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過渡期終焉装備サバゲ「DISASTERZ(デザスターズ)」


twitterとミリブロ記事が連携してます
(http://twitter.com/@AsukaSewingKA)

2011年12月09日

アフガン雪中装備


アフガニスタンに居る兵士の雪中装備です。


カミースでの寒中装備に関する質問が時々あります
ので、参考までに(^^




標高の高い積雪地域で活動するタリバン兵。

裾から内着が見えていますので、カミースの中に
何かしら肌着を着ているようです。上からはジャケットと
マント、スカーフやターバンで防寒しています。


以前同じシーンの画像をブログで紹介しています(^^




グローブをしている人も居ます。さすがに屈強な山岳民兵
も雪中は寒いようです。


カフカス周辺ですと、ほとんどグローブをしておらず
Tシャツの人まで居るので、民族的な寒さへの耐性も
やっぱりあるんでしょう(^^




サンルーフがある車ですと、こういう使い方が出来ますね(^^

二脚を立てたりすると、屋根の塗装がガビガビになってしまい
そうですけども(^^;


靴もさすがにサンダルは居らず、スニーカーがほとんどです。




雪崩現場に救出に来たANA兵士。

アフガニスタンでも積雪が激しい地域では、雪崩が起きるほど
の積雪のある地域もあり、北東部ノシャック山では7000m級
の連峰となりヒマラヤまで続きます。




重装備のゲーマー的には、積雪時くらいが丁度いいのかも
しれません(^^

でも、ゲームに行こうという気持ち自体が揺らいでしまい
ますけども(>_<




現地の子供におもちゃを与える米軍兵士。


サバゲでアフガニスタンを再現しよう!となると、夏場
がいいなと思いがちですが、日本の湿度の高い夏季より
は、まだ冬季のほうが雰囲気は近いように思います。




雪中訓練中の英軍兵士。


枯れ草に積もる雪の具合は日本のものに似ていますね(^^  


Posted by 明日香太郎 at 14:43中東・アフリカ

2011年11月02日

Afghan militia force


多国籍軍や、ANA(アフガン国軍)、ANP(アフガン警察機構)
などとよく行動している民兵が、afghan militia force(AMFと
略される事も。以下AMF)と言われる武装民兵集団です。

多くは部族単位で武装している民兵集団を、多国籍軍や国軍が
雇用しています。




まんま武装民兵の井出達をしている兵士が、米軍兵士の横に
居る場合などはほとんどこれです(^^;


民兵を多国籍軍指揮下のAMFに編入する場合、戦闘服
やジャケットを貸与している場合もあります。国章が着いている
上着などです。

ラフな格好をしている警察官と、国章入りの外被を羽織っている
雇用民兵との区別がかなりつきにくくなります。




こちらの画像もAMFと紹介されていたのですが、見た目
上はほとんど分かりません。ヘルメットと数人揃いの戦闘服
を着ているので、現地の人でも国軍兵士と思うでしょう。

そもそも実際の業務を考えると、同じように見えたほうが
まだ分かりやすいです。




パトロール中のAMF。

ウッドランドとAK一丁だけなので、日本人が扮しても
ただのゲーマー装備になってしまいます(^^;


「AMF」という呼称は、ほとんどの場合多国籍軍指揮下
の現地雇用員、もしくは友好的な民兵集団を差します。

敵対しているところは「タリバン」と断じてしまっている
場合も多いです。

また、AMF内に内通者が居て、情報をリークさせたり、
軍や警察の管轄内で兵士・警察官を殺害する事件がおきたり
しています。


業務に付いている状態の見た目以上に、そういった背景を
調査した上での雇用でないとかなり危険です。




こちらは揃いのジャケットを貸与してもらった人たち。

中に紺色の戦闘服(作業服)を着ている人は正規の警察官
なのかもしれません。


シチュエーションゲームでも、紺や濃グレーのドカジャンを
複数人で羽織れば再現出来そうですね・・・(^^

民兵装備は同じニュアンスを持った見た目の兵士が複数人
出来れば4~5人以上集まって雰囲気が出る場合が多いですね。

当然兵士である以上複数人が当たり前ですが、まだ正規兵
は見た目でどこどこの装備というのが分かりやすいです。

民兵装備の「雰囲気重視」というのは簡単に見えて案外
拘ると難しいところもあります(^^;




ピックアップトラックで移動する部隊。




同じピックアップの部隊ですが、こちらは米人のようです。

AMFに特殊部隊や特殊部局員が紛れて秘密作戦や
非正規作戦をしている事もあります。




特殊部隊でも、このホコリっぽい感じが私は大好きです(^^

カチっとした精鋭部隊という風ではなく、ガチンコの正面
戦闘をするわけでもなく、コソコソと情報集めたり工作
したりしそうなところが良いですね。



こういったニュアンスをシチュエーションイベントに盛り込んで
いけるか考えているところです(^^;  


Posted by 明日香太郎 at 19:09中東・アフリカ

2011年11月01日

MP5民兵装備


VFCのMP5をA3にしてみました(^^

VFCが伸縮ストックが別売という中々強気な商品ラインナップ
です(^^; バースト付きのA4/A5グリップフレームも
そのうち出るんでしょうか。




A2も気に入っていたのですが、やっぱりスタンダードな
短機関銃のA3も良い感じです。

ストック自体は実物同様ピン1本で着脱出来るのですが、ミリタリー
タイプのスリングの後ろ側の着脱がAK用スリング以上に困難でして、
結局ストックを取り替えるとしばらくそのままという事になります(^^;

それぞれのストックにスリングを着けておけばいいのですけども・・・(^^;




分解ついでに内部をクリーニングしたら、可動部分のカスと
オイルなどが混ざってウエスが真っ黒になりました(>_<

それらをあらかた拭ってやってから、新たにオイルを注すと
こころもち作動も良くなったように思います(^^



以前は電動ガン(マルイ)のMP5も持っていましたし、トレポン
のMP5も良いなーと思ってはいたのですが、「ガスで旧型グリップ
フレーム」を待っていて良かったです(^^


メジャー機種の旧タイプとなると、やっぱり民兵装備向きになります。




パレスチナの民兵。MP5A3、AMD-65、M16A2など、
民兵としては比較的「良い銃」を装備しています。




こちらもハマス。市街戦闘ではまだまだ短機関銃は
使えるんでしょうか。


ボディアーマーの進化と普及によって、ほとんどの
シチュエーションでカービンサイズのライフルを使用
するようになってしまった現代では、戦闘を想定する
多くの軍隊でM4などに代替されてしまっています。

