反体制派には、リビア紛争に参加した義勇兵や
イラクで戦ったアルカイダ系武装グループも加わって
いるようです。
アメリカ政府は、シリア軍に対する空爆の議論に加えて
反体制派に対する支援も軍事力の伴わないものなら
検討していると表明しています。
敵の敵は味方とは言いますが・・・(^^;

トレーニングをするシリア反体制派民兵。
シリア反体制派はリビア紛争ほど軍部からの離反者が
多くないため、兵力的にはもっぱら有志による民兵組織
のようなものになります。
他国から渡った武装グループ構成員は、反体制派の訓練
を名目にシリア内での勢力拡大を狙っているという話もあります。

シリア反体制派グループの装備はおもに軽火器。
火砲や先頭車両などは少数のようです。
リビア紛争を経てシリア国内に持ち込まれたものと、
イラク経由で持ち込まれたアフガニスタンなど中央
アジアのものなどが入り乱れています。
上の画像では、56式にAKMなどの大口径AK、小口径の
クリンコフ、UZIなどの9mm短機関銃など。

こちらはレバノン経由で来たと見られる軽火器で
武装した民兵。
AMD-65はこちらの方でもよく見かけるようになりました。

FALにG3、M16A1にショットガンなど、さまざま
な火器を使用しています。

CAAタイプのレイルハンドガードに、サイドマウント
のピカティニーレールにスコープを載せています。
シリア軍部の装備を鹵獲したか、リビアから渡ってきた
ライフルなのか・・・。
シチュエーションイベントの民兵装備でこれは
アリなのか?という基準がまた難しくなってきます(^^;

いま国際世論の目の敵にされている感のあるイランに、
反体制派に他国が肩入れするシリアは、今後どうなって
いくのでしょう。
2012年02月02日
リビア武装トラック&民兵
新政権が発足し数ヶ月が経ちますが、いまだ混乱状態の
リビア情勢。
国際的には「カダフィ大佐の独裁により国民は民主化を
求めている」といったアナウンスがされていましたが、
カダフィ氏亡き今でも、新政府たる国民評議会の言う事を
聞かない親カダフィ派がいまだ少なからず居るようです。
一部はコミュニティごと地域自治を宣言し、評議会部隊と
銃撃戦をしているところもあります。
国民評議会自体も、元カダフィ軍兵士への拷問や、武器・
兵器類の不透明な運用など、国際的批判にさらされてきました。
武装トラック続き。テクニカル以外にも色々(^^;

連装SAM搭載型トラック。携行SAM以外にも
この手の車両を元国軍兵士が運用しているようです。

軽火器でも民兵装備としては最新の部類になるものが多数
流出してしまっているようですが、SAMのような地域の
パワーバランスを崩すような兵器も多くリビアから出て
しまったとの事です。
一部はスーダン経由でイラン革命防衛隊(イラン国軍
の一部)に渡ったとされ、イランでは導入が難しかった
これらSAMのような先進国製の高性能兵器も含まれて
いるそうです。

元国軍兵士が運用する携行SAM。ロシア製ストレラ。
これら歩兵用火器はイラン以外にもナイジェリアの
過激派グループに渡ったとみられているようです。

ナイジェリアにも一応空軍があり、こういった対空火器で
ヘリや輸送機などが撃墜されないとも言えません。

ガモンSA-5対空ミサイルシステム。カダフィ軍の防空施設
より持ち出して来たようです(^^;
冷戦時代のソ連製で、爆撃機や高高度超音速偵察機を迎撃
するためのものです。核弾頭も搭載可能な逸品。

全長10mの大型ミサイルです(^^
そもそも、サブシステムがかなり大掛かりなはずですが、
ランチャーだけ持ち出して来たんでしょうか。

ピックアップの荷台に荷物などを山済みの状態で、ロケット
運用して大丈夫なのかな?と思ってましたが、こんな感じ
になっちゃうようです(^^;
そりゃ50口径ライフルの発射ガスでも結構凄いのに、数kgの
弾体の初期加速のバックブラストならそうなりますよね(>_<

大型ロケット水平発射。
さすがにこのサイズになると皆離れて見ています(^^;

