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2007年08月04日
イノカツ合板ストック
InokatsuのAK47用合板ストックを買ってみました。
AKM風キットではなく、AK47スタイルのまま合板になったものです。
ロアハンドガードとストックは合板ですが、アッパーハンドガードとグリップは単木材です。
AIMタイプのフォアグリップ付きハンドガードもイノカツAKM用ではなくマルイAK47用です。
イノカツはスチールパーツの強度と木パーツの仕上げに定評があります。
たしかに、この合板パーツもかなり仕上げや切削が良く、強度も考えられています。
本体への組み付け部以外は基本的にInokatsuコンバージョンキットと同じ仕様です。
薄いパネルを積層させた合板で、湾曲部分の模様もキレイです(^^
マルイAK用のAKM/AK74コンバージョンキットが無い頃に、AK47用の合板ストックを
作ろうと考えていて木工所と打ち合わせをしていたのですが、国内生産の場合材料コスト
と製作コストなどで当時のストックセットの価格(15000円くらい)にはとても収まらないので
企画が止まってしまっていました。
上のガーダーのセットは上代で3万円前後するので、今思えば他に対抗商品が無い頃だと
多少高くても商品になったのかもと思います。
作ろうとしていたものの仕様としては、アッパーハンドガードやグリップまで合板で、
ストックは内部にバッテリースペースを設けずにストック基部も実銃のような細いものに
しようと考えてました。
当時はまだパワー規制も無く、ニッケル水素ミニバッテリーの良いものも無かったので、固定
ストックAKでラージが使えないのもネックだろうと考えていました。
又、木工部品といってもエアガンに組み付ける部分は結構誤差を少なくしないといけないので、
木工NCフライスを持っている工場でないと製作は難しいのですが、こういうニッチーで小ロットの
オーダーを受けてくれる小さい工場にはたいがいそういった設備はありません。
大きい工場の場合は、エアガンパーツとしってもガンパーツ製作に抵抗を持つところも多いです。
今は数年前に「こういうパーツがあったらな」と思っているものを、海外メーカーが小ロットかつ
なんとか手が出る価格で作ってくれているので、ありがたいとは思うのですが反面、日本発の
トイガンのサードパーティが海外製品に圧倒されているのは残念にも思います。
できればそのうち全て日本製作で、海外製品に匹敵するのキットパーツやコンプリートを
作ってみたいですね。