同社UMPのシェアもパっとしませんし、主流短機関銃
の系譜はMP5で終わってしまうのかもしれません(-ω-


その側ら、更新されたMP5が後進国軍隊などに売却され、
その後放出・流出などで民兵側に渡っているようです。




ムンバイのタージホテル襲撃事件で、テロリストが用意
していたとされるMP5。

事件の映像などでは犯人はAKをメインに使っていたよう
です。こちらのF型ストックの付いたMP5はインド軍
や警察などで使用されているものと同型で、それらを
どこからか入手したと言われています。


個人的にはこのF型ストックは、モダンパーツなれど
ちょっと好きです(^^




トレーニングを受けるアフガニスタン婦人警官。

旧型グリップフレームに新型ハンドガード。元々使用
されていた国から第三国に渡る過程でパーツの混在は
よくあることです(^^;




スペシャルフォースですが、一応非正規戦闘員って
ことで(^^; この髭の人メディア露出多い気がします。



短機関銃はおおよそ民兵装備に向かないですが、雰囲気の
あるものでしたらちょっとした小道具として使えるかも?と
考えております(^^

  


Posted by 明日香太郎 at 00:28中東・アフリカ

2011年10月14日

北アフリカ民兵装備


北アフリカ民兵装備参考。

北アフリカのソマリアにて近年拡大しつづけ、現在は
最大勢力となっているアルシャバブ兵士などを中心に。



アルシャバブは「ブラックホークダウン」で有名になった
ソマリアの首都モガディシオの大部分を勢力下に置き、
南ソマリアの多くの都市を支配している武装勢力です。




ソマリア暫定連邦政府や、同じイスラム武装勢力で
以前同盟関係にあったヒズブルイスラム、さらには
暫定政府を支援するエチオピア軍を含むアフリカ連合軍
などとも交戦しています。


先頭集団としてはほとんど軍隊の体を成していており、
重火器や先頭車両まで保有します。

一応末端の兵士は民兵上がり風ではあります。




アルシャバブといえば、ミリタリーカラーで揃えた同じ
カミースを着た兵士をよく見かけます。

バラバラの色味のカミースの集団ですと見るからに
民兵風ですが、ここまで全身揃っていると見た目も
かなり軍隊っぽく見えてきます。




カミース以外にはウッドランドやチョコチップデザート
などの迷彩服を着用しています。

覆面は黒の目出し帽、または黒のスカーフを用いる事が
多いですが、他の色の着用例も少なくは無いです。




世紀末感溢れる50口径武装バギー。

たぶん射手は右後席の人だと思うのですが、射撃時
に運転手は大丈夫なんでしょうか(^^;




例の腕時計をはめています(^^; 珍しく左手です。


ウッドランド、チョコチップなどの旧迷彩は中東
装備では色々と重宝します(^^ 最近では3カラー
デザートもそういった国々でよく使われています。



カミースなどを着た民兵で、より軍隊的で重武装
の集団を演出するにはソマリア民兵が参考になりそうです。

北アフリカ民兵は、民族衣装、戦闘服、街着など
入り混じっており、フラッグなどを掲げていない
画像などではどの勢力なのか、正規兵なのか民兵なのか
さえ判断しづらいです(>_<  


Posted by 明日香太郎 at 23:55中東・アフリカ

2011年10月12日

中東市街地民兵装備


中東市外地域の民兵装備です(^^


MMMの想定参考装備などに。

ハートロック2011はアフガニスタン戦をモチーフにしているので、
ちょっと今回の記事の地域からはずれます(>_<



中東市街民兵といえば、パレスチナ独立のために戦うハマス。

黒装束に覆面が特徴で、ハチマキが無ければ一昔前の
SWAT装備とあまり変わりません(^^;




ハマスで見かける、自分で穴を空けたような目出し帽ですが、
たぶん元々穴の空いていないTシャツ地の袋状のものなのだと
思います。

最初から目出し帽として作られたものを被っている民兵も
多く見られますが、手切りで空けたものの方がより怪しい
感じです(^^


以前イベントでよくご一緒するエイトボール商会さんが、
子供用Tシャツに穴を空けて被っていまして、とんだ変態野郎
だと思っていたのですが、案外リアルな感じだったんですね(^^;




最も簡単な方法としては、ブルーのデニムに黒Tシャツと覆面です。

パレスチナや周辺国の市街地民兵装備としては一番手軽に再現
出来ます(^^


このあたりの地域ではAR(アーマライトライフル)もよく使われて
いまして、M16A1やM653などのA1系(600系)ARなどでしたら
装備的にはかなりマッチします。

A2系(700系)ARでも、アラブ地域には少なくない数が出回って
いるようです。


もちろん上の画像のように「とりあえずAK」でも全然OKです(^^




目の部分をウッドランド生地で補強してある目出し帽です。

なんだかマブタみたいなのも内側にあって、ちょっとカワイイです(^^


黒の戦闘服上下に、黒かODのタクティカルベスト。

ライフルは皆56式です。




こちらもハマスの民兵らしいです。

ストックは56-2式ですが、レシーバー周りは普通のAKMで、
リアサイトブロックがかなり後ろ寄りに加工してセットしてあり、
それに伴いデッキカバーも短くなっています。CAAタイプの
レイルハンドガードが付いていたり、突っ込みどころが多すぎます(^^;


よっぽど全体的な雰囲気が整っていなければ、ヒストリカルでも
雰囲気にそぐわないと判断されそうです(>_<




完全に真っ黒よりは、ウッドランドあたりのベストで
コントラストを付けたほうが見た目「それっぽい」感じが
します。

写真のようにでっかいキットバックを背負っていても
何かやらかしそうな風になって良いですね(^^



今回はほぼハマス編になりました。次回は北アフリカを予定です。  


Posted by 明日香太郎 at 19:49中東・アフリカ

2011年08月23日

トリポリ陥落


リビア内戦。


反政府軍となる「リビア国民評議会」は、21日に首都トリポリを
完全に制圧したと発表しました。

カダフィ軍関係者は事実無根だと反論しましたが、22日には
米オバマ大統領からも「カダフィ政権は崩壊した」との発表が
ありました。




カダフィ大佐は他の高官(大佐の息子たちなど)と共に、トリポリ
を既に脱出しているようです。




(リビア軍スカッドキャリア)

21日までの首都トリポリ攻防戦の際に、政府軍(カダフィ軍)は
スカッドミサイルを使用したとされています。

発射された3発は海岸線付近に着弾しましたが、大きな被害は
無かったようです。その際に多国籍軍戦闘機が迎撃したとも
言われています。



(墜落?したスカッドミサイル)

スカッドミサイルは短距離弾道ミサイルであり、それほど
大きな弾頭を搭載出来ません。ですが、生物化学兵器や
ウラニウム粉末(いわゆるダーティボム)などを搭載し、
それを市街地に発射すれば大きな被害が出ます。


