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2008年04月04日
AKサイトポスト
PDI製のAKフロントサイトポスト。ネジシリーズ第2弾です(^^;
グリップスクリュー同様、パっと見全然わかりません。
一応コダワリポイントは、シルエットのエッジの鋭さです。フロントサイトとしては重要です。
マルイAK47・イノカツ対応。マルイAK74MN非対応です。
(これは試作品ですので浅染めです。製品はもっと黒々しいです。)
これはたぶんグリップスクリューほど売れないでしょうが、INOKATSUの旧キットを
販売していたGUARDERのAKキットの場合、サイトポストは付属せずマルイの
流用でして、なんとなく釈然としない方も居られたようです。
下側の外方向へテンションを掛けるカットは省略しています。イノカツならともかく、
マルイのジンクの場合ネジのエッジで削れてしまいそうなのもありますし、
隠れてしまう部分ですし(^^;
取り付けはマルイAK47付属のレンチで行いますが、基本的にフロントサイトポストは
調整するものなので「締め込む」事はありません。
それだとモノによっては若干緩みやすいものもあります。
その場合はネジ止め剤ですが、こういった締め付けトルクの掛からない部分に一般的
な中強度以下のネジ止め剤を使用してもちゃんと止まらない場合が多いです。
ネジ止め剤は「嫌気性接着剤」と呼ばれる種類のもので、ネジ間が完全にピッチリと
くっつく(締め付けトルクによって圧力が掛かる)状態でないと接着力は発揮しにくいです。
ですが、空転状態のネジも固定できるネジ止め剤は、高強度または永久固定タイプ
というもので、ひっつけてしまうとまず取れません。調整不可能になります(^^;
そこで空転ネジのネジ止めにオススメなのが、普通のゴム系接着剤です。
私がよく使うのはセメダインのスーパーX。画像のものは速乾性のX2です。
空転ネジの固定は、要は抵抗があればいいわけで、こういうゴム系接着剤をほんの
わずか(つまようじの先程度)ネジにつけてやれば調整後数時間で固定されます。
固定といっても、手で回しにくい程度でレンチで簡単に取れますし、固まった接着剤自体も
ぺりぺりと剥がれます。
ネジ止め剤は中強度以下のものでも、M8以上の大径ネジなどでガッツリとトルクを掛けると
かなり外れにくくなる場合があるので注意です。
そこでゴム系接着剤なんですが、なんで?と言われると、以前乗っていたバイクの
サービスマニュアルにそうあったからです。
KAWASAKIのZXR750Rだったんですが、サービスマニュアルには「ボンドで緩み止め」と
名指しで書いてました(^^; カワサキ純正がボンドだったのか、接着剤の総称として
名称を使ったのかよくわかりません(^^;;
AKフロントサイトポストのついでに、PDIさんから電動ガン用のパルソナイトシリンダーが
再販されました。低抵抗処理のシリンダーです。処理のおかげで真っ黒けです。
私もそうですが、INOKATSUユーザーはセレクターを下げた時にシリンダーの金色が
気に入らないという人が多いと思います。それの対策部品になりそうです、この
パルソナイトシリンダーは(^^
メカボックス自体は外側のみ塗装すればOKです。オススメはホームセンターなどの
安価な「鉄・木部・汎用ラッカースプレー」。仕上がり重視の模型用よりよほど強力です。