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2007年05月06日
エコガス作戦
一部で流行っているエアダスター用ガス。HFC-152Aです。

HFC-134Aと比べると、気化温度が1~2℃高いだけで殆ど同じ取り扱いが可能です。
気化温度が高いので極僅かに134Aに比べ同温度での圧力が低いのですが、152Aの方は
気化容積(?)が多く、例えば同じ容量の液化ガスから気化させた場合152Aは134Aの約1.6倍
のガスが発生します。つまり、ガスブローバックガンに使用した場合は作動に必要なガスを発生
させた場合気化する液化ガス量は少なくて済むので、もしかすると冷えに強いのかもしれません。
冷えに強いなら、イニシャルの若干の圧力差もひっくり返せるのかも!?
そして特筆すべきは地球温暖化係数の減少です。134Aが1300の温暖化係数を
持ちますが(温暖化係数はCO2を1として考える)、152Aは140です。おおよそ1/10です。
そもそも自動車のエアコンで10万km走行して持つか持たないかって量のガスをインドアゲーム
なら1~2日で大気放出させてしまうガスガンってものすごく環境破壊はなはだしいのでは?
と日ごろ思っています。152Aへの切り替えは各業界で進んでるようですが、いまだ134A
は多く使われています。もちろん152Aでも温暖化係数はあるのでバンバン使って良いという
わけではありません。
当たり前のように134Aを大気放出させるガン業界はやっぱり「何か」あるんでしょうね。
数年前から噂されていた代替ガスも中々実用化されませんし。152A混合がそれなのかな?
HFC-134Aと比べると、気化温度が1~2℃高いだけで殆ど同じ取り扱いが可能です。
気化温度が高いので極僅かに134Aに比べ同温度での圧力が低いのですが、152Aの方は
気化容積(?)が多く、例えば同じ容量の液化ガスから気化させた場合152Aは134Aの約1.6倍
のガスが発生します。つまり、ガスブローバックガンに使用した場合は作動に必要なガスを発生
させた場合気化する液化ガス量は少なくて済むので、もしかすると冷えに強いのかもしれません。
冷えに強いなら、イニシャルの若干の圧力差もひっくり返せるのかも!?
そして特筆すべきは地球温暖化係数の減少です。134Aが1300の温暖化係数を
持ちますが(温暖化係数はCO2を1として考える)、152Aは140です。おおよそ1/10です。
そもそも自動車のエアコンで10万km走行して持つか持たないかって量のガスをインドアゲーム
なら1~2日で大気放出させてしまうガスガンってものすごく環境破壊はなはだしいのでは?
と日ごろ思っています。152Aへの切り替えは各業界で進んでるようですが、いまだ134A
は多く使われています。もちろん152Aでも温暖化係数はあるのでバンバン使って良いという
わけではありません。
当たり前のように134Aを大気放出させるガン業界はやっぱり「何か」あるんでしょうね。
数年前から噂されていた代替ガスも中々実用化されませんし。152A混合がそれなのかな?
以前エコロジーなガスを探している時に目を付けたのがプロパンガス。ブタン混合のLPGではなく、
純プロパンです。これは温暖化係数が3(算出方法によっては0)しか無く、かなりエコロジー。
気化温度も-40℃以下で、常温圧力は134Aの二倍ほどあります。冬場用ガスとしても
いいんじゃないの?って思ってたのですが、ご存知強烈な可燃性です(^^; さらにサービス缶
(ノズル付き缶など)に詰める場合は高圧ガス保安法に触れます(HFC134Aがギリギリ)。
今なら銃刀法にも触れそうです。
取り扱いや各法律さえなければ、エアガン用ガスとしてかなり理想的だと思ったんですが残念。
あと、水素基系が多い構成なので通常のパッキン類では持ちそうにないですね。
次にDME、ジメチルエーテル液化ガスです。燃料用として注目されているのでこれも可燃性。
気化温度は134Aとほぼ同じです。市販エアダスターではこのDMEと152Aを混合させたものも
あります。152Aは弱燃性(発火温度数百度なんでほとんど燃えない)なので、それをDMEに混合
して燃えにくくしたものです。

