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2010年04月22日
チャーリー・ウィルソン
ソ連のアフガニスタン侵攻時に、ムジャヒディーン勢力を
CIAとともに支援したチャーリー・ウィルソン氏。
今年になってから亡くなられていたんですね(-ω-

チャーリー・ウィルソン氏はアフガン・ソ連戦争時にCIAとともに
ソ連に敵対するムジャヒディン勢力に武器支援をし、結果として
ソ連軍撤退に貢献した功労者です。
ですが、アフガニスタンの兵士の戦術・取扱い装備の近代化をして
しまう事は、その後自らの国の首を絞める事になってしまいます。

ブルーのカミースが目立つような気がするウィルソン氏(^^;
今でこそアフガンでいろんな色のカミースを見ますが、80年代では
珍しいような・・・??
AKS-74Uも当時最新に近かったと思います。そのあたりがCIA関係者
っぽいですね(^^

Dsh-Kを撃つウィルソン氏(^^
反ソ連のムジャヒディン勢力が同じくソ連製の軽火器等を
使用した背景には、西側の銃器がアフガニスタンなどの砂塵
の多い環境に適さないためだからです。それは現在でも
イラク・アフガニスタンなどで同じ事がよく言われています。
そのため、ソ連が歩兵装備の近代化のために他国へ放出した
AK-47/AKMなどの小銃を、CIAなどと共に武器商人などから
買い付けアフガニスタン支援に用いていたようです。
自らの退役装備が敵に回ったソ連にしては皮肉なもんです(^^;
この支援で一緒にアフガンに送られた初期のスティンガーに
よって、ソ連の航空兵力が大打撃を受けたのも有名な話です。

ウィルソン氏個人所有(?)のエンフィールドライフル。
AK-47やAKM他AKクローンが主力軽火器になる前は、アングロ
・アフガン戦争のイギリスの置き土産リー・エンフィールドライフル
などのボルトアクション式ライフルが主力でした。
2000年以降でも民兵がたまに持っていますね(^^
ウィルソン氏の活躍は2007年に映画「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」
として映像化されています。
トム・ハンクス主演のちょっとスタイリッシュな諜報員モノに
なっていますけども(^^;