そういった自体を防ぐために、多国籍軍はこういった弾道
兵器の発射装置を優先的に空爆していたのですが、最終的
に3発だけといえども発射させてしまっています。

衛星からの偵察や、高精度誘導兵器、無人兵器なども駆使
した航空作戦のはずでしたが、中々完璧とはいかないようです。




首都が陥落しリビア内戦にもひとつの節目が来ました。


反政府軍である国民評議会はこれより新政府を名乗ります。

後押ししたアメリカ、フランスなどの支援も新政府は期待
するでしょう。アメリカはともかく、妙に力を入れていた
フランスなどは、どういった要求をするのでしょう。





また、在日本リビア大使館も掲げる国旗を、カダフィ政権時の
緑一色の国旗から、リビア国民評議会の三色旗に変更しました。


変わり身が早いというか、まだカダフィ軍が残っている状況
なのに大丈夫なんでしょうか(^^;

こうなる事を予想して国旗も用意していたんでしょうし・・・(^^;;



カダフィ大佐は今後どうなってしまうのでしょう。

私的に近年の有名(最終的な世論評価は置いといて(^^;)な
アラブ人として、アラファト議長、サダム・フセイン、
そしてカダフィ大佐の3人です。

アラビアンマッドドッグと言われた大佐の今後が気になります。  


Posted by 明日香太郎 at 18:41中東・アフリカ

2011年08月07日

アフガン戦闘再燃


治安維持を国軍に移譲し、来年には米軍および国連軍は
完全撤退かと言われるアフガニスタンですが、タリバン
勢力の攻勢が近頃激化しています。


6日にも、米特殊部隊員が登場するCH-47ヘリコプターが
タリバン勢力との戦闘により撃墜され、米軍兵士30人、通訳
1人、アフガニスタン国軍兵士8人が死亡したそうです。


(攻撃にあったヘリと同型の機体)

攻撃は近距離からのロケットによるもので、その際の国連
軍兵士との戦闘においてタリバン兵数人も死亡しています。

戦闘はカブールの西側で、首都に近い地域であっても治安
は悪く、タリバン民兵の排除は完了していません。


さらに西のカンダハル市においても、戦闘・テロ攻撃は
いまだ続いています。


(カンダハル市幹線道路を警備する警察官)


先日、カンダハル市のハミディ市長がタリバン勢力の
自爆テロにより殺害されました。

ハミディ市長は日本の3.11災害において、カンダハル市の
名において5万ドルを義援金として日本に送ってくれた
人物です。

「日本においては小さい額かもしれないが、手助けに
なればと思う」というコメントが印象的な方でした。




タリバン勢力と戦闘中の国軍兵士および警察官。

ビルの上を陣地とし、軽火器による応戦が主に
なっているようですが、RPGなどの榴弾を使用
されると被害が大きくなってしまうようです。




市街戦闘においては軽機関銃の火力も重要です。

警備要員は3~4人チームの場合、ほとんどの場合
1人以上は機関銃で武装しています。





敵性勢力は以前から火力重視の傾向があります。

ほとんどの場合多数の警察や国軍兵士、多国籍
軍兵士と戦闘する事になるので、携行出来る最大
の火力で武装しています。


(タリバン兵士)

AK-47/AKMとカートリッジを共用出来るRPD軽機関銃。

RPKよりも旧型の軽機になりますが、アモボックス内
に7.62x39mmが100連発の大火力は、分隊支援火器として
MINIMI以上の瞬発火力を発揮します。




RPKで武装した警察官。フラッシュハイダーがAMD用
のものになっています。

ベストには手錠が取り付けてあります。




タリバン兵士ですが、政府に対して武器を放棄(提出)
する途中らしいです。奥にビデオカメラを持ったキャスター
が居ます。

ですが、RPGに弾頭付いたままなのが、とても危険です(^^;




フォアグリップ無しのAIMS。というよりは、AKMにルーマニア
製ワイヤーストックを取り付けたものですね。

くしくもGHKから近々発売されるAIMSと同仕様です(^^;


よく見るとカシオF-91Wも腕に着けていますね。




おなじみデコライフル。GP-25にも何かシールを貼って
います(^^;

手前はAKMなのにAMD用のスリング、奥の人はAMDなのに
AKM用のスリングが付いています。現地でこういうのを
気にしている人は全くいないんでしょうね・・・(^^;



ビンラディン氏が死亡した後も、タリバンおよびアルカイダ
は続いています。

米国内での戦争不支持者の増加などで、米軍としても今後
大きな侵攻はしにくい世論となっています。

アメリカも一応の「勝利宣言」はしたものの、状況は
あまり好転していませんね(-ω-  


Posted by 明日香太郎 at 09:16中東・アフリカ

2011年08月05日

シリア騒乱


チュニジアの革命より端を発したアラブ地域の反政府デモ
ムーブメントは方々へ飛び火し、今はシリアが荒れています。

現在の事態は「シリア騒乱」と呼ばれていますが、もしこの
まま死傷者数の増加や内戦状態へ移行すれば、名称も変わって
くるかもしれません。

すでに数百人の市民が死亡、多数の負傷者を出しています。




シリア軍は最初に「反政府活動によって多数の兵士が殺害された」と
し、それらを鎮圧するために武力を行使したと報じています。

ですが、メディアに映されるシリア反政府デモ隊は皆武装して
おらず、デモ活動自体は10万人の大規模にも関わらず一連の
アラブ世界のデモ活動に比べて比較的落ち着いた印象を受けます。

ただ、一部反体制派の中には過激な抗議活動に移る者も居る
ようです。




シリア軍は歩兵や戦車を動員し、軽火器による攻撃を
行っていますが、デモ側の主張では「民主的なデモに
対する弾圧だ」という事です。



(シリア軍兵士)

元シリア軍兵士には「非武装の市民への攻撃を命令された」と
いう証言をしている者も居ると報じられています。

メディア・国連各国の声明としては、おおむね「シリア政府に
人権に対する侵害があるのではないか」という感じです。



(シリア政府によって関与したとされる武装勢力)

シリア政府は、反政府活動化の中に武装勢力がおり
それらがデモを扇動していると主張しています。

周辺国や、他の武装勢力の関与も噂されていますが、
デモの主流自体は民主的な主張のもとに進められて
いるようです。



この半年で騒乱の規模はどんどん膨れ上がり、死傷者
も増える一方です。

シリア軍内でも動揺が広がっているようですし、もし
一部の兵士が離反でもすれば内戦状態に発展しそうです
し、武力弾圧による死傷者がさらに多くなれば、国連
による介入もあるかもしれません。

また、一部地域では電力などのインフラをシリア軍が
切断しているそうです。




今のところ国連各国は介入に消極的で、非難声明・制裁
措置などに留まるようです。

反体制派(デモ隊)自体も他国の介入は現状では望んで
いないとされています。



リビア内戦もいまだ続いていますし、アラブ世界の動乱
は拡大の一途をたどっていますね・・・。  


Posted by 明日香太郎 at 18:17中東・アフリカ

2011年08月01日

ANP銃器いろいろ


アフガニスタンナショナルポリス(ANP)の
使用銃器。


ちょっと趣向(?)を凝らした銃器類あれこれ(^^;