こちらのコーナンブランドのエアダスターはDME/152A混合。
DMEは天然ガスに分類されるようで「地球から湧き出したものだから使ってもプラスマイナスゼロ!」と
いう怪しい理論で温暖化係数がゼロとされています。それを差し引いても、プロパン同様にHFC系と
比べるとかなりの差があり、燃料はもとよりこれからのエコロジー触媒としても注目です。
ただ、これも水素基系が多く、ガスガンなどに使用するとパッキンの軟化による脱落などが起き易く
なります。硬度90°以上のものを使用しても脱落は起きますし、塩素基系のようにCRパッキン
でも対応出来ません。
HCFC系(フロン12・22など)の衰退によりCRパッキンが市場から無くなったように、DMEが主流
になるとそれに対応したパッキンが一般化するとは思いますが。
話はガスガン用エコガスに戻りますが、DME混合の方がエコロジーではありますがパッキンへの
侵食の問題で使いにくい場合があります。
私の場合は、
WAのミニウージー : 問題なし
マルゼン旧PPK/S : パッキン軟化によるバルブ作動不良
CAWもスカート : 軟化によるパッキン脱落(撃てる事は撃てる)
でして、ミニウージーは「良いパッキンを使っている」らしくそれのおかげで対応できたのが
構造的なものなのかは分かりません。
HFC-152Aの方は134Aと使い勝手の面で殆ど差異はありません。
今の市販のエアガン用ガスは134A/152Aの混合になってるようですが、
152Aの比率は2割前後です。
エアダスターの152Aをエアガンに使用する場合はノズル形状が違うのですが、
ウエスタンアームズ販売のJアーモリーブランドのものには最初からエアダスター用
アダプターが付いているそうです。エコロジーですね!
私はJアモは持ってないので、とりあえずエアガン用の空缶に移し変えて使ってました。

ぼろぼろですが、ちょっと前のWAのガス缶です(^^;
ちなみに欧州などではフロン(HCFC/HFC共に)の大気放出が厳しく制限されているようで、
ガスガンのパワーソースはもっぱらCO2です。なのでよく壊れるようで、香港・台湾製の強化
スライドやフレームなどが利用されているとか。
個人的な今後のエアガン(ガスガン)のパワーソースとしては、プロパンベースの混合で難燃性を
持たせ、マガジンやガン内のガスタンクにはレギュレーター機構を内蔵ってのがいいかなーと思います。
メディアや世論が総動員で今のガン業界のガス利用法をバッシングしたら、ガスガン業界はあっと
いうまに消滅しそうですけど、メーカーや組合さんなどは何か考えているんでしょうかね?
ガスガンが外部エアソースに戻る日も来るかもしれません。
今はマルイの技術の結晶、電動ハンドガンがあるんで「サバゲ用ピストル」としては問題なさそうですが、
やっぱりブローバックガンの作動は楽しいものですし、私の場合はTANAKAペガサスが大好きで
これは外部ソースにするわけにもいかないので難しいところです。
とりあえずは各メーカー販売のエアガン用ガスを純HFC152Aに切り替えるところからですね!
明日香縫製雑貨店

To foreign customer,please access to KABUTO online shop.
They will reply your order soon in English.
(http://kabutojapan.com/)

