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2008年08月20日
アブハジア軍
グルジア領内で南オセチア自治州と同じように独立運動が盛んな
アブハジア自治共和国。
体制や軍隊もオセチアよりいくぶんシッカリしてる感じです。
アブハジア自治共和国は、グルジアが連邦から外れた当初から脱グルジアの
ための紛争を続けており、90年代にはチェチェン解放軍で有名なシャミル・バサエフ
司令官率いるチェチェン大隊と、対グルジア戦を共闘したりしています。
アブハジアのアブハズ人の大半はイスラム教徒で、チェチェン大隊はイスラム
義勇兵としての支援のようです。が、当時のチェチェン大隊を支援していたのは
ロシアGRU(参謀本部情報総局)であると言われ、そのあたりの事情から
現在にいたる連邦内の対イスラムゲリラ戦自体がロシア連邦による自作自演
であるという話もあります。ひじょーにヤヤコシイです(^^;
現在のアブハジアはロシアの支援により独立運動をしており、銃器、装具、車両
や航空機まで基本的にロシア装備です。
アブハジア軍装備は旧東側の流れを組んでますが、民兵装備との境界は
ギリギリといった感じです。アブハジア自体ほとんどの国に独立国として承認
されていないので、国際的に見れば民兵装備になりますが(^^;

AKMにGP-25、KLMK迷彩パンツに迷彩タンクトップ。
ロシア兵とどう違うのか表しにくいですが、画像を見てもなにやら雰囲気が違います。

こちらはAIMS。でもハンドガードがロシア製に見えます。ストックだけ入手して、
ロシア製AKMに取り付けしているのかもしれません。たしか付くはずです(^^;
全体的にみてロシア製のAKM/AK74の固定ストックと、ルーマニア製の
AKS(AIMS/AIMS-74)の画像が多いです。

固定ストックAK-74に止血帯巻き。
ロシアで使わなくなった固定ストックのAKを全部あげちゃったんでしょーか。

お昼寝中。よく見るとAKS-74Uにも止血帯巻き巻き。

なんちゅう夏場ゲーマー装備(^^; こちらもAK-74に止血バンドまきまき。
ロシア兵の場合は固定ストックにはあまり巻かない印象がありますね。
というかロシア軍で固定ストック自体が少ないかもしれませんが。

なんとかいう有名なジャーナリストさんらしいです。
あと後ろに居るのはロシア兵じゃなくアブハジア兵のようで、装備的には90年代
初頭までの装備をまるままお下がりで貰ってるような??
アブハジア兵もよくロシアと同じシマシマのシャツを着ています。
ストックに止血帯を巻いているのも、むしろロシア兵よりよく見る気がします。

パルチザンカモ(?)にGP-25付きAIMS。ストックにはグレーの止血帯とGPリコイルパッド。
ベストはANA-Grad2?? これはなかなかカッコイイです(^^
(後注:Smershというサスペンダーキットのようです(^^;)
アブハジア人の一部にはロシアがロシア国籍を発行しているようです。
南オセチアでもそうですが、他国民に国籍を発行して自国民とし、それらが
危ないからと軍事行動の根拠にするとは中々あくどいですね(^^;
グルジア側には米陸軍が加担してますし、武器関係はCIAも動いているでしょうし、
米露対立の最前線の緊張度はますます上がってます。
(まだいくつか画像があるので続きます)
タグ :アブハジア