ロケットを車載ステーに取り付け中。
路面にゴロゴロ転がしながら作業しても大丈夫なんですね。


イケメン民兵。
迷彩のベストにグリーンの作業着の裾を靴下にイン(^^;
男前だと何でもキマるという典型です(>_<
独立自治を主張する一派と国民評議会との衝突や、評議会
内部での派閥争いなど、リビア騒乱は周辺国に影響を与え
つつまだ続きそうです。
2012年01月19日
リビア武装トラック続
リビア武装トラック紹介の続きです。
ロケット装備トラック特集。
今回のリビア騒乱では、旧反政府軍によりかなり多く
使用されていたようです。

最も多く用いられているランチャーは、Mi24やSu25など
でもよく使われているUB-32-57 32連装57mmロケットランチャーです。
制御装置を車内もしくは数メートル伸ばした位置から
操作し、キャビンや荷台に固定したステーによって仰角
を付けて発射します。

そもそも基本仕様として地対地攻撃用の兵装では
ありませんし、威力的にも直接照準する距離での
使用も問題があります。
どうもそのあたりの諸元を出し、制御方法も含めて
反政府軍側に持ち込んだ勢力があるようです。
反カダフィ思想だったのか、内乱自体を求めていた
のか。
そういえば、カダフィ政権転覆後にアルカイダが
拠点をリビアに移したようです(^^;

反乱軍の三色旗カラーのUB-32(^^
王政時代の国旗は反カダフィの象徴として騒乱前
から使用されていたそうです。
日本のリビア大使館にも置いてあったか、職員が
持ち込んでいたんですね。

こちらは63式107mmロケットランチャー。
牽引タイプのユニットが一般的ですが、トラックの
荷台に固定してあります。
リード線により少し離れて制御(^^

107mmは元々地対地攻撃用の兵装ですが、ピックアップ
に直接搭載するあたりは民兵仕様の先頭車両と言えます(^^
機関砲やロケットランチャーまで行くと「テクニカル」と
言うには重武装すぎるような気もします(^^;

UB-32の装填。後ろから差し込んでいきます。
1発あたりの手間自体はRPGとさほど変わりません。機材重量
も50口径クラスの機関銃とさほど変わらないでしょう。それで、
連続32発の57mmロケットを発射出来るんですから、これは
軽車両に搭載しない手はありませんね(^^

というか、この使い方が今先進国に相対している民兵全体
に広がれば、かなりヤヤコシイ事になるのでは・・・、と。

こちらは同じ57mmロケットですが、装填数が少ない
UB-16-57ランチャー。
さらに小型の車両にも搭載可能ですね。

こちらは回転座付きなので横方向にも微調整しやすいです(^^
取り付け方法はさまざま。

アメ車のピックアップには小さく見えたUB-16-57も、
ハイラックスだと結構大きく見えます。小型になった
とは言っても16連装の57mmロケットランチャーですし
小型トラックの武装としてもかなり強力です(^^;
左奥にはKPV14.5mm機関銃を4連装にしたZPU-4を
牽引する車両も。この画像の部隊は小型トラックのみ
で編成されているみたいですね。
集めていた画像が結構多かったので、もう一回だけ続きます(^^;
2012年01月12日
リビア武装トラック
カダフィ政権が倒れた後のリビアは国民評議会(NTC)の
統治は上手く行っているとは言えず、元反政府民兵間での
銃撃戦が多発しておりこのまま自体が悪化すれば再び内戦
状態に突入する危険性があるようです。
そもそもカダフィ大佐拘束時にも、他の勢力に取られるくらい
ならと射殺してしまったという事もあり、反カダフィ闘争時
においてもとても一枚岩とは言えない状況でした。
この事態を利用してか、年末から大規模なアルカイダの関与
も噂されており、リビア騒乱は1年越しで続きそうです。
反カダフィ闘争時に使用されていたテクニカル(武装トラック)
を紹介(^^

反乱軍三色旗カラーのDshKM12.7mm装備。
ガスマスクの射手がイカします(^^
三脚をそのまま荷台にのせたオーソドックスなタイプ。

防弾板付きのZPU(KPV14.5mm重機関銃)銃座。
手作り装甲でしょうが、前が見にくそうです(^^;
このあたりの対空銃座搭載型はバレル軸が低いため
キャビン越しの射撃が出来ないものが多いです。

ZU-23-2対空機関砲搭載。2連装23mm機関砲です(^^;
クレードルを作って銃座(砲座?)を固定していますが、
重量や走行時の安定とか大丈夫なんでしょうか(^^;;
攻撃力としては軽装甲車両や軽い陣地くらい簡単に撃破
出来る火力です。カダフィ軍の空爆に対する備えにもなります。