おなじみのAMD-65。フラッシュハイダー無し。

AMD-65もAKS-74Uほどではないですが、銃口からガス
ルート分岐までの距離が短いため、作動性を下げないため
ガス溜まりのあるハイダーが付属しています。

AKS-74Uでもそうですが、ハイダー無しでも案外作動
するようです(^^




M84機関銃。PKMのセルビアZastava製で、穴の空いてない
ストックが特徴。

PKMの場合リアスイベルは無くストックの穴にスリング後端
ループを通すのですが、M84には下部にスイベルがあります。




クリンコフですが、リアサイト基部にスコープマウント
を直留めしています(^^;

この1丁のみのヤッツケ仕様かと思いきや、一番奥のクリンコフ
もちょっと見にくいですが同じような仕様に・・・。

AKS-74Uの場合、デッキカバーの前部はピンで固定されています
ので、まだ照準器と銃身の剛性は保たれているのでしょうか・・・(^^;




こちらはフツーのクリンコフ。


5.45mm口径のライフルもANA/ANPには多く導入されています。

5.45x39mm、5.56x45mm、7.62x39mm、7.62x51mm、7.62x54R、と
有名どころでもかなりのカートリッジが混用されています(^^;

ピストル用カートリッジも数種類使用されています。


5.56mmの場合、ANAに支給されているのはNATO弾であるM4/MINIMI用
のSS109(M855)になるはずですが、M16A1以前のライフルも混在
するANA/ANPでは、諸元が出なかったり銃が破損してしまったり
しないんだろうかと思います(-ω-




45連マガジン装備の固定ストックAK-74。

チェチェン・東欧方面ではよく見かけますが、中東では結構
珍しいです(^^




こちらもAK-74。

武装した個人が息巻いているのを警官が制止しているようです(^^;




Vz.58。ですが、基部から横向きに違うライフルの
ストックが付いているんでしょうか(^^;

Vz58もポリスではちょくちょく使われているようです。

口径こそAKMと同じですが、マガジン混用でのトラブル
などもありそうです(^^;




RPD。半世紀以上前の機関銃ですが、個人的に新興国
の軍隊用としてはベストマッチのマシンガンだと思って
います(^^

ひとつはAKMと同じカートリッジであること。もうひとつ
は、ワイヤーで繋がったベルトリンクを使用しているところ
です。

NATOリンクは使い捨てと思えば便利ですが、新興国などで
補給が不安定だったりするとリンクだけ先に無くなって
しまう場合もあります。50発区切りのワイヤーリンクの場合
は、とりあえず紛失しにくくなるんじゃないかと(^^;




オーソドックスなAK-47Ⅲ型、と思いきや、リアスイベルが
ストックに付いています。ハンガリー製あたりでしょうか。




拳銃確認!全員SIGMAです(^^;

P-1(P-38)も相当数納入されているはずなのですが、
メディア露出はまだまだシグマが上です。




サバゲ用ゴーグルではないです(^^; 逮捕された
タリバン戦士たち。目隠しと耳栓をされているようです。

形状はサンセイのサバゲ用ゴーグルにかなり似ています。と
いうか作業用ゴーグル一般ですね。

サンセイのゴーグルを黒く塗れば、拘束用ゴーグルに使え
そうです(^^



追記。


ANAで使用されている5.56mm弾。


M193(米軍採用名)=.223Rem(レミントン社商品名)=M16A1以前用

5.56mmNATO=SS109(FN社商品名)=M855(米軍採用名)
=M16A2以降用 M193に比べて弾頭重量もあり強装になります。

両方とも.223口径(5.56mm)で、カートリッジ長45mmで、一応は
互換するのでややこしいです。「違うカートリッジ」として取り扱う
のが正しいようですね。

M4にM193を使用すると作動不良、M16A1にM855を使用すると
機関部の破損などの危険性があります。


スチールコアが先端に露出したAP(アーマーピアシング)的な弾頭
を持つカートリッジが以前からありましたが、去年あたり正式に
なりこちらがM855A1になったみたいですね(^^

鉛が使われていないのでグリーンチップと言われるようです。

バイオ弾みたいなものですね。



  


Posted by 明日香太郎 at 15:18中東・アフリカ

2011年07月26日

中東武器マーケット


アフガニスタン・パキスタン武器(軽火器)マーケット。


新政府下では当然取り締まられていますが、山岳民の
猟銃や部族を守るための防衛用などは、ある程度
お目こぼしをしてもらっているようです(^^

正規の手続き?というのが機能しているのかは
分かりません(^^;




AKをはじめとする自動小銃はやっぱり今の売れ筋。

ショーケースの中には12ゲージほどのショットガンと
ボルトアクションライフル。


左から3番目のAKには、ルーマニア製と思われる小口径
プレスマガジンが刺さってますね(^^

アフガン・パキスタン地域では小口径AKのシェアは
少ないようですが、どのような扱いなのでしょう。




こちらは単発式やポンプアクションなどの
ショットガン専門店です。

この程度なら狩猟用という事で通りそうです。

スムースボアの低圧シェルですと、手作りの
銃でも作動させやすいのかもしれません。




ZB26も取扱い。さすがに機関銃は摘発されそうです(^^;

キャリングハンドルの可動域を増やしてフォアグリップ
のように使用しています。でもこれだと普通にはもてませんね(^^;;




ノコギリ、ヤスリ、バイス、ヤットコ?などで作る
手作り銃屋さん(^^




湾曲したストックが特徴的な、ジェザイルと呼ばれる
アフガニスタン製のフリントロック式マスケット銃(中央)。

19世紀初頭から、イギリス製のマスケット銃を手本に
国産化、というより民間で製法が伝わっていき各地で
作られていたようです。

当然工業製品と呼べるものではないので、同じ場所で
同じ治具から作られたと思われるものでも微妙に形状や
細部が違ってきています(^^;



この画像のANAコマンドパッチのM4とクロスしている
銃がこれですね。今ではアフガニスタンの伝統的な銃、
という位置づけのようです。

「ジェザイル(Jezail)」というのもモデル名ではなく、
当時のその製法のマスケットの総称と思われます。


最大射程は300~400mほどあったようですので、
マスケットとしてはそこそこ高性能です。


上の画像が武器屋だとすれば、今はただの工芸品かも
しれませんが(^^;

200年も前から手作り銃をつくる文化があるのですから、
今の密造工場もその系譜の鍛冶屋一族などが居るのかも
しれませんね(^^




こちらも単発式ライフルとショットガン屋さん。

AKMSのストックが付いたショットガンなど、ご当地
メイドのものが多数並びます(^^;




