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過渡期終焉装備サバゲ「DISASTERZ(デザスターズ)」


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2008年03月19日

PKP/pecheneg機関銃


ロシアの比較的新しい機関銃、PKP/pecheneg機関銃。



一般的にペチェネグと呼ばれているようですが、外観はほぼPKMです。

ペチェネグたる部分はバレル周りなどのフロント一式で、そのあたりのPKM回収キット
の名称でもあるようで、PKP化されたPKMを「近代化されたPKM」と呼ぶ場合と
「PKP/Pechenegマシンガン」と呼ぶ場合とがあるようです。

外観上の違いとしては、ヒートシンク&バレルジャケットの追加、キャリングハンドル
形状変更、バイポッド取り付け位置変更などです。




最初の画像は、木ストックのPKMにPechenegキットを組み込んだものと思われ
ますが、こちらは樹脂ストックでキャリングハンドル形状にも違いがあります。

どうもPKMを回収する「Pechenegキット」が最初の画像で、最初から
「PKP/Pechenegマシンガン」として作られたものが樹脂ストックの
こちらの画像のものと思われます。


50年前にマシンガンとして完成された感のあるPK/PKM機関銃ですが、なぜ
いまごろ近代化されたかと言うと、チェチェンでの戦訓を活かした仕様に変更した
からだそうです。

チェチェンでは撃っても撃っても撃ち足りないようで、通常のPKMではオーバーヒート
してしまうようです。そこで、冷却性能を向上させたPKPが現場の要望によって
つくられました。連続射撃能力はPKMのおよそ倍で、強力な制圧力を発揮します。

近代化の理由が「火力増強」ってのがロシア的です(^^;

運用は基本的にスペツナズ(特殊部隊)メインとの事です。  


Posted by 明日香太郎 at 19:32Gun