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2011年03月24日
被災地への支援物資に関して
昨今の震災にて、多くの方が被災地のために義援金を
お送りになっていると思います。
中には「物資を提供してあげたい」と考えておられる
方も少なくないと思います。
市町村単位での支援受付体勢はやっと整ってきた
ところでして、それでも多くは義援金の受付のみです。
大阪府の担当者とお話したところ、やはり義援金での
支援が一番助かるとの見解でした。
ですが、実際在庫として被災地で役立ちそうなものを
持っているという企業も多いとの事で、大阪府では
次の手続きで支援物資の受付が可能です。
(今回は大阪府での方法です。
手続きは都道府県によって違うと思います。)
薬局を経営している私の知人が、医療用マスクの在庫が
沢山あるのでそちらを供出したいとの事で、府に
問い合わせしてみました。
大阪府災害等支援対策本部支援情報班
(http://www.pref.osaka.jp/koho/tohoku_jishin/kigyo.html)
こちらの窓口は原則企業(および企業レベルの支援物資)の
受付窓口です。個人からの受付はしていません。
同様の窓口が各都道府県に設置されている場合、お近くの
役所などに問い合わせればご紹介いただけると思います。
まず、いきなり物資を窓口に持って行ってはいけません。
供出いただけるのは有り難いですが、何から何まで預かって
置いておく場所が無いそうです。
問い合わせする前に、物資の名称、個数、梱包状態の寸法を
把握しておいて下さい。
今回の私の知人の場合は、「医療用マスク1万枚で65x55x40㎝箱5個」の
ような感じになります。
そちらを、上記支援対策本部に伝え、情報班にてリストアップ
します。
そのリストを被災地に送り、被災地から必要なものをピックアップ
してもらって、その後供出者に連絡をし指定の集積所に持ってきて
いただく、といった段取りです。
集積所まではご自身の運送手段にてお持ちいただきます。
被災地からオーダーの無いものは、リストに記載していても
申し訳ないが連絡が行かない場合もある、との事です。
「ご好意で供出いただいているものなので、出来るだけ何かしら
の形で役立てていくようにします」と仰ってました。
大阪府の場合、被災地への運送は陸上自衛隊が担うそうです。
運送にあたって、積車のスペース的なロスを出来るだけ無くす
ために、支援物資の梱包状態の寸法が事前に必要だそうです。
支援物資品目に関しては上記リンク先をご覧になって下さい。
当然新品の物資で、出来るだけ同じものが大量にあったほうが
良いそうです。
個人受付をしていないのはそのあたりが理由でして、個人供出
の単位の少ない物資の場合、管理に手間が掛かりすぎるためです。
海外被災地への物資支援などでも以前から言われてきたことです
が、衣料品などで捨ててしまうような古着を乱雑に箱詰めして
送りつける、といった事が多いようです。
衛生的な問題もある上に、サイズ管理の問題も出てきます。
その点、大手衣料メーカーなどでは、新品の肌着などをサイズ
ごと数千点単位で供出していまして、そういうものは本当に
役に立つそうです。
こういった事態ですし、皆の「何かしなければ」という想いが
強いのは分かるのですが、どうぞ実際の段取りに沿って行動
いただければと思います。
タグ :東北地方太平洋沖地震支援物資
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Posted by 明日香太郎 at 09:58
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