モーゼルピストル(C96?)にAKS47Ⅱ型、PPSh、
真ん中のはどこかで見たように思いますが、よく
分からないライフル?など。

このくらいの露天商っぽい感じなら、ヒストリカル
で手持ちの銃だけで出来そうですね。

後ろに掛けたキリンの絵の布が可愛いです(^^




手作りマスケットも手間暇掛かっているものは、調度品
としても値打ちがありそうですが、こちらの画像の軒先
に並んでいるものには、ほとんどただの棒みたいなのも
混じっています(^^;


ジェザイルはKTWのマスケットピストルをベースに
作れそうですね。ヒストリカルでも傭兵やムジャヒディン
ぽさとは違う、ネイティブな感じが出せるかもしれません(^^



組織的な支援の無い民兵という設定ですと、これらの
マーケットで武器を調達する事になりますので、良くても
AKとマガジンが1~2本、といった感じになりそうです。  


Posted by 明日香太郎 at 19:36中東・アフリカ

2011年07月16日

リビア国民評議会


先日、日本政府はリビアの反体制派勢力「リビア国民評議会」を
正式な外交相手とする意向を示しました。

つまり、日本政府としてもすでに追い詰められたカダフィ政権
に見切りを付けてしまったようです(>_<


ですがNATOの空爆も決定的な戦果が上がらず、中々
苦戦している様子。




リビア国民評議会の武装勢力であるリビア解放軍は、民兵の集まり
とは言え、リビア軍との戦闘以外での銃撃や略奪行為などの犯罪
行為は初期段階に数件あっただけで、今はリビア軍から寝返った
兵士共々通常の軍隊のように機能しているようです。


政府が機能しなくなると無政府状態となって、治安が著しく低下
する事が多いですが、上手くいっているみたいですね。




見るからに無理矢理な手製?野戦砲(^^;

対戦車砲のようですが、大体で撃ち込むんでしょうか。




AK-103。

ロシア軍でもチェチェン解放軍でもたまにしか画像には出て
きません。

リビア解放軍でのメディア露出が一番多いような(^^;




ロケット装備のテクニカル。

Mig-23などに搭載されている57mmロケットランチャーのようです。

これも作動や照準はどうやってるんでしょう(^^;




リビア国民評議会の旗。王政時代の図柄のようです。

裏返っているんで、真ん中の図柄は裏に白でパッチワーク
されていると思います。

カダフィー政権の緑一色もインパクトがありましたが、
こちらも中々アラビックな感じです。




こちらもリビア内戦で露出が多いルーマニアAIM。




ベースボールキャップ&目出し帽&防寒帽。被り
すぎですね(^^;

アフリカ=気温が高いイメージですが、北アフリカの
リビアは年間平均で20度くらい、夏場でも30度行かない
くらいらしいです。

マフラーなどは日差し対策ですね(^^




ダブルバレルショットガンに斧!

今のところ一番イカしたリビア民兵です(^^

肩掛けのローブも中々良い味出してます。

なんかもう「ヴァイキング」といった風体ですけども(^^;



NATO参加空軍機の空爆によってカダフィ軍は反撃のための
戦力を奪われ、リビア解放軍は元々決定的な打撃力に欠け、
現在戦闘は膠着状態にあるようです。

直接交渉による対話の可能性も出てきたようですが、今後の
展望に関しては周辺各国間での意見が割れています。

各国共に、戦後の利権などが見えてきたのでしょうか(^^;  


Posted by 明日香太郎 at 15:30中東・アフリカ

2011年07月07日

ムジャヒディン装具小物類


夏に向けてアフガン民兵装備考察(^^

クールビズならぬクールコンバットです(>_<




56式バンダリアを着けたビンラディン氏。ライフルを撃つ姿
はあれど、装具をつけている姿は結構珍しいです。

肩に掛けているのはいつもの?クリンコフのようですが、
スリングは細いAKSU用ではなくAKM/AK74用が付いて
ますね(^^




こちらもラディン氏。他の画像でもよく着ている
ウッドランドのM-65です(^^

それにしてもやっぱりすごい背が高いですね!




オーソドックスな装備例。

現地で着流しの白のカミースは良い感じですす汚れて
きますが、サバゲ用ですと洗濯しないわけにもいかない
ので結構キレイに真っ白になってしまいがちです。

そこで、ベージュあたりの染め粉を風呂桶一杯(水位
10cmくらい)に薄めて、ごく薄い染色をすれば、少し
汚れたイメージになります(^^

ホームセンターなどで売ってる染粉はステンレスや
プラスチックは染まらないので、案外大丈夫です。




以前にも紹介した鍋IED部隊。

鍋とリモコンでボマー装備に!(^^;




上のIED部隊準備中風景。爆弾製作中。




裾を足首が見えるくらい上げた下穿きに便所サンダル!
中々涼しそうですが、ゲーム用にはちょっと危なそうです(^^;

右の二人はちょっと変なAK。フロントとマガジンまで
短くした56-1式に、ルーマニアストックのAKS-74。

ターバンも前が見えるのかなというくらいぐるぐる
巻きです。




ブルガリア製プラスチックマガジン。

ANA用に多く供給されているマガジンですが、例のごとく
流出してアフガニスタン地域の民兵にもボチボチ広がって
います(^^;

AMD-65との組み合わせがオススメ。

ただ、外部金属パーツが多いAMD-65は、天日に晒される
と各部が持てなくなるくらい暑くなって危険です(>_<

持てないくらいの温度ってリチウム電池にもかなり悪そう
です(^^;



肌を露出しない格好は熱中症対策にもなりますし、
夏場のゲームはぜひ中東民兵装備で!(^^  


Posted by 明日香太郎 at 23:58中東・アフリカ

2011年06月03日

ANP


米及びNATO各国はアフガニスタンの治安維持活動をアフガニスタン
政府に移譲すべく警察官・兵士のトレーニングをしています。

今年7月には移譲する予定になってはいますが、まだまだ下士官レベル
の訓練も完了していないようで、全体の強化が急がれています。

西部アドラスカンにあるナショナルトレーニングセンターでは、
日々各国の兵士などの下でトレーニングが行われています。


アフガニスタン国軍(ANA)とアフガニスタン警察(ANP)を
合わせると30万人以上になるそうですが、人口3000万人以下の
アフガニスタンですと100人に一人以上が兵士または警察官に
なるんですね(^^;




ガンコントロールを習う警察官。

警ら用の装備でも機関銃を持っていきます。




こちらはRPG装備(^^; 細い弾頭の通常榴弾です。




ストックをカットしたAKは警察装備の代用短機関銃として
時々見かけますが、RPKまでストックカットしています(^^;




ライフルの取扱いを習う婦人警官。




こちらは私服警官?らしいです。あやしい・・・(^^;