シャルワールカミース、シュマーグ、その他民兵装備、縫製装具製作販売。
純プロパンです。これは温暖化係数が3(算出方法によっては0)しか無く、かなりエコロジー。
気化温度も-40℃以下で、常温圧力は134Aの二倍ほどあります。冬場用ガスとしても
いいんじゃないの?って思ってたのですが、ご存知強烈な可燃性です(^^; さらにサービス缶
(ノズル付き缶など)に詰める場合は高圧ガス保安法に触れます(HFC134Aがギリギリ)。
今なら銃刀法にも触れそうです。
取り扱いや各法律さえなければ、エアガン用ガスとしてかなり理想的だと思ったんですが残念。
あと、水素基系が多い構成なので通常のパッキン類では持ちそうにないですね。
次にDME、ジメチルエーテル液化ガスです。燃料用として注目されているのでこれも可燃性。
気化温度は134Aとほぼ同じです。市販エアダスターではこのDMEと152Aを混合させたものも
あります。152Aは弱燃性(発火温度数百度なんでほとんど燃えない)なので、それをDMEに混合
して燃えにくくしたものです。
こちらのコーナンブランドのエアダスターはDME/152A混合。
DMEは天然ガスに分類されるようで「地球から湧き出したものだから使ってもプラスマイナスゼロ!」と
いう怪しい理論で温暖化係数がゼロとされています。それを差し引いても、プロパン同様にHFC系と
比べるとかなりの差があり、燃料はもとよりこれからのエコロジー触媒としても注目です。
ただ、これも水素基系が多く、ガスガンなどに使用するとパッキンの軟化による脱落などが起き易く
なります。硬度90°以上のものを使用しても脱落は起きますし、塩素基系のようにCRパッキン
でも対応出来ません。
HCFC系(フロン12・22など)の衰退によりCRパッキンが市場から無くなったように、DMEが主流
になるとそれに対応したパッキンが一般化するとは思いますが。
話はガスガン用エコガスに戻りますが、DME混合の方がエコロジーではありますがパッキンへの
侵食の問題で使いにくい場合があります。
私の場合は、
WAのミニウージー : 問題なし
マルゼン旧PPK/S : パッキン軟化によるバルブ作動不良
CAWもスカート : 軟化によるパッキン脱落(撃てる事は撃てる)
でして、ミニウージーは「良いパッキンを使っている」らしくそれのおかげで対応できたのが
構造的なものなのかは分かりません。
HFC-152Aの方は134Aと使い勝手の面で殆ど差異はありません。
今の市販のエアガン用ガスは134A/152Aの混合になってるようですが、
152Aの比率は2割前後です。
エアダスターの152Aをエアガンに使用する場合はノズル形状が違うのですが、
ウエスタンアームズ販売のJアーモリーブランドのものには最初からエアダスター用
アダプターが付いているそうです。エコロジーですね!
私はJアモは持ってないので、とりあえずエアガン用の空缶に移し変えて使ってました。
ぼろぼろですが、ちょっと前のWAのガス缶です(^^;
ちなみに欧州などではフロン(HCFC/HFC共に)の大気放出が厳しく制限されているようで、
ガスガンのパワーソースはもっぱらCO2です。なのでよく壊れるようで、香港・台湾製の強化
スライドやフレームなどが利用されているとか。
個人的な今後のエアガン(ガスガン)のパワーソースとしては、プロパンベースの混合で難燃性を
持たせ、マガジンやガン内のガスタンクにはレギュレーター機構を内蔵ってのがいいかなーと思います。
メディアや世論が総動員で今のガン業界のガス利用法をバッシングしたら、ガスガン業界はあっと
いうまに消滅しそうですけど、メーカーや組合さんなどは何か考えているんでしょうかね?
ガスガンが外部エアソースに戻る日も来るかもしれません。
今はマルイの技術の結晶、電動ハンドガンがあるんで「サバゲ用ピストル」としては問題なさそうですが、
やっぱりブローバックガンの作動は楽しいものですし、私の場合はTANAKAペガサスが大好きで
これは外部ソースにするわけにもいかないので難しいところです。
とりあえずは各メーカー販売のエアガン用ガスを純HFC152Aに切り替えるところからですね!
明日香縫製雑貨店

To foreign customer,please access to KABUTO online shop.
They will reply your order soon in English.
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シャルワールカミース、シュマーグ、その他民兵装備、縫製装具製作販売。

Posted by 明日香太郎 at 19:24
│その他雑記
この記事へのコメント
はじめまして、
僕もたまに152つかってます。
僕はカメラ屋で買ってますが、環境問題とかじゃなくて、
価格に吊られてます。
僕もたまに152つかってます。
僕はカメラ屋で買ってますが、環境問題とかじゃなくて、
価格に吊られてます。
Posted by ぐらてん at 2007年05月07日 11:57
もちろん価格も魅力的ではありますよね。
HFC152Aへの切り替えは、十数年前のHCFC12からHFC134Aへの
切り替え時のような価格的な障害は少ないと思います。
HFC134Aの初期の値段って、250gで1800円とかだった気が(^^;
生分解性樹脂も広がってきてますし、市販BB弾を全部入れ替えるように
バイオ弾化してほしいところです。
HFC152Aへの切り替えは、十数年前のHCFC12からHFC134Aへの
切り替え時のような価格的な障害は少ないと思います。
HFC134Aの初期の値段って、250gで1800円とかだった気が(^^;
生分解性樹脂も広がってきてますし、市販BB弾を全部入れ替えるように
バイオ弾化してほしいところです。
Posted by 明日香太郎 at 2007年05月08日 09:50
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http://www.csgcmt.com/コーãƒã‚³ãƒ”ー-list-122.html
http://www.csgcmt.com/コーãƒã‚³ãƒ”ー-list-122.html
Posted by geRoesonubj at 2014年12月24日 15:51