ZPU搭載型。なんだか普通に見えてきました(^^;
アメ車のツインキャブだと巡航時の兵員輸送には
向きそうですね。荷台に乗った状態ですとあまり長距離
は難しそうですし。

リビア騒乱のテクニカルではZPU(KPV)がかなり多いです。
DshKMより多いくらいです。
ボンネットの民兵のDPマシンガンもかっこいいです(^^

こちらもZU-23-2。対空警戒部隊。
ジェット戦闘機相手に手動操作の対空砲で効果的な
射撃が出来るのかは分かりませんが、携行SAMを併用
すればあるいは・・・といったところでしょうか。

銃座をハイマウント化してキャビン越しの射撃を
可能にしたKPV。
やはり全周射撃が可能でないと戦闘時には不利そうです。

頓挫したトヨタ。載ってるのは戦車搭載型のKPV?

こちらもハイマウントZPU銃座。
座り心地の良さそうなシートにアレンジしてあります(^^

UB-32-57 32連装57mmロケットランチャー2基と後部に
KPV14.5mm重機関銃、乗員もRPG装備の重武装(^^;
ロケットは前方向に固定されていますので、発射時には
荷台の上の人は退避しないとバックブラストでえらい事に
なってしまいます(>_<
リビア騒乱・反カダフィ闘争では、かなり多くのロケット
搭載型武装トラックが使用されており、航空機搭載型
ランチャーを陸上使用するノウハウがどうも国外から民兵
レベルに流入していたようです。
次回はロケット搭載トラック特集になります(^^
おまけ民兵。

DPマシンガンに信号銃?手錠や手榴弾などたくさん
持ってます(^^ なんか以前にリビア民兵で紹介した
おじさんに似てるような気もしますが、どこにもこんな
山盛り装備する人は居ますね。

リラックスして対空射撃(^^
そりゃ椅子があれば座りますよね。キャスター付いてる
んであまり安定しなさそうですけども(^^;

ギターを弾く人。戦争より音楽だ!

FN F2000 サイレンサー&40mmグレネードランチャー付き。
民兵装備としては最先端すぎます(^^;
私がイベントなどでルール化している「オーソドックス
民兵装備」ではちょっと難しいですね(>_<
「リビア内戦イベント」とかになれば使用可という事で(^^;;
それでは次回ロケット搭載型武装トラック編に続きます。
2011年12月23日
民兵用機関銃
民兵機関銃、重機編。

手前は中国77式重機関銃で、DShKMのクローンになります。
アフガンでは時折見かけられます(^^
二つめは放熱フィン無しのDShKM。ソ連時代からあり、
対空銃座や車載用によく使われているようです。想定される
連続射撃時間が短いのと、軽量化のためでしょうか。
三つ目は放熱フィン付きの普通のDShKM。右側の交換銃身も、
フィン付きとフィン無しが半々ですね。
現代民兵用の12.7x108mm機関銃はほぼこの3機種です(^^
ロータリーシェーダーのDShK-38はほとんど見かけません。
DShK-38クローンの54式も稀です。

右側はKPV 14.5x114mm機関銃。DShKの倍の威力を持つ
強力なマシンガンです(^^
ほとんどの場合はZPU型の対空銃座ですが、この水平射撃用の
三脚を使用しているのは珍しいです。

上の画像の別カットですが、DShKM対空三脚。
ピックアップトラックなどに載せる場合も、射手が立った状態
でキャビン越しに撃てるので便利そうです(^^
他の機関銃の対空三脚に比べてとてもシンプルです。

対空三脚を荷台に載せた状態。DShKMはかなりの重量があるので、
市街戦闘などでは載せるだけでもソコソコ安定するようです。
さらに3脚をボルトなどで固定したり、キャビン後ろにクレードル
を取り付けるなどする方法もあります。

ZPU-2対空機関銃座。KPV機関銃を2連装にした銃座です。
同様に単装のものがZPU(ZPU-1)、4連装はZPU-4です。
水平射撃も可能で、対歩兵用火器として使用するには
かなりの大火力です。

実際に運用されているシェアなどからして、やっぱりDShKMが
無難なんでしょう(^^
おまけ :