珍しいVz58。

警察装備としてはコンパクトなVz58Vはピッタリかも
しれません(^^




中々精悍な若者達(^^ ですが、ANAやANPって
制服や戦闘服自体不足しているんでしょうか・・・(^^;

IDカードのみで警察官である事を示すにも限界が
あると思うのですけども(-ω-


日本に居ると、警官や兵士は外観上分かるものという
固定概念から抜け出せません。




GP-25付きAKM。

当然榴弾を装填した状態では携行しないようですが、
ゴミや砂などが入り込まないように布切れなどを銃身
(砲身?)内によく詰めているようです。




アフガニスタン警察の儀礼衣装。

式典用だけあって、キレイなナガンカービンです(^^


普通の国では衛兵や、警らの警察官などは旧式の小銃を
持ったりもしますが、実戦の可能性が高いアフガニスタン
では自動小銃以上の火力のものしかほとんど携行して
いません(>_<




パトロール中の警察官と米陸軍兵士。

ライフルは各人で管理しているので、ちょっと慣れて
くると勝手にデコレーションしていくようです(^^;



そのうちANPのパッチも作ってみたいところです。  


Posted by 明日香太郎 at 11:39中東・アフリカ

2011年05月25日

ANA SAW GUNNER


アフガニスタン国軍、分隊支援火器取扱い課程です(^^




二脚付きの軽機関銃の教育課程で、米軍兵士などに
より教育がされます。


訓練用には各国製RPKを使用しています。

ユーゴスラビア製、ブルガリア製、ロシア製、ルーマニア製
などがあるようです(^^




訓練だけでなくもちろん理論も学びます(^^

小銃手の上位技能としては狙撃手よりも仲間との連携が
重要になってきますので、丹念な教育が施されます。


サバゲでも機関銃手はとても難しいポジションですね(>_<




座学?の時も機関銃を話しません。教育中はこいつがお前
の相棒だ!とでも言われているんでしょうか(^^;


ここでは米海兵隊が教育を担当しているようです。




RPKはボックスマガジンなのでマガジンチェンジも重要です。

その点ではベルトリンク式の軽機関銃とは運用方法が変わって
きます。


一番手前の人はベレー帽を被っていますので、ANAの教官
でしょうか。




教育も終わり機関銃手として着任です(^^

近頃編成されている部隊ではほとんど機関銃はMINIMI
のようです。

特殊部隊は高錬度部隊ではMAGなども見かけます。




星条旗の3色でアメリカンな感じをアピールしているの
かもしれませんが、このマーキングのセンス絶対民兵上がり
ですよね(^^;

北部同盟時代にもブイブイ言わせていたことでしょう(>_<




スカルマスク。もう何がなにやら(^^;  


Posted by 明日香太郎 at 13:48中東・アフリカ

2011年05月21日

アフガン民兵


オーソドックスな民兵装備参考画像です。

基本を知っておかないと、アレンジも出来ないということで(^^




カミースは白が圧倒的に多いですが、最近ではブラウンや
グリーン(というかOD)などの明らかに視認性を意識した
色合いであつらえているものも少なくないです。

履き物は使い古したビジネスシューズなどがベターと言えます(^^




あちらの方にとって布は色々便利なアイテムです。

使い方によってターバンになったり、マント、一部を
しぼってバッグにと、何かと使えるようです(^^


ちょっと大きめでシッカリした生地のシートを作ろう
かと思っていますが、面積が大きいと案外高価になって
しまうのが困りものです(-ω-




バズーカみたいなものは、据え置き型の無反動砲を
担いじゃっているんでしょうか(^^; 一応グリップ
は付いているようですが・・・。




シャルワール(下穿き)の履き方として、よく見ると
足首が出ているという事です。もちろん生足のほうが
セクシーで良いです(^^

最近は靴下を履いている画像もよく見かけます。革靴
に直足はちょっと辛そうですしね・・・(^^;




最近民兵装備としてちょっと欲しいのが、淡い色の
綿ジャケット。最近のアパレル用品は外観がスリムで
スタイリッシュなのは良いですが、それだと内側に
ベストやバンダリアを付けたり重ね着したりしづらい
です(>_<




白のシュマグ??珍しいです(^^ 色落ちした
だけかもしれませんけども(^^;


砂漠民兵の銃器はロケット(グレネード)と機関銃
が通常の軍隊よりも多い気がします。やっぱり戦闘は
火力だと言えるんでしょうか。

現用装備ゲームなどでは案外機関銃は少ないです。10人に
一人も居ないんじゃないでしょうか。私は軽火器の中
では機関銃が一番好きなくらいですが、最近の流行で
いくとカービンサイズになるのかもしれません。

トイガンでは安価なRPKが発売されたので、今後は
民兵装備の火力アップが期待できそうですけども(^^




カラフルなカミース(^^ 特にエメラルドグリーン?
のような色がとても派手です。

また、左から二番目の方は、カーゴパンツなどではなく
セットの下穿きであるシャルワールで違う色のものを
穿いています。結構珍しいです。



ミリタリーアイテムを出来るだけ抑えてスタイルアップ
すると、よりローカル感が出てきます(^^

NAM以前の民兵装備はアレンジの幅が少なかったですが、
現用民兵装備はこだわれるポイントが多いのも楽しい
ところです(^^  


Posted by 明日香太郎 at 23:28中東・アフリカ

2011年03月20日

オデッセイ・ドーン作戦始動


かねてから作戦名は発表されていた、対リビア軍事作戦
「Operation Odyssey Dawn(冒険の夜明け作戦)」が今日未明
より始動しました。米英仏を主体とする多国籍軍の作戦となります。




