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2007年08月10日

11ぴきのねこ

11ぴきのねこ
こぐま社より発刊されている絵本「11ぴきのねこ」シリーズ。

文字通り11ぴき居る猫が主役の絵本で、「とらねこたいしょう(虎猫大将)」というリーダー格のトラ猫と
ほかの10ぴき猫(見た目も同じ)のストーリーです。

11ぴきのねこ

初回作「11ぴきのねこ」はなんと1967年、40年も前に発刊されています。
淡色でコミカルな作画は現在でもまったく古臭さを感じさせません。

猫たちは単独で行動はせず、いつも11ぴきで何かをします。
とらねこたいしょうもそれほど強力なリーダーシップは発揮せず、基本的に11ぴきは
すべて同格です。

猫たちはとても直情的で、鳥や魚を思い浮かべばヨダレを垂らし、困っている人が
居れば親切にしようとし、目先の利益のために他を押しのけ、困難があれば仲間と
助けあい乗り切ります。
良くも悪くも裏表が無いのですが、やっぱり良くない事には相応のしっぺ返しが
来るので、そのあたりは絵本の本質である「子供に諭す(さとす)」というものに通じます。


昨今は色々な絵本がありますが、過度な感情表現のものが多くこれらは子供には
刺激が強い以前に理解し難い部分が多いのではないかと思います。
さらに最初から成人以上を対象にしているような絵本もあります。

「11ぴきのねこ」は突飛ですがなめらかなストーリー展開と、シンプルな表現で
字の読めない子供から、小学校低学年あたりまでにはぴったりの「絵本たる絵本」です。
お子さんの居られる方はぜひ読ませてあげてみてください。


11ぴきのねこシリーズは、11ぴきのねこ以下6作と他の特別編数作があります。
作者の馬場のぼる氏はコミカルな動物が主人公の絵本をメインの作風とし、
11ぴきのねこ以外にも色々なものを描いておられます。

作者の馬場のぼる氏は2001年に亡くなられています。


ねこ関係の絵本では他には佐野洋子著書「100万回生きたねこ」が有名ですね。
こちらも30年も前の本ですが、雑誌やテレビの売り上げチャートでときおりランクイン
するほどずっと売れつづけています。
11ぴきのねこよりはやや感情にうったえ掛ける作風で、「死」と「想い」の部分が少し
前面に出てきていますが、子供にも理解しうるでしょう。
11ぴきのねこの後に読ませるのにぴったりです。

佐野洋子著書には他に「空とぶライオン」などもあり、こちらも同じように死や想いに
関してコントラストを当てています。


皆大人になると「絵本=子供だまし」と思いがちでしょうが、子供に与えるんですから
子供だましでいいんです。子供が読んで良い絵本は、大人が読んでも良いものですが、
大人が読んで良い(感動する 心に訴え掛ける)ものが、子供に良いとはかぎりません。

たかが絵本、されど絵本です。






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Posted by 明日香太郎 at 18:57 │その他雑記