鉄板に曲げとカットが入りました(^^
次回より製作記に移ります(>_<
2011年12月21日
民兵用機関銃
民兵用のマシンガン特集です(^^

PKマシンガン。
イラク以西地域では圧倒的にPKMが多いようですが、どうも
北アフリカではPKのシェアも少なくないようです。
ソ連時代に大量の軽火器が輸出されたそうなので、その段階で
旧式化していたPKがほとんどアフリカに行ってしまったの
かもしれませんね。

こちらもPK。PKMとの外観上の大きな違いは、バレル基部
あたりの放熱スリットと、ストック上面がフラットな事。
細かいところを見比べるとほとんど違うとも言えます(^^;

こちらはPKM。PKからPKMの更新と、フラッシュハイダー
の更新が別だったのか、PKMでもこちらの長尺ハイダーの
ものが多いです。
また、中国製クローンの場合、PKは67式マシンガンとして
製造設備に合わせたアレンジが加えられましたが、80式の
場合はほぼPKMそのままです。

RPKマシンガン。性格的には完全に分隊支援火器で、
汎用機関銃に比べると火力はかなり劣ります。そのせいか、
民兵戦闘レベルですと「重くて長いだけのライフル」になって
しまいあまり好まれていないようです。
奥のPKMはRPKに比べてもかなり大きいですが、やはり高火力
が人気のようですね(^^
電動PKMが発売されたら、シチュエーションイベントの民兵
勢力の火力アップもはかれそうです(>_<

PKMの使い方参考(^^;
1発ごとにベルトリンクに差す事によって、単発になります。
1発撃っても、次の弾が無いので薬室には装填されません。
つまり7.62x54Rを使いながら、SVDの倍以上の重量
の銃から安定して発射出来る狙撃銃になるんですね(^^
後ろにある暗視装置付きを使用して、夜間運用したりするようです。
ワイヤー接続式リンクならではの使い方です。

鹵獲品ですが、ミニミSOPMOD(^^;
「特殊部隊から取り上げてやった!」といったところの
アピール映像だと思うので、民兵装備でこの銃が有りかどうか
というと怪しいです(^^;;
おまけ :

私の所属チームの隊長が何やら準備をはじめました・・・。
結構大きい鉄板ですね(-ω-
2011年12月13日
シリア騒乱激化
シリアの反体制デモ隊と、政府軍との衝突により
犠牲者の増え続けるシリア騒乱。
反政府軍であるFSA(自由シリア軍)の政府軍施設への
攻撃も始まり、内戦状態となって来ました。

FSAの掲げるフラッグ。
現政府のシリア国旗は上から赤・白・黒に緑の星印。
FSAは緑・白・黒に赤の星印になります。
FSA構成員の多くは、自国民に対して銃を向ける事に疑問を
持ち、政府軍から離反したシリア兵です。

FSAの武装は、シリア軍離反者が持ち出した軽火器が中心になります。
AK47/AKMなどの大口径AKクローンと、AR系ライフル、
他にG3、FALなどの7.62x51mmライフルなど。

元兵士ではない民兵は、おもに散弾銃などの猟銃で武装します。
反体制派の主張はあくまで民主的な問題の解決ですので、
FSAを構成する武装要因には市民を守る場合にのみ武力を行使
するとしています。
ただ、現政権の転覆を狙っている以上、主張にはやや矛盾が生じます。

今年に内戦の後、反体制派が勝利したリビアの現政権である
リビア国民評議会より、シリア反体制派に向けて数百人の
兵士を派遣したという話もあります。
国家主導であれば重大な内政干渉になりますし、ローカルレベル
の義勇兵だとしても傭兵を禁止する国際法に抵触します。
反体制派は、早急に対応すべき人権的な問題が発生している
ため、解決のために他国軍の介入を要請しています。
それに対し、国連の動向はいまだ決まっていません。

反体制派の武装勢力は現在3万人近く集まっており、政府は
反乱軍に対し空爆を決行する可能性も示唆しました。

12日には地方議会選挙の投票が行われましたが、市民の多くは
それをボイコットし、投票率はかなり低いようです。
シリア軍・治安維持部隊が投票を強制しているという噂もあり、
先んじて武装蜂起したFSA以外の中立を保っていた市民にも
政府に対する不満はつのっています。
シリア政府は反体制派の発するほとんどの声明を否定していますが、
旗色はかなり怪しい状況です。