米英の水上艦、潜水艦から発射される100発を超える巡航ミサイル。

航空戦力としてはフランス空軍の最新鋭戦闘機ラファールや、
ミラージュ2000や、英軍機も参加。



英軍トーネード多目的攻撃機。

リビア空軍の航空戦力および、地上戦力に攻撃を開始しました。




撃墜されるリビア空軍のMig-23戦闘機。

やはり第3世代戦闘機は、第4世代以上の戦闘機には全く歯が立たない
んでしょうか・・・。


21世紀以降にはもう無いのではないかと言われていた、正規空軍同士の
戦闘です。




こちらも撃墜されたMig-21戦闘機。

残骸の様子からみて、ギリギリ不時着したようにも見えます。



反政府軍との激しい地上戦闘も以前から続き、反撃としての
航空機による空爆などにもより、反政府軍および民間人の
被害も大きくなっていたところです。




破壊されたリビア軍のAAガントラック。

今回の作戦ではなく、先日までに反政府軍の攻撃によるものです。


反政府軍および国民の多数は今回の軍事介入を歓迎していると
メディアでは報道されています。

一方リビア・カダフィ大佐は、国民(カダフィ派の)にも武器を
供与して徹底抗戦すると宣言しました。




トラックに乗り込む反政府軍兵士。

AK100で7.62㎜マガジンなのでAK-103?でしょうか。

リビア軍武器庫からの鹵獲だと思います。比較的新しい
ロシア製軽火器もリビアに行っていたんですね。




空爆を警戒する反政府軍兵士。

こちらもリビア軍からの鹵獲品と思われるストレラ2。




反政府軍兵士。ルーマニア製AIM。



インターネットでの呼びかけが発端のアフリカ・アラブ地域を
中心とするデモムーブメントですが、ほんの四半期の間に
国家間戦争にまで発展してしまうとは・・・。

日本でも震災の影響もあって、燃料の値段の高騰が始まって
います。  


Posted by 明日香太郎 at 21:38中東・アフリカ

2011年03月09日

リビア情勢


攻防が続くカダフィ派と反カダフィ派の戦闘。

そろそろ各メディアなどでも「リビア紛争」という名前が
出てきましたので、歴史的にも内戦状態となっているようです。


カダフィ大佐はリビア国営放送にて「我々はテロリズムと戦って
いる!」と話していますが、国営放送の報道自体が各所の事象と
照らし合わせても信憑性に欠けるものだと言われています。

北アフリカの紛争には国際テログループ(と呼ばれる)組織が
関与しているとも聞きますが、この場合以前からテロ支援をして
いたカダフィ大佐およびカダフィ派なのか、内乱状態に持ち込む
ために反政府軍に肩入れをして混乱状態を引き起こしているのか、
よく分からない状況になってきました。

北アフリカ・アラブ地域の混乱自体が、仕組まれたものなのかも
しれません。



アラブ地域の人々は、コミュニティのためにはとても熱心になります。
国家、地域、家族などその範疇はさまざまですが、自らのコミュニティ
のためにライフルを取り戦うのは男として当然という考え方です。

国際法で認められた戦争状態でなくとも、それは戦争の縮図です(-ω-





ウェブメディアの画像を見る限りかなりの一般人も武装しています。

政府軍から離反した兵士が供給したものなのか、どうなのか。

ニュースメディアでは、リビアで商売をしていた外国人で「いま
まで武装した人なんて見たことなかった」と言っている人も居た
ので、武力衝突前は少なくとも街中にライフルを背負った人が
闊歩していたわけではなかったようです。




7日、石油ターミナルのあるラスラヌフを制圧していた反政府軍が
カダフィ派の空爆を受けたようです。

負傷者などは無かったという報道や、民間人が死傷したという
報道まであり、実際の状況はよく見えてきません。




機関銃で航空機に対抗する民兵。30口径クラスでも1000m以下
ならジェット機相手にどうにかなるのかな??(^^;

装備的には携行SAMも一部元正規兵が持っているようですし、
先週には撃墜されたリビア軍機も居たようなので、反政府軍
のやり方も効果はあるようです。




反政府軍のテクニカル。

乗っている民兵?も、ウッドランドのパンツにジャンパー、
タクティカルベストと中々やりそうです。

こういう場合、銃器の運用法を知っている人、長けた人が
自発的に装備を貰いうけ運用しているんでしょうか。中東
だからといって、男は全員戦士というわけでも無いと思う
のですけども・・・。




対空機銃座。手馴れた手つきに見えるのは元正規軍兵士でしょうか。

RPG弾頭を持ったおじさんも良い味出してます(^^


海外メディアなどを見ていると、この反乱軍・反政府軍ですが
一部ではすでに「革命軍(Revolutionary army)」と呼ばれており、
従事する民兵たちのモチベーションもそれに煽られて大変な
事になっているようです。

国際社会はすでにカダフィ大佐を見放してしまっています。




SKSカービン、と思いきやガスバイパス部分が無い?のと
固定マガジンも見えません。バヨネット付いてますが、機関部
はよく見るとMini14っぽくも見えます。なんでしょう(^^;




ヘルメットカバーまで揃いの迷彩戦闘服にボディアーマー。
あきらかに正規軍から離反した兵士です。

戦争状態で個人行動なんてしないでしょうが、反乱軍になった
らなったで「反乱軍っぽい格好」というのは意識しないんで
しょうか。正規兵(風の兵士)=敵と認識している民兵は
多いでしょうし、誤射などの危険も少なからずあると思います。



カダフィ派傭兵の画像も集めていますが、やはりメディア規制
されているせいか中々出てきません。フランス語圏の黒人傭兵と
言われていますし、カダフィ派の正規兵とも違いますし反乱軍
にも見た目などですぐに分かってしまうようです。  


Posted by 明日香太郎 at 00:56中東・アフリカ

2011年02月17日

ANA装備


アフガニスタン国軍画像が少し貯まってきましたので(^^




ポーランド軍兵士と一緒に家庭訪問です。




ごめんくださーい、ANAでーす。


住宅を訪問するのに外国人の兵士がズカズカ行くわけにも
いかないので、言葉も介する国軍兵士がまずはノックします。

覆面してたりしますし十分怖いですね(^^;




今は街中のパトロール任務から、大規模な戦闘になる事は
ほとんど無いようですが、住民の中に反政府勢力新派が
居るかも知れない状況では、国軍兵士や警察官は報復を恐れて
覆面をして職務に付く人もまだ多いです。




ルーマニアFPKを構える狙撃手。

米軍兵士とともに、高低差のあるポジショニングでの
射撃訓練のようです。


当然水平状態だけでの先頭じゃないですから、こういった
訓練も必要なんですね。

サバイバルゲームでも仰角・俯角で飛び方変わってきますし(-ω-




米空挺チームとのタスクフォースです。

ANA兵士はあまりパリっとした装備ではないですが、
私はこのくらいのゆったり装備が好きですね(^^


TANのコットンバンダリアが基本ですが、先頭の人だけ
EAGLEタイプのものを装備してます。あせたODの上下
だけですし、再現はしやすそうです(^^




フォアグリップ無しのAIMSにGP-25ランチャー。

そして手にしたペットボトルと、小脇に抱えたMREが
想像力を掻き立てます。お弁当?(^^;




フラッグパッチがベストのポケットのフラップ部分に
結構ぞんざいに貼り付けられています(^^;

米兵に迷彩服のANA兵士、グレーの作業服の警察官?
にブルーのリュックをした先ほどの兵隊と、なにやら
かなりチームが混ざっているみたいです。




ベストだったり、ショルダーのバンダリアだったり、
テープでのマガジン結束だったり、戦闘服の色や装具類、
左の人はなぜかライフル2丁もってたり、色々突っ込み
どころが多いチームです(^^;

被り物もニットキャップ・ベースボールキャップ・バンダナ
とてんでバラバラですが、全体的な「こけた」感が何とも
言えないカラーをかもし出しています(^^




ハンガリー製のAKMSにGP-25ランチャー。GP-25が
なんだか珍しいつや消しです。G&Pのやつみたい(^^;


以前よりもGPランチャーのメディア露出が増えている
ような気がしますので、旧共産圏の国からドカっと納入
されたのかもしれません。

カートレスでダブルアクションハンマーのGPランチャーは
単純で使いやすく、手っ取り早く分隊火力を上げれます(^^



現地国軍兵士装備はヒストリカルイベントの味付け役として
とても重要かつ「遊べる」ポジションなのでぜひぜひユーザー
が増えてほしいところです(^^
  


Posted by 明日香太郎 at 21:32中東・アフリカ

2011年02月07日

エジプト情勢


混沌としているエジプト情勢。


チュニジアのデモによる政権交代から波紋した反大統領運動に、
デモの鎮圧や暴動による死者数は300名を超えていると言われいます。


ムバラク大統領の辞任表明も今年9月の大統領選挙に出馬しないと
いう意味なので、即時辞任を求める反ムバラク派のデモは続きます。


そんな最中、ヨルダンとイスラエル寄りのパイプラインが何かしら
の要因で炎上中。「攻撃」「破壊工作」などとも報道されていますが、
その影響でヨルダン・イスラエルへの送油はストップし、デモの
波紋は中東諸国に大きく広まっていきそうです。




投石からポリカーボネイトシールドで身を守る機動隊。

隠れてない警察犬が可哀そう(>_<


民主的なデモのはずですが、一部血気盛んな人たちにより
暴動状態になってしまい、皆が興奮した状況ではすぐに周囲に
広まります。

当然ですが基本は非武装です。デモですので。




メディアの人間もデモ隊側に多数入っています。

昔のデモや暴動では、撮影後にフィルムを物理的に輸送
するしかなかったですが、今は衛星通信機でダイレクトに
送信する事が出来ます。


電話・ネット回線遮断などの物理的措置をしても、中々
隠蔽しきらないですね。

キッカケとなった隣国チュニジアの2010年末ジャスミン革命も、
インターネットによる呼びかけにより実現したと言われています。

ネットのグローバリゼーションを受け入れた国家では、情報
統制による独裁は不可能なのかもしれません。という事は、
当然その逆も、と考えられますね(^^;




一部デモに同調する国軍兵士も出てきています。兵士も
国民ですし、体制に講義する権利はあるはずです。

ただ、そこで武力行使に出てしまうとクーデターになって
しまいます(-ω-




ナイフなども厳禁のはずですが、何かしらの武器を手にして
いるデモ参加者も少なくないようです。

このあたりから垣間見るに、完全に民主的な抗議によるデモ
ではなさそうです。


クーデターによって出来た国家であっても、そのご平穏ならば
良いという考え方もありますし、外国人がとやかくいう部分
では無いのかもしれません。

ですがエジプトなどでは隣国に多大な影響を与えかねませんので、
あまりこういった武装闘争は・・・と思います。

もちろんいわゆる「クリーンハンドの原則」が適応されない
状況なのでこういった事になってしまっているんでしょうけども(-ω-




施設警備にあたる国軍兵士。

暴動以外の場ではそれほど緊張感がないのか、表情も
緩んでいます。


ライフルはエジプト仕様のMPi-KMS。戦闘服などは以前
よりも随分近代化されたと思いますが、軽火器はあまり更新
されてないようでほとんど皆MPiです。




炎上する与党本部ビル。




疲れた表情の兵士。




軍隊や警察ではない、大統領支持派の方々らしいです。

マフィアみたいな風体が恐ろしいです(^^;



写真ひとつひとつで、その場その場の感想や意見は出てきますが、
中々実際の状況までは分かりません。

ただ、ムバラク大統領が即時辞任したり、政府機能を維持出来なく
なった場合でも、このデモはマトモに終焉するんでしょうか。


現政権を打倒した際に、主権を握るであろう革新派政治家の
名前は数人上がっていますが、皆祭り上げられているだけなのか
その後のビジョンがあまり見えてきませんね。  


Posted by 明日香太郎 at 22:27中東・アフリカ

2011年01月22日

アフガン・パキスタン拳銃事情


中東、南東地域のピストル事情。




以前から露出が多い機種はやっぱりトカレフ(^^

ですが、ソ連・ロシア製ではなく、中国製の54式拳銃が多いようです。

スライドのセレーションが細かいのが特徴のTT-33後期型や他の
ソ連製型に近いですが、中東周辺ではほとんどが中国製です。


エンフィールドのリボルバーも見えますね。50年以上経っている
ピストルなどは、すでに世界中のどこにあっても不思議では
ないです(^^;




以前も紹介したトカレフ消音銃。こちらも中国製。


ハドソンのトイガンベースで画策中(^^;




モーゼルのトップローディング10連発。

M712ではなく、これのトイガンが出ればなと思います。渋いです(^^




パキスタンの武器工場。

フライスまでありますが、位置決めは手動です(^^;

材料に絵を描いて手作業で削っていくみたいです。




いろんな軽火器を作っていきますよ(^^




M92のショートバレル、ブリガディアスライド(^^;

M92エリートやサムライエッジ(バイオハザード)などにも
使われている強化スライドですが、中南東で子供が持っている
というのがとてもシュールです(^^;;




こちらはたぶんアフガニスタン。

既製品のコピーではないのか、シルエットからは機種が分かりません。

何かを参考にしたオリジナルでしょうか?




ハーフシルバーのトカレフ。何となく垢抜けた感じで
結構かっこいいかも?(^^




私服警官が構えるP1(P-38)ピストル。

ドイツからアフガニスタンに1万丁供与されたそうで、
警察を中心に使用されています。

そのうち流出品として民兵も使い出すと踏んでいます(^^




こちらはS&W SIGMA。同じような米国からの供与品ですが、
P1よりも供与数が多いのか、メディア露出はこちらのほうが
圧倒的に多いです。近代的なシグマを優先的に支給しているのかも。



アフガンの平原での戦闘の場合、拳銃はほとんど意味が
無いようです。そもそも正規兵でも拳銃を皆が携行しだした
のは最近の事です。


アフガンやコーカサスの民兵を見ていると、案外拳銃を
携行している民兵が多いですが、それはサイドアームとして
の意味に加えて、見栄えを気にして持っているように見える
場合もありそうです。

目立つ位置に下げてみたり、ホルスターに派手な装飾を
してみたりなどです。実際の野戦では拳銃を一丁持つなら
ライフルの弾装を二つ持った方がほとんどの場合有効です。

ムジャヒディンのほとんどは自らを兵士ではなく戦士だと
考えていますので、やっぱり見栄えも大事なんだと思います。

そのあたりは、中世や日本の戦国時代の武装にも近いですし、
サバイバルゲーマーの装備趣向にも通じるかもしれません(^^  


Posted by 明日香太郎 at 23:28中東・アフリカ